技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

体外診断用医薬品 (IVD) の臨床開発戦略と薬事申請における留意点

体外診断用医薬品 (IVD) の臨床開発戦略と薬事申請における留意点

~臨床研究/臨床性能試験/薬事 (日欧米) ・保険申請のポイント~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、体外診断用医薬品について取り上げ、事業ビジョンの実現を加速するために必要な要素、今後の展開と課題について市場ニーズや最新の知見をまじえて解説いたします。

開催日

  • 2021年11月25日(木) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 体外診断薬を取り巻く環境変化
  • 体外診断薬開発の全体像とポイント
  • 迅速診断法の期待される領域と要素技術
  • 臨床性能試験の実務と留意点

プログラム

 近年、サイエンスの著しい進歩・発展により, 細胞治療, 遺伝子治療, 再生医療といった多様なモダリティが登場しています。
 がん領域においては、ゲノム医療に向けたコンパニオン診断薬、パネル検査の薬事承認に伴い、より効果が高い治療薬の選択が可能になっています。感染症においても、疾病の重篤化や合併症を防ぐため、早期診断、早期治療がきわめて重要であり、冠動脈疾患、急性肝炎等の急性疾患においても同様です。
 一方、慢性疾患の多くは,遺伝素因と環境因子が長期間に渡って複雑に関わり合い発症にいたりますが、急性疾患と同様に、新たなバイオマーカーの探索・同定など精度の高い早期診断技術の開発とエビデンスに基づく先制医療への期待がますます高まっています。
 本セミナーでは、これらの事業ビジョンを達成するために必要な要素技術と臨床開発、薬事戦略、今後の展開及び課題について、近年の技術・市場動向に加え、新型コロナウイルス感染症の最新情報をまじえて解説します。

  1. 体外診断用医薬品 (体外診断薬) と薬事規制
    1. 体外診断薬 (IVD) 開発・上市のプロセスと留意すべき点
    2. 臨床研究、臨床性能試験並びに薬事・保険申請のポイント
    3. 先制医療におけるIVDの重要性と新規開発の要素技術
    4. 最新の技術・市場動向とコロナ渦における今後の展開
  2. がん診断と治療法の進歩
    1. プレシジョン医療におけるIVDの位置づけ
    2. 科学的エビデンスに基づく早期発見と有効な早期治療の重要性
    3. 個別化医療のためのクリニカルシークエンスデータの活用と課題
    4. 事業戦略策定及び推進のポイント
  3. 感染症の迅速診断
    1. 医療における感染症迅速診断の意義
    2. 発症メカニズムの解明と基礎研究の重要性
    3. 敗血症の診断と治療に有用な要素技術
    4. バイオマーカーの探索・開発におけるポイント
    5. 事業の成功要因とロールモデル
  4. 先制医療の対象疾患と要素技術
    1. 要素技術の多様性と最近の進歩
    2. 冠動脈疾患、認知症の早期診断法
    3. 早期治療を可能とする新規バイオマーカーの探索
    4. 臨床開発戦略の立案と留意すべき点
    • 質疑応答

講師

  • 田村 弘志
    LPS (Laboratory Program Support) コンサルティング事務所
    代表

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/3 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2024/7/3 仮想医薬品例示で基本レギュレーションを理解し、効率的にCMC申請資料を作成するポイント オンライン
2024/7/4 抗体医薬品の品質管理 オンライン
2024/7/4 リスクマネジメント/ワーストケースアプローチに基づく洗浄バリデーション実施 (残留限度値・DHT/CHT設定など) と残留物の評価法 オンライン
2024/7/4 バイオ医薬品製造におけるGMP対応をふまえたプロセス開発からの設備設計・スケールアップ オンライン
2024/7/5 医薬品製造現場における少人数体制のQC/QA業務効率化/コスト削減 オンライン
2024/7/5 改正GMPに対応する技術移転/移管での同等性評価とバリデーション/作業者教育 オンライン
2024/7/5 製造サイトにおけるデータインテグリティの実務対応のポイント オンライン
2024/7/5 経皮吸収の基礎と評価方法 オンライン
2024/7/8 新規モダリティ医薬の市場規模/薬価/売上予測と事業性評価 オンライン
2024/7/8 mRNA-LNP医薬品における製剤化・製造・品質管理と品質審査の論点 オンライン
2024/7/9 医薬品市場予測・マーケティング 基礎と応用 オンライン
2024/7/9 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保 / 分析法バリデーションに必要となる統計解析 / 基準値設定・分析法変更/技術移転時の同等性評価 (3コース) オンライン
2024/7/9 品質管理試験室にむけたQC点検と信頼性確保の対応 オンライン
2024/7/9 GMPにおける逸脱・不備・不整合からのCAPA運用・手順・管理と逸脱防止対策 オンライン
2024/7/9 再生医療等製品における承認審査・申請資料作成/条件及び期限付承認の場合の留意点 オンライン
2024/7/9 日本特有の要求対応をふまえた海外導入品のCMC開発対応とCMC申請資料 (日本申請用) 作成 オンライン
2024/7/10 分析法バリデーション基礎講座 オンライン
2024/7/10 品質不正事案を踏まえたGMP手順書および記録書の管理体制の見直し オンライン
2024/7/10 PIC/S GMP Annex1を踏まえた滅菌製品・無菌医薬品の微生物試験とバリデーションのポイント オンライン