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電気化学測定の必須知識と材料開発、評価への活用方法

電気化学測定の必須知識と材料開発、評価への活用方法

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、電気化学測定の基礎から解説し、実験結果の解釈の仕方について詳解いたします。

開催日

  • 2014年1月28日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 電気化学測定法
  • 界面科学
  • 図表に頼らず自ら考える強力さ

プログラム

 化学二次電池、湿式太陽電池、電気二重層キャパシタなど、電気化学は電気エネルギーの有効利用に欠くことのできない分野です。さらに、ナノ材料、機能性膜、防蝕、電解などの多岐の分野に利用されています。誰でも電気化学手法を利用できるように、考え方と技術を紹介いたします。個別技術の紹介のたびに実演をいたします。
電気化学測定の初めての方も熟練した方も、解決の糸口をつかむために、基礎から考えるために役立つ情報を提供いたします。

  1. 身の回りの電気化学
    1. デジボルによる水の抵抗測定? (イオン伝導、電位とは)
    2. 電池を海に落としたら? (電極反応、イオン化傾向、電気二重層)
  2. 電気化学の基礎
    1. 電極電位の考え方、電気化学平衡
    2. 電気二重層の構造 (なぜ電極反応が起きるか)
    3. 電流を決める因子 (物質移動、電流―電位ー時間の関係)
  3. 電気化学測定法の基礎知識
    1. 測定の基礎技術 (装置、電極、平衡の測定、速度の測定)
    2. 二電極式と三電極式測定法 (酸化と還元の分離)
    3. 測定法の一般理論、物質移動、電極反応、化学反応
  4. 定電位電解法
    1. 考え方と必要な装置、パルス法への展開
    2. データの解釈:利点と欠点、実用性
    3. 定常状態を作る方法 (微小電極法、回転電極法、流動法)
    4. 定電位電解実験
  5. サイクリックボルタンメトリ (電位掃引法、CV)
    1. 原理:何がわかるか、最低限何を述べればいいか
    2. 装置際、方法 (電位範囲、掃引速度、破壊測定の利点、多重掃引)
    3. 測定結果の解析 (ピーク、波の出現条件、平衡か速度か)
    4. 理論的解釈 (拡散律速電流、吸着波、静電容量電流)
    5. ボルタンメトリ実験
  6. 交流インピーダンス法
    1. 歴史、考え方と必要な装置
    2. 等価回路の考え方、実用例と危険度
    3. 伝導度測定の原理と実際、解釈法
    4. 静電容量測定、スーパーキャパシタへの応用
    5. インピーダンス測定の実験
    • 質疑応用・名刺交換

講師

会場

大田区産業プラザ PiO

6F D会議室

東京都 大田区 南蒲田1-20-20
大田区産業プラザ PiOの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,667円 (税別) / 44,800円 (税込)
複数名
: 35,667円 (税別) / 37,450円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名で参加の場合、1名につき 7,350円割引
  • 3名で参加の場合、1名につき 10,500円割引 (同一法人に限ります)
本セミナーは終了いたしました。