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省エネルギー型技術としてのエレクトロクロミック材料・デバイスの開発動向

省エネルギー型技術としてのエレクトロクロミック材料・デバイスの開発動向

~電子ペーパー技術,環境関連~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2012年11月28日(水) 13時00分 16時30分

プログラム

 震災以降の電力使用量削減の方向性も含め、近年、省エネルギー技術に大きな関心が集まっている。エレクトロクロミズムと呼ばれる可逆的な電気化学発消色挙動は,省エネルギー性が期待される紙と電子媒体の長所を兼ね備えた表示素子 (カラー電子ペーパー) や,エネルギーの出入りを制御できる調光窓に応用できる技術として近年その価値が再燃しつつある。
 本講座は,エレクトロクロミズムの基本原理である電気化学 (電子移動・イオン伝導や材料) の“基礎“から、カラー電子ペーパーや調光窓への“応用“に至るまで、特に材料面とデバイス面を中心に、系統的にわかりやすく理解するための講座です。

  1. 省エネルギー反射型表示 (電子ペーパー技術) について
    1. 人間環境を取り巻く電子情報機器技術
    2. 電子ペーパー技術
  2. 電極反応と表示素子
    1. 電極反応
    2. 電極反応を利用した表示素子
  3. エレクトロクロミズムの現況
    1. エレクトロクロミズムの特徴
    2. エレクトロクロミック材料と応用
  4. 有機エレクトロクロミック材料とカラー化
    1. 構成材料の検討
    2. 積層型カラー表示素子
  5. フレキシブル電子ペーパーへの材料設計
    1. 高分子イオン伝導体とイオン伝導
    2. ゲル電解質とフレキシブルエレクトロクロミック素子
    3. 電子ペーパーとしての展開
  6. 反射/発光型デュアルモード表示
    1. 安価簡便技術な電気化学発光と交流駆動
    2. 電気化学デュアルモード表示素子
  7. エレクトロデポジション (電解析出) と調光応用
    1. エレクトロクロミズムとしてのエレクトロデポジション
    2. 調光技術としての応用
  8. まとめ
  • 質疑応答

講師

  • 小林 載久
    千葉大学 大学院 融合科学研究科
    教授

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4階 研修室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

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受講料

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: 38,000円 (税別) / 39,900円 (税込)
複数名
: 31,000円 (税別) / 32,550円 (税込)

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