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「原作モノ」リメイクと二次利用の法律実務と業界のホンネ

セミナー&対談

「原作モノ」リメイクと二次利用の法律実務と業界のホンネ

~実務上、曖昧になりがちな「原作」を巡る紛争予防のポイントと留意点~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、「原作使用契約」の実務において、原作者、代理人 (出版社、エージェンシー等) 、原作を使用する側 (映画会社等) 、それぞれの立場から、どのような点に留意すべきか解説致します。

開催日

  • 2013年12月13日(金) 14時00分 17時00分

プログラム

1. <セミナー>「原作モノ」リメイク・二次利用の契約実務

(2013年12月13日 14:00〜16:00)

 昨今、製作されるコンテンツは、異なる表現形式で創作されたコンテンツをベースにしたものが多い。例えば、劇場用映画やテレビドラマは、漫画、小説、ゲーム等のストーリーラインを「原作」とするものが多く製作されているし、スマートフォン向けアプリでも、映画やゲームのキャラクター設定やストーリーを基に新たなアイディアを加えて製作されるものが少なくない。
 このような、いわゆる「原作モノ」のコンテンツを製作するために欠かせないのが、「 原作」の権利を譲り受け、又は、使用許諾 (ライセンス) を受けることを内容とする「契約」の締結である。
「原作」は著作権法第28条に定める「原著作物」に該当する場合が多いが、必ずしも「著作物」であるとは限らない。実務上は、アイディアやコンセプトのように法律上保護されるか否かが曖昧なものも、「原作」として扱うことが多い。そして、その契約内容 (ライセンスの条件、対価の設定、特約事項等) も、契約の趣旨やコンテンツの種別によって様々である。
 そこで、本講では、「原作使用契約」の実務において、原作者、代理人 (出版社、エージェンシー等) 、原作を使用する側 (映画会社等) 、それぞれの立場から、どのような点に留意すべきか (紛争予防の観点からケアすべきポイントなど) を解説する。

  1. 小説、漫画を原作として映像作品を製作する場合の留意点
  2. 事実をベースにコンテンツを製作する場合の留意点
  3. 「原作使用契約」のフォーマット解説
  4. 「原作モノ」をめぐる法的紛争の実例紹介
  5. 「原作使用料」「印税」にまつわる諸事情
  6. 質疑応答/名刺交換

2. <対談>「原作モノ」を取り巻く業界事情と原作者サイドの「ホンネ」

(2013年12月13日 16:15〜16:45)

 数々のヒット小説や漫画を編集者として手がけた後、多くの著名な小説家や漫画家の出版エージェンシーとして活躍し、今もっとも業界内外で注目されている株式会社コルクの創設メンバー三枝亮介氏に、「原作モノ」の二次利用ビジネスの最新事情や、原作者サイドの率直な「ホンネ」を聞き、実務的な観点から、「原作」を取り扱う場合に留意すべき点や契約の重要ポイントを浮き彫りにする。

3. 質疑応答/名刺交換

(2013年12月13日 16:45〜17:00)

講師

  • 四宮 隆史
    E&R総合法律会計事務所
    代表弁護士
  • 三枝 亮介
    株式会社コルク
    代表取締役副社長

会場

SSK セミナールーム
東京都 港区 西新橋2-6-2 ザイマックス西新橋ビル 4F
SSK セミナールームの地図

主催

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お問い合わせ

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受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 31,500円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 26,250円 (税込)

割引特典について

  • 複数名同時受講割引
    • 同一団体より複数ご参加の場合、2人目以降 26,250円(税込) で受講いただけます。
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