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かゆみの診断・治療の現状をふまえた臨床現場が求める新薬像と治療薬開発

かゆみの診断・治療の現状をふまえた臨床現場が求める新薬像と治療薬開発

~国内外のかゆみ治療の現状と医療ニーズをふまえた今後開発すべきポイントは~
大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、国内外のかゆみ治療の現状と医療ニーズをふまえた今後開発すべきポイントについて詳解いたします。

開催日

  • 2017年11月7日(火) 10時45分 15時40分

修得知識

  • 痒みの基礎
  • 新しい痒み治療の可能性
  • 痒み治療薬の開発

プログラム

第1部. 難治性掻痒症治療薬の研究開発

(2017年11月7日 10:45〜13:00)

 痒みは身近な感覚であるにも関わらず、その発生機序などが明らかになってきたのはごく最近のことであり、それ故に痒みに対する治療薬も十分に備わっていないのが現状である。
 痒みの基礎研究に関する最近の知見を紹介しつつ、そのメカニズムに触れ、痒みを抑制するためのアプローチを紹介したい。
 本セミナーでは痒み治療薬に関する最新の臨床開発動向を紹介し、PDE4阻害剤の痒み抑制作用を見出しアトピー性皮膚炎治療薬に応用した演者の経験を踏まえて、動物モデルを用いた痒みの評価方法についても言及したい。

  1. はじめに
  2. 痒みの基礎
    1. かゆみとは?
    2. かゆみの神経生理学
    3. かゆみのメディエータ
    4. かゆみ治療の現状 (国内及び海外)
  3. 新しい痒み治療の可能性
    1. 痒み治療のための新規アプローチ
    2. 痒み治療薬の開発動向
  4. 痒み治療薬の開発に際して
    1. 痒みの動物評価モデル
    2. 痒みモデルを用いた薬物評価事例

第2部. かゆみの基礎、治療の現状をふまえた臨床現場が求める新薬像

~皮膚科医の医療ニーズとは?~

(2017年11月7日 13:40〜15:40)

 皮膚科領域において痒みに対する治療の重要度はきわめて高い。特に蕁麻疹、アトピー性皮膚炎、湿疹・皮膚炎群、皮膚瘙痒症などでは、多くの場合内服薬による治療が行われる。本講演では、皮膚疾患における痒みの基礎、痒みに対する治療の現状、皮膚科医が求めている新薬像について述べたい。

  1. 痒みを伴う皮膚疾患とその病態
    1. 蕁麻疹
      • 蕁麻疹の病態
      • 蕁麻疹のガイドライン
      • 蕁麻疹治療のトピックス
    2. アトピー性皮膚炎
      • アトピー性皮膚炎の病態
      • アトピー性皮膚炎のガイドライン
      • アトピー性皮膚炎治療のトピックス
    3. 湿疹・皮膚炎群
      • 湿疹・皮膚炎群の病態
      • 湿疹・皮膚炎群の治療
    4. 皮膚そう痒症
      • 皮膚そう痒症の病態
      • 皮膚そう痒症の治療
  2. 薬剤の選択における皮膚科医師の考え方
    • 抗ヒスタミン薬と抗アレルギー剤
    • 薬理作用の違い
    • インバースアゴニズム
    • 副作用
    • インペアードパフォーマンス
  3. 皮膚科医師が求める薬剤とは
    • 薬理作用
    • 効果
    • 使用方法
    • 副作用
    • 外国との違い
    • 外用薬への期待
    • 保険審査での問題点

会場

滋慶医療科学大学院大学

9F 視聴覚大講義室

大阪府 大阪市 淀川区宮原1-2-8
滋慶医療科学大学院大学の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

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    • 案内登録をされない方は、1名につき46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)
本セミナーは終了いたしました。

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