技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

図解とExcelで学ぶデリバティブ実務のすべて

リスク管理ワークショップ

図解とExcelで学ぶデリバティブ実務のすべて

~資産価格評価の基礎からCVAリスク/マルチカーブまで~
東京都 開催 会場 開催 1人1台PC実習付き PC実習付き

開催日

  • 2019年4月17日(水) 9時30分 16時30分
  • 2019年4月24日(水) 9時30分 16時30分

受講対象者

  • 総合商社、電力・ガス会社、金融・保険、年金・共済、IT会社、監査法人、コンサルティング会社、シンクタンク、官公庁、独立行政法人にお勤めの方
  • デリバティブ/リスク管理を実務に即して習得したい方

プログラム

 わかりやすいデリバティブ理論と実務の本として著名な『デリバティブのすべて』 (日本実業出版社) の著者の田渕直也氏から、 デリバティブとリスク管理の基本からその応用への流れをExcelを活用しながら実践に役立つよう解説してもらいます。
 1日目は、フォワード、スワップなどデリバティブ・キャッシュフローの評価、ブラック・ショールズ・モデルやモンテカルロ・シミュレーションを用いた オプションのプライシングなど、基礎的な概念から実践的な計算方法まで幅広く解説していきます。
 2日目は、デリバティブ取引に伴うマーケットリスク、カウンターパーティ・クレジットリスク (CVAリスクを含む) の管理方法を取り上げるとともに、 OISディスカウントとマルチカーブ構築について解説します。また、バーゼル規制強化、マイナス金利の影響など、最新の動向についても織り込んだ内容となっています。
 デリバティブ評価とリスク管理の基本と応用の計算がExcelでできるようになることを目指します。

第1回 入門編

  1. デリバティブの基本
    • デリバティブの全体像
    • フォワード取引、スワップ取引
    • クレジット・デリバティブ
    • オプション取引と様々な仕組み商品
  2. フォワード/スワップ価格評価
    • アービトラージ・フリーの原則とキャッシュフローの評価
    • フォワードレートの計算とその意味
    • キャッシュフローの変換
    • 通貨スワップの計算
    • CDSとデフォルト確率
    • マイナス金利とスワップ評価上の課題
  3. オプション評価の理論
    • オプションの価格計算の考え方
    • GBM (幾何ブラウン運動) と対数正規分布
    • ブラック=ショールズ・モデル
    • 金利オプションの評価
    • 解析解と数値計算
    • モンテカルロ・シミュレーションによる数値計算
    • マイナス金利とオプション評価の実際
    • 仕組債の組成

第2回 応用編

  1. センシティビティによるリスク計測とヘッジ
    • センシティビティによるリスク計測とヘッジの考え方
    • オプションのリスク
    • エキゾチック商品のリスクヘッジ
  2. マーケットリスク管理
    • 分散共分散法による市場VaRの計測
    • VaR計測手法の比較
    • VaRと期待ショートフォールの限界とリスク管理の高度化
  3. カウンターパーティ・クレジットリスクの管理
    • OTCデリバティブにおけるカウンターパーティ・クレジットリスク
    • CVAの計測とCVAリスクのヘッジ
    • 信用リスク削減手段とCCPへの清算集中、証拠金規制
    • 信用VaRの計測手法、バシチェック・フォーミュラとクレジット・メトリクス
    • 格付遷移行列とモンテカルロ・シミュレーションによる信用VaR計算の実際
  4. OISディスカウントとマルチカーブの構築
    • 担保の存在がデリバティブの価格を変える
    • OISディスカウントのポイント
    • ベーシスを考慮した評価体系
    • マルチカーブの構築

講師

  • 田渕 直也
    シグマベイスキャピタル株式会社
    シニアフェロー

会場

シグマベイスキャピタル 株式会社
東京都 中央区 新川1-3-10 旭ビルディング5階
シグマベイスキャピタル 株式会社の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 75,000円 (税別) / 81,000円 (税込)
複数名
: 67,500円 (税別) / 72,900円 (税込)

割引料金のご案内

  • 団体受講割引
    法人のお客様からのお申し込みで、同一法人より2名以上同時参加される場合、1名あたり受講料を10%割引とさせて頂きます。
    1名あたり 67,500円(税別) / 72,900円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 75,000円(税別) / 81,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 202,500円(税別) / 218,700円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/1 安定性試験実施の留意事項と安定性試験結果の統計解析/安定性予測・評価方法および有効期間の設定 オンライン
2024/5/8 実験計画法・ベイズ最適化を用いた効率的な実験デザイン オンライン
2024/5/8 品質管理の基礎 (4日間) オンライン
2024/5/8 品質管理の基礎 (3) オンライン
2024/5/13 品質管理の基礎 (4) オンライン
2024/5/15 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/16 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/17 Excelとシミュレータによる化学プロセス計算入門 オンライン
2024/5/21 検定・推定 (主に計量値) オンライン
2024/5/22 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/5/23 乾燥操作の基礎と乾燥機の性能評価・設計およびトラブル対策 オンライン
2024/5/23 経済性を考慮した「開発時の安全係数」と「量産展開時の規格値」の論理的決定法 オンライン
2024/5/24 化粧品・医薬部外品・洗剤・雑貨商品開発のための効率的なデータ管理 オンライン
2024/5/27 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/5/27 統計手法の基礎 オンライン
2024/5/27 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Aコース 基礎編) オンライン
2024/5/27 事例・Excel演習で学ぶ管理図の作成方法と合理的なOOTの判断方法 オンライン
2024/5/28 R&D部門の研究・実験データのExcelにおける効果的な蓄積・分析技術 オンライン
2024/5/28 撹拌・混合の基礎と最適化・設計およびスケールアップからトラブル対策まで オンライン