技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

吸着・分離技術入門

吸着・分離技術入門

~なぜ、吸着が起こるのか~
オンライン 開催

視聴期間は2023年1月16日〜31日を予定しております。
お申し込みは2023年1月27日まで承ります。

概要

本セミナーでは、異なる吸着質の吸着挙動を示しながら、吸着現象の基礎をわかりやすく解説いたします。

開催日

  • 2023年1月23日(月) 10時30分 2023年1月27日(金) 16時00分

受講対象者

  • 吸着現象に関心のある方
  • 吸着剤を製造している方
  • 吸着に携わる業務・研究に携わる方
  • CO2など高度ガス分離技術開発に携わる方

修得知識

  • 吸着の基礎、原理
  • 吸着現象を高度ガス分離に応用するための知識

プログラム

 身近な吸着現象の紹介から、数種の吸着質の吸着現象を深く掘り下げて吸着がどのように起こるのか学習する。世界的なSDGs達成に向けた環境負荷低減などには、吸着現象の利用は必要不可欠である。例えば、化石燃料の使用により大気中に放出された二酸化炭素の回収には吸着分離技術が重要な技術の一つとなる。昨今のCOVID-19感染症の拡大においては、中等症患者が在宅で酸素吸入が可能な酸素濃縮装置にも吸着現象が適用されている。様々な系に対する吸着分離プロセス、適用される吸着剤などの設計・開発において吸着原理の理解は、これまでの経験や感に頼る設計・開発を大幅に改善できる。
 本セミナーでは、異なる吸着質の吸着挙動を示しながら、吸着現象の基礎をわかりやすく解説する。

  1. 吸着現象
    1. 吸着とは (身近な吸着・脱着現象)
    2. 吸着の基礎 (簡単な原理)
    3. 吸着剤
  2. 吸着測定方法
    1. 吸着の歴史
    2. 吸着測定
    3. 吸着測定で得られるデータ
    4. 吸着剤のキャラクタリゼーション
  3. 吸着挙動の理解 (吸着等温線と吸着熱を適用して)
    1. 非極性分子の吸着
    2. 極性分子の吸着
      1. 水蒸気吸着
      2. メタノール吸着
  4. 吸着温度の影響
    1. 非極性分子の吸着
    2. 極性分子の吸着
      1. 水蒸気吸着
      2. メタノール吸着
  5. 吸着現象を応用するために

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 25,000円(税別) / 27,500円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 75,000円(税別) / 82,500円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

アーカイブ配信セミナー

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2023年1月16日〜31日を予定しております。
    ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/10 濾過のメカニズム・制御・DX化 オンライン
2024/6/11 CO2分離回収技術に関連したプロセスおよびコスト計算の基礎と実例 オンライン
2024/6/12 化学プロセスにおける速度式の求め方と設計・スケールアップへの応用 オンライン
2024/6/12 ガス分離膜の細孔径・ガス透過性評価手法とシリカ系多孔膜によるCO2分離技術 オンライン
2024/6/18 半導体製造に向けた高純度ガスの精製、分析技術 オンライン
2024/6/26 化学プロセスにおける速度式の求め方と設計・スケールアップへの応用 オンライン
2024/6/28 CO2固体吸収剤へ向けた担体の調製と特性評価 オンライン
2024/6/28 ふるい分け操作の最適化とトラブル対策および応用技術 オンライン
2024/6/28 CCUS (CO2分離回収・有効利用・貯留) の基礎知識および各種課題点と今後の展望 オンライン
2024/7/3 CO2吸着分離材料の開発と選択性の向上 オンライン
2024/7/5 CCUS (CO2分離回収・有効利用・貯留) の基礎知識および各種課題点と今後の展望 オンライン
2024/7/12 結晶化による分離精製の基礎と晶析プロセスでの実践、スケールアップ、トラブル解決事例 オンライン
2024/7/12 化学吸収法による二酸化炭素 (CO2) 分離回収技術の最前線 オンライン
2024/7/18 イオン交換樹脂の基礎知識と利用・応用のポイント オンライン
2024/7/24 化学吸収法による二酸化炭素 (CO2) 分離回収技術の最前線 オンライン
2024/7/29 イオン交換樹脂の基礎知識と利用・応用のポイント オンライン
2024/8/2 ケミカルルーピング燃焼技術によるCO2の分離、回収と最新動向および課題 オンライン
2024/8/5 CO2回収用アミンの設計、長寿命化技術と分離回収プロセスの開発 オンライン
2024/8/5 固液分離の小実験検討、スケールアップとトラブル対策 オンライン
2024/8/6 分離工学の基礎と装置設計法 オンライン