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コスト試算と事業採算性の評価

研究・開発・試作…各段階における

コスト試算と事業採算性の評価

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2015年10月9日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 化学・石油化学、エネルギー・環境に関連する研究企画、研究開発、生産技術開発、プラント設計の担当者
  • コスト試算と事業採算性の評価に関連する担当者、管理者
  • コスト試算、事業採算性の評価で課題を抱えている方
  • 製造原価・採算性の評価力、プロジェクト管理力の強化を考えている方

修得知識

  • 将来コストの予測の適切な精度
  • Excelを使ったコスト試算、事業採算性の評価
  • 経営層が納得する評価データ、資料が作れるようになる

プログラム

 まず、プロジェクト・マネジメントの概念と重要性を説明する。次に、スケールアップの難しさと重要性について述 べ、研究のステージに合わせたのコスト試算の方法について概説する。また、ここで、得られたコスト試算から、コスト低減の方 向性の考え方についても述べる。コスト計算には、設備投資額の算出が不可欠であるため、簡単なモデルプロセスのプロセス設計 の概要を述べ、プラントコスト概算の手順を学ぶ。また、エクセルシートを用いて、ディスカウント・キャッシュ・フロー法 (DCF 法) による内部利子率 (IRR) の計算方法を演習する。

  1. プロジェクトで業務を考える
    1. プロジェクトとオペレーションの違い
    2. プロジェクトマネジメントとは
  2. 実用化への第一歩スケールアップ
    1. 化学者の視点と化学工学者の視点
    2. スケールアップの難しさ
    3. 連続プロセスとバッチプロセスのスケールアップ
    4. 実験室と実設備の違い
  3. コストは1つではない
    1. コスト構成
    2. 色々なコストの考え方
    3. 原価計算の目的
  4. 開発ステージにマッチしたコスト試算
    1. 研究段階における超概略コスト試算
    2. 開発段階における概略コスト試算
      1. コスト低減ターゲットを定める
      2. 削減後のコスト計算
    3. 試作段階におけるコスト試算
      1. 物質収支と変動費の推算
      2. 設備投資額の概算
      3. 多品種の場合のコスト試算
  5. 事業採算性検討と投資意思決定
    1. 事業採算性検討に必要な値
    2. ディスカウント・キャッシュ・フロー法による計算
    3. リスク把握と感度分析
    4. 投資判断
    • 質疑応答

講師

  • 阪井 敦
    株式会社 KRI 環境化学プロセス研究部
    理事 / 部長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
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