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アジアのコンパウンド市場と日本企業の海外展開

アジアのコンパウンド市場と日本企業の海外展開

~Compound Market in Asia and Overseas Deployment of The Japanese Companie~
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概要

本書は、アジア各国の汎用樹脂、エンプラ最新受給データをまとめ、アジア各国および米国のコンパウンドメーカー約300社の生産品目、所在地を収録いたしました。
また、日本のレジンおよびコンパウンドメーカーの事業展開と海外進出状況を詳述し、日本国内の樹脂別業界構造とコンパウンド生産体制、需要動向を分析いたしました。

ご案内

  • 2023年2月22日: 好評につき完売、絶版。
  • アジア各国の汎用樹脂、エンプラの最新需給データを満載
  • アジア各国および米国のコンパウンドメーカー約300社の 生産品目、所在地を一挙収録
  • 日本のレジンおよびコンパウンドメーカーの事業展開と海外進出状況を詳述
  • 日本国内の樹脂別業界構造とコンパウンド生産体制、需要動向を分析

刊行のねらい

 自動車、電子・電気機器、OA機器は生産拠点のアジア移転が急速に進み、樹脂業界は空洞化現象に直面している。需要業界は生産の移転で国際競争力を強化しているが、樹脂業界は国内市場が縮小する一方、欧米や急速に台頭してきたアジア系メーカーとのコスト競争力を強いられ、二重の苦境に立たされている。
 樹脂業界は大型の事業統合を行い、コストダウンを推進して国際競争力の回復を目指す一方、樹脂のアジアの生産体制を増強し、空洞化現象に対応している。アジア市場で需要を拡大するためにはユーザーと直結するコンパウンド事業が重要なキーである。本レポートはアジアの樹脂の需給、コンパウンド体制、日本の樹脂およびコンパウンドメーカーの海外進出を中心に編集した。
 第1章はアジアの国別樹脂別メーカー別供給能力推移、樹脂別国別需要推移を2001年までの最新データを時系列にまとめ、可能な限り予測も行い、第2章で300社に及ぶアジア各国、米国のコンパウンドメーカーの所在地、対応樹脂を収録している。第3章、第4章では樹脂およびコンパウンドメーカーの生産体制、海外進出状況をまとめている。第5章では樹脂別にメーカー別生産能力の変動、需給などの業界動向、コンパウンドの需要動向と用途を中心にまとめた。

2002年6月 シーエムシー・リサーチ 編集部

目次

第1章 アジアの合成樹脂需給構造とコンパウンド

  • 1. アジアのコンパウンド事業動向と樹脂別国別需要推移
    • 1.1 アジアのコンパウンド事業動向
    • 1.2 国別の特徴
      • (1) 韓国
      • (2) 台湾
      • (3) タイ
      • (4) マレーシア
      • (5) シンガポール
      • (6) インドネシア
      • (7) 中国,香港
    • 1.3 アジアの合成樹脂国別需要推移
      • 表1.1 汎用樹脂国別需要量
      • 表1.2 汎用樹脂国別需要推移
      • 表1.3 エンジニアリング樹脂国別需要量
      • 表1.4 エンジニアリング樹脂国別需要推移
  • 2. アジアの汎用樹脂国別需給バランス
    • 表2.1 アジアのポリオレフィン系樹脂国別需給バランス推移
    • 表2.2 アジアのスチレン系樹脂国別需給バランス推移
    • 表2.3 アジアの塩化ビニル樹脂国別需給バランス推移
    • 表2.4 日本の汎用樹脂需給バランス推移
    • 表2.5 日本のエンジニアリング樹脂需給バランス推移
  • 3. アジアの汎用樹脂国別メーカー別生産能力
    • 表3.1 アジアのポリエチレン樹脂国別メーカー別生産能力
    • 表3.2 日本のポリエチレン樹脂メーカー別生産能力 (1)
    • 表3.3 日本のポリエチレン樹脂メーカー別生産能力 (2)
    • 表3.4 アジアのポリプロピレン樹脂・国別メーカー別生産能力
    • 表3.5 アジアのPS樹脂・国別メーカー別生産能力
    • 表3.6 アジアのABS樹脂・国別メーカー別生産能力
    • 表3.7 世界のMBS樹脂・国別メーカー別生産能力
    • 表3.8 アジアの塩化ビニル樹脂・国別メーカー別生産能力
  • 4. アジアのエンジニアリング樹脂・国別メーカー別生産能力
    • 表4.1 世界のPC樹脂・グループ別増設動向
    • 表4.2 世界のPC樹脂・グループ別メーカー別生産能力,新増設計画
    • 表4.3 アジアのPC樹脂・メーカー別生産能力,増設計画
    • 表4.4 世界のPOM樹脂グループ別メーカー生産能力,増設計画
    • 表4.5 アジアのPOM樹脂・国別メーカー別生産能力,増設計画
    • 表4.6 アジアのPBT樹脂・国別メーカー別生産能力,増設計画
    • 表4.7 世界の変性PPE樹脂・国別メーカー別生産能力,増設計画
    • 表4.8 アジアのナイロン66・国別メーカー別生産能力,増設計画
    • 表4.9 アジアのナイロン6・国別メーカー別生産能力,増設計画
    • 表4.10 世界のPPS樹脂 (ニートレジン) ・国別メーカー別生産能力,増設計画

