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かゆみの診断・治療の現状をふまえた臨床現場が求める新薬像と治療薬開発動向

かゆみの診断・治療の現状をふまえた臨床現場が求める新薬像と治療薬開発動向

~国内外のかゆみ治療の現状とは? / 臨床現場で遭遇する様々なかゆみに対しての対処法とは? / 痒み治療のための新規アプローチと開発動向 / 皮膚科医の医療ニーズとは?~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、国内外のかゆみ治療の現状と医療ニーズをふまえた今後開発すべきポイントについて詳解いたします。

開催日

  • 2020年2月5日(水) 10時00分 16時00分

修得知識

  • 痒みの基礎
  • 新しい痒み治療の可能性
  • 痒み治療薬の開発

プログラム

第1部. 難治性掻痒症治療薬の研究開発

(2020年2月5日 10:00〜12:00)

 痒みは身近な感覚であるにも関わらず、その発生機序などが明らかになってきたのはごく最近のことであり、それ故に痒みに対する治療薬も十分に備わっていないのが現状である。
 痒みの基礎研究に関する最近の知見を紹介しつつ、そのメカニズムに触れ、痒みを抑制するためのアプローチを紹介したい。
 本セミナーでは痒み治療薬に関する最新の臨床開発動向を紹介し、PDE4阻害剤の痒み抑制作用を見出しアトピー性皮膚炎治療薬に応用した演者の経験を踏まえて、動物モデルを用いた痒みの評価方法についても言及したい。

  1. はじめに
  2. 痒みの基礎
    1. かゆみとは?
    2. かゆみの神経生理学
    3. かゆみのメディエータ
    4. かゆみ治療の現状 (国内及び海外)
  3. 新しい痒み治療の可能性
    1. 痒み治療のための新規アプローチ
    2. 痒み治療薬の開発動向
  4. 痒み治療薬の開発に際して
    1. 痒みの動物評価モデル
    2. 痒みモデルを用いた薬物評価事例

第2部. かゆみの基礎と治療の現状をふまえた臨床現場が求める新薬像

(2020年2月5日 13:00〜16:00)

 かゆみの機序、メディエーターやレセプターについての知見を学習するとともに、臨床現場で遭遇する様々なかゆみに対しての対処法について示す。さらに臨床現場ではどのような薬剤が望まれているのかを提案したい。

  1. かゆみの解剖学
    1. かゆみとは
    2. かゆみの分類
    3. かゆみの機序
      1. かゆみの神経生理学
      2. ヒスタミン性かゆみ
      3. 非ヒスタミン性かゆみ
  2. かゆみの臨床
    1. じんましんのかゆみ
    2. アトピー性皮膚炎のかゆみ
    3. その他の皮膚疾患のかゆみ
    4. かゆみとの戦い
  3. かゆみ温故知新
    1. 東洋医学的見地からのかゆみ
    2. かゆみを抑える漢方処方

会場

ドーンセンター

5F 大会議室2

大阪府 大阪市 中央区大手前1丁目3-49
ドーンセンターの地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
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    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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