お客様要求する品質水準を満たす品質保証の最大ポイントとして、機能品質だけでなく、「外観品質」の良否が大きく問われています。この問題をクリア―してお客様の信頼を確保するためには、外観検査の精度向上と具体的な方法の確立が不可欠となります。 本セミナーでは、「検査業務の正しい進め方」、「外観検査における判定精度の管理と向上策」、「パネルの適正管理と外観判定基準の設定方法」、「検査計画時点の外観検査の取り扱い」などについて、豊富な事例の紹介を通じてベテラン講師がわかりやすく解説いたします。

1. 外観検査の課題と自社の問題を明確にする
   1. 外観検査の課題と問題点のチェック
   2. 自社における外観検査の課題と問題抽出
   3. 外観検査の目的と不良ゼロの取り組み
2. 品質管理における官能・外観検査の問題点 (特徴) と対応策
   1. 官能検査の種類と特徴
   2. 官能検査のアイマイさをどうしたらよいか
   3. 外観品質不良の基本的対応策
3. パネルの構成と管理ポイント
   1. 外観検査 (パネル) にはどんな人を選ぶべきか
   2. 識別力のあるパネルの選び方
   3. パネルの訓練方法と日常管理
4. 外観品質基準の設定
   1. 限度見本、標準見本の作り方
   2. 効果的な限度見本作りの工夫
   3. 評価基準を一致させるための工夫
   4. 限度見本が作れないとき
5. 検査設計時における外観検査の取り扱い
   1. 検査段階をどうするか
   2. 検査項目の選定とウエイト付け
   3. 検査ロットの構成と検査個数
   4. 外観検査の標準化
6. 質疑・応答とまとめ
• 個別相談会 (希望の方のみ)