第2章 世界のコンパウンドメーカー

  • 1. 米国のコンパウンドメーカー
    • 表1.1 Materials Key & Services Key
    • 表1.2 米国のコンパウンドメーカー
    • 表1.3 米国のコンパウンド上位メーカーのシェア
    • 表1.4 欧州のコンパウンドメーカー
  • 2. アジアのコンパウンドメーカー
    • 表2.1 台湾のコンパウンドメーカー
    • 表2.2 台湾の再生レジンメーカー
    • 表2.3 マレーシアのコンパウンドメーカー
    • 表2.4 タイのコンパウンドメーカー
    • 表2.5 シンガポールのコンパウンドメーカー

第3章 レジンおよびコンパウンドメーカーの生産体制と海外進出

  • 1. レジンメーカーの生産体制とコンパウンド海外進出
    • 1.1 旭化成
    • 1.2 出光石油化学
    • 1.3 宇部興産
    • 1.4 住友化学工業
    • 1.5 電気化学工業
    • 1.6 帝人化成
    • 1.7 東レ
    • 1.8 ポリプラスチックス
    • 1.9 三井化学
    • 1.10 三菱化学,ガス化学グループ
    • 1.11 三菱レイヨン
    • 1.12 その他メーカー
  • 2. 日系コンパウンド企業の海外進出状況

第4章 コンパウンドメーカーの事業展開

  • 1. アプコ
  • 2. 旭化成カラーテック
  • 3. 旭ファイバーグラス
  • 4. 朝日化工
  • 5. いその
  • 6. 石塚化学産業
  • 7. エヌピー化成
  • 8. エムアイ化成
  • 9. オーケー化成
  • 10. 大塚産業
  • 11. 川崎三興化成
  • 12. カルプ工業
  • 13. コテック
  • 14. 採華化学工業
  • 15. 山陽化工
  • 16. 阪本薬品工業
  • 17. 三協化学工業
  • 18. 新興化成
  • 19. 住化カラー
  • 20. セツナン化成
  • 21. 宗和化学
  • 22. 大日本インキ化学工業
  • 23. 大日精化工業
  • 24. 高六商事
  • 25. 燕化学工業
  • 26. 東京インキ
  • 27. 東洋プラスチック精工
  • 28. 日本ピグメント
  • 29. 日本カラリング
  • 30. 日弘ビックス
  • 31. 日泉化学
  • 32. ハイテック・ケム
  • 33. プラス・テク
  • 34. ヘキサケミカル
  • 35. リケンテクノス

第5章 樹脂別業界動向とコンパウンド

  • 1. ポリプロピレン樹脂
    • 1.1 業界動向
    • 1.2 コンパウンド体制と用途
    • 1.3 マスターバッチ化のニーズ
    • 1.4 PP樹脂メーカーのコンパウンド事業海外展開
  • 2. PS樹脂
    • 2.1 業界動向
    • 2.1 PS樹脂コンパウンドの需要動向
  • 3. ABS樹脂
    • 3.1 業界動向
    • 3.2 ABS樹脂コンパウンドの需要動向
    • 3.3 ABS/PCアロイの需要動向
  • 4. ポリカーボネート樹脂
    • 4.1 業界動向
    • 4.2 PC樹脂コンパウンドの需要動向
  • 5. 変性PPE (PPO) 樹脂
    • 5.1 業界動向
    • 5.2 変性PPE (PPO) 樹脂の需要動向
  • 6. ポリブチレンテレフタレート樹脂
    • 6.1 業界動向
    • 6.2 世界のPBT樹脂メーカー別生産能力
    • 6.3 国内の需要動向
    • 6.3 PBTコンパウンドの海外進出メーカー
  • 7. 強化ポリエチレンテレフタレート樹脂
    • 7.1 業界動向
    • 7.2 強化PET樹脂の需要動向
  • 8. PPS樹脂
    • 8.1 業界動向
    • 8.2 メーカー別生産能力
    • 8.3 PPS樹脂の需給動向
  • 9. 木粉コンパウンド
    • 9.1 業界動向
    • 9.2 木粉コンパウンドの需要動向
  • 10. 樹脂業界の再編成とコンパウンド業界への影響
    • 10.1 再編成促進の要因
    • 10.2 事業統合の動向
      • (1) ポリオレフィン系樹脂業界
      • (2) スチレン系樹脂業界
      • (3) 塩化ビニル樹脂業界

参考資料 (欧米の汎用樹脂用途別需要推移)

  • 表1 : 米国のPP用途別需要推移
  • 表2 : 西欧のPP用途別需要推移
  • 表3 : 米国のHDPE用途別需要推移
  • 表4 : 西欧のHDPE用途別需要推移
  • 表5 : 米国のLDPE/L-LDPE用途別需要推移
  • 表6 : 西欧のLDPE/L-LDPE用途別需要推移
  • 表7 : 米国のPS 用途別需要推移
  • 表8 : 西欧のPS 用途別需要推移
  • 表9 : 米国のABS/SAN 用途別需要推移
  • 表10: 西欧のABS/SAN 用途別需要推移
  • 表11: 米国のABS/SAN 用途別需要推移
  • 表12: 西欧のABS/SAN 用途別需要推移

出版社

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お問い合わせ

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体裁・ページ数

A4判 並製本 206ページ

発行年月

2002年6月

販売元

tech-seminar.jp

価格

65,000円 (税別) / 71,500円 (税込)