技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

機械加工技術

たった1日で実務に使え・役立つ

機械加工技術

~実務現場ですぐ使え・役立つ・モノづくりに不可欠な機械加工技術の基礎知識と技術、切削、研削、放電加工、最新の同時5軸加工、3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Network技術の特徴とポイント~
オンライン 開催
  • ライブ配信セミナーには、特典としてアーカイブ配信が付きます。
  • アーカイブ配信の視聴期間は、2024年6月18日〜24日を予定しております。
  • ライブ配信を受講しない場合は、「アーカイブ配信」をご選択ください。

概要

本セミナーでは、モノを機械加工する基礎知識、正確に機械加工するための加工法、機械加工学の基本的な概念や原理・法則、「主→種の加工法」の基本動作原理・見方・考え方について、豊富な経験に基づき網羅的に解説いたします。

開催日

  • 2024年6月11日(火) 10時00分 17時00分

受講対象者

  • 機械加工及び製品加工、特殊加工、金型加工、試作加工などに従事する製造業の方

修得知識

  • モノづくりのための「モノを機械加工する」ことの重要さ
  • 製品を正確に機械加工するための加工法
  • 機械加工学の基本的な概念や原理・法則
  • 機械加工するための方法
  • 「主→種の加工法」の基本動作原理の見方や考え方

プログラム

 本セミナーは、たった1日で実務に使える機械加工技術の講座です。明日のモノ造りの原点は機械加工にあるといっても過言ではない。というのもモノづくりの初めの試作を行うときに不可欠なのは機械加工であるからである。数学や物理学をはじめとして4力 (工業力学、材料力学、熱力学、流体力学) を基礎として、機械加工学は、機械加工による製品製作などから治具・工具段取り、材料、熱処理などの状態を含めて、種々の関連技術を体系した学問である。
 本セミナーでは、モノづくりに不可欠な製図と機械加工法との関係の基礎知識と技術をものし、現場で使えるようにする。
 ポイントは、種々の機能加工技術やそれらの加工原理を理解し、温故知新の機械加工の周辺技術である材料、熱処理、製図、プラスチック成形、鋳造、鍛造などの技術は勿論、機械加工技術を中核とする新しい3DソリッドCAD・CAE・CAM・CAT・Networkシステムを中核とする新しいモノづくり革新技術や、今最新の同時5軸制御加工技術の活用をいかに実現するか?についても言及している点である。
 種々の機械加工技術の事例を挙げて、自社がどのように機械加工技術を活用すべきか?機械加工技術を中核とする新しいモノづくり革新やデジタル技術の支援をいかに実現するか?をかわりやすく解説する。

