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機械学習を活用したPMSM : 永久磁石同期モータ設計

機械学習を活用したPMSM : 永久磁石同期モータ設計

~モータ設計・制御・異常検知への応用までを解説 / 基礎からモータの設計・制御・異常検知への応用まで / すべての技術者がデータ解析技術を駆使する時代に向けて~
オンライン 開催 PC実習付き

開催日

  • 2023年10月18日(水) 13時00分 17時00分

プログラム

 近年、自動車の電動化や再生可能エネルギーの普及など、電気で動く製品の需要が高まっており、その動力源として主に用いられる永久磁石同期モータの高性能化が大きな重要課題となっています。
 他方、2022年後期以降の生成AIブームに起因して、ディープラーニング技術が急速な発展を遂げています。2022年8月にオープンソースで公開された画像生成モデルStable Diffusionや、2022年11月に発表された自然言語モデルベースのチャットボットChatGPTは非研究者にも広く利用され、AIと人間が協調する社会が形成されつつあります。モータ分野においてもAI技術は間違いなく波及し、すべての技術者がデータ解析技術を駆使する時代が到来します。
 本セミナーでは、永久磁石同期モータの設計に焦点を置き、永久磁石同期モータの基本原理から、有限要素解析と機械学習を活用したデータ駆動型の設計手法について説明します。

  1. 永久磁石同期モータの基礎
    1. モータの分類
    2. モータの構造
    3. 動作原理
    4. 基本的な制御方式
  2. 永久磁石同期モータ開発の動向
    小型・高速化
    • 磁性材料
    • 高トルク密度化
    • 高電圧化
    • 冷却
    • 振動
    • 冗長性・信頼性
    • LCAなど
  3. 機械学習の基礎 (Google Colaboratoryを用いたハンズオン形式)
    1. 機械学習の基本事項
    2. 代表的な回帰モデル
    3. ニューラルネットワーク
    4. 回帰分析ハンズオン (Google Colaboratory)
  4. 機械学習を用いたモータ設計最適化 (Google Colaboratoryを用いたハンズオン形式)
    1. モータ分野で機械学習を応用するメリット
    2. 埋込磁石同期モータの設計最適化ハンズオン
    3. 機械学習を始めるために重要な事項 (Google Colaboratory)
  5. 機械学習のモータ応用事例
    1. モータ設計への応用
    2. モータ制御への応用
    3. モータ異常検知への応用

講師

  • 清水 悠生
    立命館大学 理工学部 電気電子工学科
    助教

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,000円 (税別) / 50,600円 (税込)
1口
: 57,000円 (税別) / 62,700円 (税込) (3名まで受講可)

留意事項

本セミナーでは、ハンズオン形式の講義を含みます。
Google Colaboratory, Google Drive, Google Formsを使用しますので、会社のPC、ネットワークから参加される方は使用可能か事前にご確認ください。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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