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車載電子機器の実装技術と放熱・耐熱技術

車載電子機器の実装技術と放熱・耐熱技術

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、小型化技術とそれに伴う熱設計の難しさについて概説いたします。
そのうえで、車載信頼性と小型化と熱設計のバランスをとって設計する重要性を、事例を交えて紹介いたします。

開催日

  • 2024年2月20日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 信頼性を考慮した小型実装技術の考え方
  • 熱設計の考え方
  • パワーデバイスの放熱実装技術
  • 車載電子製品の開発の考え方

プログラム

 クルマの電子化が進展する中、車載電子製品は電動化により電費の伸長が望まれています。そのため各電子製品は小型軽量化が必要で、熱設計の面からは放熱設計が重要です。ここでは、熱設計の基礎から、車載電子製品の実装技術と放熱設計の考え方、バランス設計について理解を深められます。

  1. カーエレクトロニクスの概要
    1. クルマ社会を取り巻く課題
    2. 環境・安全
    3. 自動運転技術とセンシング
  2. 車載電子製品と実装技術への要求
    1. 車載品質
    2. 小型化要求
    3. 電子プラットフォーム設計の必要性
  3. 小型実装技術
    1. 電子制御システムの構成
    2. センサの小型実装と熱の影響
    3. 樹脂基板製品の小型実装技術
    4. セラミック基板製品の小型実装
  4. 熱設計の基礎
    1. 小型化と熱設計の関係
    2. 熱の伝わり方を理解する
    3. ジャンクション温度の考え方
    4. 接触熱抵抗の考え方とモデル化
  5. 電子製品における放熱・耐熱技術
    1. 熱伝達と熱分離
    2. 樹脂基板実装における放熱設計と基板への要求
    3. 熱計測時の配慮
    4. 電子製品の放熱実装設計の事例
    5. 放熱材料の使い方
    6. 消費電力の増大と新たな放熱構造の提案
    7. 機電一体製品と放熱設計
  6. インバータにおける実装・放熱技術
    1. パワーモジュールの高放熱設計 (接触熱抵抗低減)
    2. パワーモジュールの高放熱設計 (放熱面積拡大)
    3. 最適な絶縁型熱伝導材料の選択
    4. 両面冷却方式におけるパワーデバイスパッケージ実装技術
    5. インバータ全体の放熱構造の整理
    6. 各種インバータの放熱構造の事例
    7. パワーデバイスの冷却方法
  7. 将来動向
    1. 電子制御化と電子プラットフォーム
    2. インバータの高効率化と小型化
    3. ワイドバンドギャップ半導体の活用と課題
    4. e-Axleの将来動向
    5. インバータの小型軽量化事例
    6. 放熱設計とコンピュータデザイン
    7. クルマの付加価値向上のために
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

日本国内に所在しており、以下に該当する方は、アカデミック割引が適用いただけます。

  • 学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院、短期大学、附属病院、高等専門学校および各種学校の教員、生徒
  • 病院などの医療機関・医療関連機関に勤務する医療従事者
  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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