技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

マルチンゲールアプローチ入門

クオンツ実務のための数理入門1

マルチンゲールアプローチ入門

~デリバティブ価格理論の本質をマスターする~
オンライン 開催

関連セミナーとのセット受講で受講料が割引になります。
クオンツ実務のための数理入門パック「マルチンゲールアプローチ入門」+「確率論入門の入門」
通常受講料 : 137,500円(税込) → 全2コース申込 割引受講料 110,000円 (税込)

  • 申込締切 2022年11月23日
  • 視聴開始日 2022年8月19日
  • 視聴終了日 2022年11月30日

開催日

  • 2022年11月23日(水) 13時00分 2022年11月30日(水) 16時30分

プログラム

 デリバティブ価格理論の本質は、無裁定を前提とするならば、資産価格をある基準資産で割った値がマルチンゲール (期待値の値が常に現在の値に等しい) になるというものです。実はこの結論からほぼすぐに、デリバティブ価格を求める一般式が出てきます。そしてこの結果をまさに“魔法の杖”のように使って、あらゆる問題が解決されて行きます (=マルチンゲールアプローチ) 。
 こういったデリバティブ価格理論の本質は、意外なほど実務家に理解されていません。今回のワークショップでは、世評の高い著書『マルチンゲールアプローチ入門』の著者でもある村上秀記氏が、長年のデリバティブ実務経験を裏付けとして、デリバティブ価格理論の本質を、必要最低限の数学的補足も加えつつ解説致します。ポイントを的確に掴めば、意外なほどデリバティブ価格理論は分かりやすく、そして実務的にも強力・有用な理論であることを改めてご理解いただけると思います。そしてそのポイント (つまりマルチンゲール理論) は高度な数学的知識が無くても、十分に直観的な理解が可能であり、そしていったん理論の使い方さえ修得すれば、種々の問題に対処することができるようになります。デリバティブ価格理論や金利モデルをこれから学ぼうとする人、なかなか勉強が進まない人などは是非ご受講下さい。きっと目が開かれるワークショップとなるはずです。

  1. 第1回
    1. デリバティブ価格理論の歴史・概観
    2. 市場の設定 (Black – Scholesの世界)
    3. 資産価格の基本定理I
    4. マルチンゲールアプローチの概要
    5. 株価のモデリングとブラウン運動
    6. Black – Scholes式の導出 – First Attack
  2. 第2回
    1. 伊藤の公式
    2. ギルザノフの定理
    3. 資産価格の基本定理I
    4. 色々な株価モデルの表現とその関係
    5. マルチンゲールアプローチによるBS式の導出
    6. ニューメレールの変換
    7. Black – Scholes式の導出 – Second Attack
    8. フォワード・メジャーについて
    9. まとめ、質疑応答

講師

  • 村上 秀記
    横浜国立大学 成長戦略研究センター
    客員教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 62,500円 (税別) / 68,750円 (税込)
複数名
: 56,250円 (税別) / 61,875円 (税込)

割引料金のご案内

  • 団体受講割引
    法人のお客様からのお申し込みで、同一法人より2名様以上同時参加される場合、1名様あたり受講料を10%割引とさせて頂きます。
    1名様あたり 56,250円(税別) / 61,875円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 62,500円(税別) / 68,750円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 112,500円(税別) / 123,750円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 168,750円(税別) / 185,625円(税込)

2コース セット受講料について

  • 通常受講料 : 137,500円(税込) → 全2コース申込 割引受講料 110,000円 (税込)
  • 通常受講料 : 125,000円(税別) → 全2コース申込 割引受講料 100,000円 (税別)

2コースセットのお申込み

割引対象セミナー

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/10 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (全2コース) オンライン
2024/6/10 ISO 13485:2016が要求する医療機器サンプルサイズの根拠を伴う統計学的手法 (Bコース 実務編) オンライン
2024/6/11 分析法バリデーションにおける改訂ICH Q2, Q14の動向 オンライン
2024/6/12 ChatGPTによる丸投げ統計解析/解析結果の解釈 オンライン
2024/6/14 分析法バリデーションのための統計解析入門と分析能パラメータ計算法および基準値設定法入門 東京都 会場・オンライン
2024/6/14 機械学習による異常検知入門 東京都 会場
2024/6/18 開発・設計・生産技術段階での試作品の適切な評価方法 オンライン
2024/6/19 Excelを使ったシミュレーションで直感的に学ぶサンプリング試験 (抜取検査) の全体像を把握し、適切に設計・運用する具体的ノウハウ オンライン
2024/6/19 分析法バリデーションにおける改訂ICH Q2, Q14の動向 オンライン
2024/6/19 体外診断薬開発における統計解析基礎講座 オンライン
2024/6/20 アンケート調査票作成・集計・解析講座 オンライン
2024/6/20 ISO 13485:2016対応に必須の医療機器プロセスバリデーション (進め方、統計的手法とそのサンプルサイズ) オンライン
2024/6/21 図解と演習を用いて簡単に理解できる実験計画法入門 オンライン
2024/6/24 オンコロジー領域における医薬品売上予測手法とデータ収集及び注意点 オンライン
2024/6/26 医薬品開発における製剤開発の各段階で必要となる統計解析基礎講座 オンライン
2024/6/26 ベイズ統計学の基礎とデータ分析・予測への応用 オンライン
2024/6/26 体外診断薬開発における統計解析基礎講座 オンライン
2024/7/1 図解と演習を用いて簡単に理解できる実験計画法入門 オンライン
2024/7/1 ISO 13485:2016対応に必須の医療機器プロセスバリデーション (進め方、統計的手法とそのサンプルサイズ) オンライン
2024/7/2 ベイズ統計学の基礎とデータ分析・予測への応用 オンライン