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国内外における食品用容器包装および器具・接触材料の法規制の動向把握と必要な対応

国内外における食品用容器包装および器具・接触材料の法規制の動向把握と必要な対応

~主要各国・地域の法制度と改正食品衛生法、国内ポジティブリスト制度の把握と対応 / 国内における改正食品衛生法と器具・容器包装のPL制度の概要、情報伝達の仕組み / 海外における食品用器具・容器包装の安全衛生、リサイクルに係る法規制の最新情報 / 国内外の食品用容器関連の規制の整理、企業の対応方法~
オンライン 開催

視聴期間は2024年2月8日〜22日を予定しております。
お申し込みは2024年2月8日まで承ります。

概要

本セミナーでは、食品接触材料製品の海外・国内動向に基づき、関連企業が今後取り組むべき課題を整理して紹介いたします。
また、大きな社会問題になっている海洋プラスチックごみ問題を含めて紹介いたします。

開催日

  • 2024年2月8日(木) 13時00分 2024年2月22日(木) 16時30分

受講対象者

  • 容器包装・プラスチックに関連する技術者、管理者
    • プラスチック用樹脂
    • フィルム
    • インキ
    • ゴム
    • 金属
    • 印刷
    • コーティング材料 等
  • 容器包装・プラスチックの規制動向に関心のある担当者、担当者
  • 欧州・アジアの最新の食品・容器包装材料規制について知りたい方
  • 食品用器具・容器包装の製造、販売、輸入事業に関連する担当者、管理者、経営者

修得知識

  • 主要各国・地域の法制度と改正食品衛生法
  • 国内ポジティブリスト制度の把握と対応
  • 国内における改正食品衛生法
  • 器具・容器包装のPL制度の概要、情報伝達の仕組み
  • 海外における食品用器具・容器包装の安全衛生、リサイクルに係る法規制
  • 国内外の食品用容器関連の規制の整理、企業の対応方法

プログラム

 国内の食品用器具及び容器包装において、2018年6月の改正食品衛生法でポジティブリスト管理への移行が示され、2020年6月に合成樹脂製の器具及び容器包装について施行された。現在は2025年5月末までの経過措置期間中だが、完全施行に向けてポジティブリストの再整理、具体的な運用方法の整備等が進んでおり、2023年11月30日にポジティブリスト制度改正の告示がなされたところである (施行は2025年6月1日から) 。このセミナーでは、食品用器具及び容器包装のポジティブリスト制度の概要、改正告示の考え方、サプライチェーンの情報伝達の仕組みなどについて解説する。
 海外における食品包装材料は、これまでのひと健康 (安全・衛生) に係る法規制が開発されてきた。欧州のプラスチック規則、中国の食品接触材料国家標準、タイの器具・容器包装関連告示などがある。 これに加え、先頃、特にプラスチックの環境問題により多くの法規制が制定、検討されている。欧州、カナダ、オーストラリア、NZ、国連の動きが注目される。このセミナーでこうした海外の最新状況を分かり易く解説する。

  1. 国内
    1. 食品衛生法改正の背景
    2. 器具・容器包装に関するポイント
    3. 改正ポジティブリストの考え方
    4. ポジティブリストの構成と読み方
    5. サプライチェーンの情報伝達
    6. 一般衛生管理、適正製造管理
    7. リサイクル
    8. 経過措置
    9. 食品衛生法の考え方
    10. 食品接触材料安全センターについて
    11. 質疑応答
  2. 海外
    1. はじめに
    2. 欧州の食品接触材料関連規制
      1. プラスチック規則 (PIM) (2011年)
      2. シングルユースプラスチック指令 (2019年)
      3. プラスチック食品接触材料リサイクル規則 (2022年)
      4. マイクロプラスチック制限規則 (2023年)
      5. 包装及び包装廃棄物規則 (案) (2023年)
    3. 北米 (米国・カナダ) の食品接触物質、プラスチック包装材料関連規制
    4. 中国の食品接触材料関連規制
      1. 食品接触材料関連国家標準
      2. プラスチック包装材料関連規制の動き
    5. ASEAN、インド、オセアニアの食品接触材料、プラスチック包装材料関連規制
    6. 国連プラスチック条約制定の動き
    7. おわりに
    8. 質疑応答

講師

  • 梶原 健世
    一般社団法人 化学研究評価機構 (JCII) 食品接触材料安全センター 企画調整室
    室長
  • 石動 正和
    一般社団法人 化学研究評価機構 (JCII) 食品接触材料安全センター 情報調査・広報室
    情報調査・広報室長

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 32,400円 (税別) / 35,640円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 34,200円(税別) / 37,620円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

アーカイブ配信セミナー

  • 「ビデオグ」を使ったアーカイブ配信セミナーとなります。
  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCなどからご視聴ができます。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 視聴テスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 別途、ID,パスワードをメールにてご連絡申し上げます。
  • 視聴期間は2024年2月8日〜22日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
本セミナーは終了いたしました。

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