小野 倫也
経歴
- 1997年3月 大阪大学 工学部 精密工学科 卒業
- 2001年3月 大阪大学大学院 工学研究科 精密科学専攻 博士後期課程 修了
- 2001年4月 大阪大学大学院 工学研究科 助手
- 2007年2月 ドイツ・ユーリッヒ研究センターフンボルト研究員 (兼任)
- 2007年4月 大阪大学大学院 工学研究科 助教
- 2013年10月 科学技術振興機構さきがけ 研究員 (兼任)
- 2014年10月 筑波大学 計算科学研究センター 准教授
- 2019年4月 神戸大学大学院 工学研究科 教授
研究歴
- 1997年~ 第一原理計算をデバイス設計に応用すべく、これまでの第一原理計算法とは異なる新しい第一原理数値計算手法として、実空間差分法に基づく計算手法とこれに基づく計算コードRSPACEの開発に従事。
- 2007年~ RSPACEをスピントロニクスデバイスのシミュレーションに使えるようにすべく、高精度化に従事。
- 2013年~ RSPACEを用いてSiC – MOSの界面電子状態・伝導特性解析に従事し、SiC – MOSのキャリア移動度低下が、界面欠陥準位だけでなく伝導帯端の空間的な揺らぎでも起こることを発見。
- 2014年~ RSPACEを京コンピュータやOakforest – PACSで実行し、大規模第一原理伝導計算を実現。
- 2019年~ RSPACEを用いたマテリアル・デバイスデザインに従事。