技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

在宅医療市場参入への製薬企業の戦略と求められる医薬品

超高齢化社会で成長、拡大するビジネスチャンスを掴み取るために

在宅医療市場参入への製薬企業の戦略と求められる医薬品

~患者セグメントの考え方・MRのあり方~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、在宅医療市場参入への製薬企業の戦略と求められる医薬品について詳解いたします。

開催日

  • 2015年7月28日(火) 10時30分 16時45分

プログラム

第1部. 調剤薬局が在宅医療で担う役割と今後の市場について

(2015年7月28日 10:30〜12:00)

在宅医療のニーズが増加している今、保険薬局が担う役割も大きくなっている。保険薬局がどのように在宅医療に関わり、地域医療の一端を担っていくか、今後の市場展望を絡めながら考察する。

  1. 在宅医療にかかわる施設・職種とそれぞれの役割
  2. 在宅医療における保険薬局の業務
  3. 在宅医療における課題
    ~教育性・社会性・収益性の観点より
  4. 今後の市場と保険薬局が担う役割の変化
    ~保険制度の変遷及び今後の予測を含めて
    • 質疑応答

第2部. 今後の在宅医療で求められる医薬品の剤形は?

(2015年7月28日 13:00〜14:30)

障害を有する患者さん (関節リウマチ、脳梗塞、パーキンソン病) が実際に薬を飲むときの状況をビデオで見ていただき、服薬の困難さをご理解いただきたいと思います。その問題点の解決策となり得る口腔内崩壊錠や錠剤に関する研究をご紹介いたします。これらの研究結果が、患者が服用しやすい製品開発のヒントとなれば幸いです。

  1. 障害と服薬支援
    1. 運動障害
    2. 視力障害
    3. 嚥下障害
    4. 粉砕調剤の問題点と簡易懸濁法
  2. 口腔内崩壊錠に関する研究
    1. 口腔内崩壊錠の意義
    2. 崩壊性の比較
    3. 苦味マスキングの比較
    4. 錠剤自動分包機への適応性
  3. 錠剤の大きさと形に関する研究
    1. 口腔内崩壊錠に求められる大きさ
    2. つまみやすい錠剤の大きさと形
    • 質疑応答

第3部. 在宅医療参入における製薬会社が考慮すべきポイント

(2015年7月28日 14:45〜16:45)

  1. 患者セグメント
    患者の特性から考えることの重要性
    1. 常時サポートできる人がいる
    2. 常時ではないが定期的にサポートする人がいる
    3. サポートする人がいない。
    4. 自分でできると思っている人
  2. 日本の人口減少問題
    • 2050年までに、半数以上の自治体は機能しなくなる。
  3. 包装、剤型の重要性
    1. 老人向けの医薬品に求められること
    2. 飲み易さ
    3. 飲み忘れ
    4. アドヒアランス
  4. 患者への情報提供者は誰なのか?
    在宅医療市場の拡大によりMRの活動がかわる
    1. かかりつけ薬剤師
    2. 訪問看護師
    3. ケアマネジャー等
    4. 家族
  5. 医療データと保険制度
    医療データは、もっとも重要な個人情報の一つである
    1. 地域連携
    2. 個人情報保護法
    3. マイナンバー制度
  6. 在宅医療市場へ参入のための戦略立案
    • 企業戦略のなかの在宅医療市場の位置付けについての考察
    • 質疑応答

講師

  • 竹内 大悟
    薬樹 株式会社 店舗運営支援本部 薬局事業支援グループ
    グループマネジャー
  • 倉田 なおみ
    昭和大学 薬学部 社会健康薬学講座 地域医療薬学部門
    教授
  • 新 隆文
    オープン メディカル コンサルティング (Open Medical Consulting)
    代表

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/27 開発段階における治験薬GMP-QA業務と有効期間設定・変更管理 オンライン
2024/6/28 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) 東京都 会場・オンライン
2024/6/28 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 東京都 会場・オンライン
2024/6/28 変更管理・逸脱管理コース (2日間) オンライン
2024/6/28 GMPにおける逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2024/6/28 再生医療等製品における承認審査・申請資料作成/条件及び期限付承認の場合の留意点 オンライン
2024/6/28 経皮吸収製剤における評価と生物学的同等性試験のポイント オンライン
2024/6/28 PIC/S GMP Annex1を踏まえた滅菌製品・無菌医薬品の微生物試験とバリデーションのポイント オンライン
2024/6/29 非無菌医薬品における微生物学的品質管理の必要レベルと微生物限度試験法実施事例 2023 オンライン
2024/7/1 ASEAN各国の医薬品申請のための薬事制度と申請資料作成方法 オンライン
2024/7/2 試験検査室管理におけるGMP対応の重点チェックポイント オンライン
2024/7/2 GMP/GQP-QAが行うべき逸脱管理とCAPAの適切性の評価とチェックリストの活用 オンライン
2024/7/2 GMP省令改正における原材料供給者管理への対応と原薬・原料・資材各々の取決め事例 オンライン
2024/7/2 ICH Q3D/日局をふまえた元素不純物管理 (新薬・既存薬) のための分析・試験法設定のポイント オンライン
2024/7/3 規制当局GMP査察における指摘事項と重大な指摘を回避するための事前対応のポイント オンライン
2024/7/3 医薬品QA業務 実務講座 オンライン
2024/7/3 医薬品の知財制度と特許戦略 入門講座 オンライン
2024/7/3 「バイオ医用高分子」入門 東京都 会場・オンライン
2024/7/3 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/7/3 変更管理・逸脱管理コース (2日間) オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応
2010/10/28 薬物動態(「ヘ」項)試験におけるデータ・試験の信頼性確保・保証とQC・QA手法/タイミング
2010/8/20 3極GMP査察対応シリーズ
2010/5/27 CMCレギュレーションとドラッグマスターファイル(DMF)作成入門
2010/4/20 高血圧対応製品の研究開発動向と市場分析
2009/6/5 非GLP/GLP試験・医薬品製造の国内・海外委託と適合性調査対応
2009/2/23 社内監査の手引き
2009/2/10 臨床試験におけるEDCに関する信頼性調査への対応実践講座