  1. 第1セッション 「機械加工技術の基礎」
    • モノづくりに不可欠な機械加工の基礎知識と技術をものし、現場で使えるようにする
      1. 加工の基本知識
        1. 製図と機械加工法との関係
        2. 機械加工技術から造られるLS460の進化と部品
        3. クルマはどのように機械加工技術で作られるのか?
        4. 後輪駆動装置 (デファレンシャルギア) の部品の加工法
        5. 製図 (図面) と素材と機械加工、部品検査との関係
        6. 機械製図の基本、図面は加工作業者への指示図
        7. 加工の基本知識、加工工程 (プロセス) の考え方
        8. 機械製図の基本、第三角法とは
        9. 機械系図面は第3角法
        10. 製図の基本知識 (線)
        11. 段付け軸図面の構図は旋盤の構造
        12. 旋盤構造 (加工) と図面との関係
        13. 図面上での工作物 (製品) の置き方 (長手方向)
        14. 製図 (製図) の基礎、材料費表記
        15. 段付け軸図面の構図は旋盤の構造
        16. 旋盤構造 (加工) と図面との関係
        17. 図面上での工作物 (製品) の置き方 (長手方向)
        18. 製図 (製図) の基礎、材料費表記
      2. 加工方法の概要
        1. 機械加工法とその目的
        2. 種々の加工法の分類
          • 除去加工
          • 付加加工
          • 変形加工
        3. 工作機械とその種類
        4. 工具について
        5. 切削材料 (工作物材料) の被削性
        6. 切削油剤
      3. 切削理論の基本
        1. 切削加工とは
        2. 切削理論の基本
        3. 切削機構上の剪断変形
        4. 切屑 (きりくず) の生成
        5. 船団核と切削速度について 角とすくい角
        6. 切屑形態
  2. 第2セッション
    1. 切削抵抗
    2. 構成刃先、切削条件、加工精度
      1. 構成刃先
      2. 切削条件の基本
        • 切削速度
        • 回転数
        • 切込量
        • 送り量
      3. 加工精度と工作物表面粗さについても解説します
    3. 切削熱と切削シミュレーション
  3. 第3セッション
    1. 工具損傷・摩耗と工具寿命
      1. 旋削
      2. 旋盤とは
      3. 旋盤の種類
      4. バイト
      5. ボール盤加工
      6. ボール盤とその作業
      7. ボール盤の種類と特徴
      8. フライス加工
      9. フライス加工とは
      10. フライス盤の種類と構造
      11. フライス加工の工具
      12. 研削加工
      13. 研削加工の基礎と機械部品・金型製作
      14. 研削盤とは
      15. 研削盤の種類と構造
      16. 研削砥石の選択基準
      17. ダイアモンド砥石とCBN砥石
      18. 光学式ならい研削加工 (プロファイル研削加工)
      19. クリープ・フィード研削
      20. 歯切り盤とそのほかの工作機械
      21. 放電加工
      22. 放電加工とは
      23. 形彫り放電加工の基本知識
      24. 形彫り放電加工の加工電源方式
      25. 形彫り放電加工の電気条件
      26. 形彫り放電加工の加工液
      27. 形彫り放電加工の加工特性の基本
  4. 第4セッション
    1. NC (数値制御) 工作機械とメカトロニクス
      1. NC (数値制御) とは
      2. NC工作機械のソフトウェア技術とプログラミング
      3. NC工作機械の座標系と制御方式
      4. 各種NC工作機械の種類と特徴
      5. 同時5軸制御加工の概要とメリット
    2. 3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムによるモノづくり革新
      1. 3DソリッドCAD/CAE/CAM/CAT/Networkシステムの必要性
      2. 従来の部品、金型設計・製作の流れ
      3. 3D4CNシステムによる部品、金型設計・製作の流れ
      4. 3D4CNシステムのハードウェアと情報の流れ
      5. プロダクトモデルによるモノづくり革新技術
    • 質疑応答

講師

  • 武藤 一夫
    株式会社 武藤技術研究所
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

ah3. 複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルを配布予定です。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2024年6月18日〜24日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン
2024/5/9 ファインセラミックス成形プロセスにおける高分子の役割とバインダー設計 オンライン
2024/5/9 高分子材料 (樹脂・ゴム材料) における変色劣化の機構とその防止技術 オンライン
2024/5/10 エポキシ樹脂用硬化剤の種類、反応機構、選び方、使い方 オンライン
2024/5/10 熱分析の基礎と測定・解析技術 オンライン
2024/5/10 熱分析による高分子材料 (プラスチック・ゴム・複合材料) の測定・解析の基礎とノウハウ オンライン
2024/5/10 高分子材料の粘弾性の基礎と応力/ひずみの発生メカニズムとその制御・評価技術 オンライン
2024/5/13 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2024/5/13 設計者CAEのための材料力学 (理論と手計算) オンライン
2024/5/14 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2024/5/14 ブリードアウトの発生メカニズムと制御、測定法 オンライン
2024/5/14 熱可塑性エラストマー (TPE) の基礎と生分解性TPEの開発 オンライン
2024/5/15 高分子の結晶化、結晶高次構造の制御、分析解析、その応用 オンライン
2024/5/15 ヒートシールのくっつくメカニズムと不具合対策、品質評価 オンライン
2024/5/15 UV硬化樹脂における硬化不良対策と硬化状態の測定・評価 オンライン
2024/5/16 二軸押出機による混練技術とプロセス最適化 オンライン
2024/5/16 高分子材料における添加剤の基礎知識と分析法、変色の特徴と分析技術 オンライン
2024/5/17 エポキシ樹脂の構造、特性と硬化剤の選び方・使い方、トラブル対策 オンライン
2024/5/17 高分子材料のトライボロジー: トライボロジーの基礎から摩耗・摩擦低減技術の手法と特徴まで オンライン
2024/5/20 廃プラスチックの最新リサイクル技術の動向 オンライン