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ものづくり・問題解決のための機器分析の考え方と進め方

分析手法・選択・分析の進め方を1日で習得

ものづくり・問題解決のための機器分析の考え方と進め方

~セオリーと事例・ケーススタディーで学ぶ分析実践力~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、まず何から始めるか、どのような手順で分析を進めるか、現象・状況に合わせた分析設計方法、事例・ケーススタディーによる実践力、モノづくりの進め方について、豊富な経験に基づき、演習を交えながら分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2024年6月4日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 研究開発、モノづくりに携わる方
  • 品質保証部門の方
  • 製品トラブル解決に関わる方
  • 分析部門の方
  • 上記に関わる管理者

修得知識

  • 分析の基礎
  • 分析の手順
  • 現象、状況に合わせた分析設計の方法
  • 事例、ケーススタディーによる実践力
  • モノづくりの進め方

プログラム

 研究開発はもちろん、品質保証に関わる製品試験、不具合トラブル解決などありとあらゆるモノづくりの場面で機器分析は必要不可欠です。これらにおいては実験が主役であると考えられているケースも少なくないですが、真実は実験をいくらしても分析ができなければ何も言えません。
 分析は実験と切っても切り離せないセットのものであり、モノづくりにおいて必要不可欠なものです。しかし、現実には個々の分析手法の理解が不足していることはもちろん、それに加えて、分析の進め方、すなわち、分析設計ができていないことがほとんどです。とりあえず、手近にある分析を行う、いつも同じ金太郎飴のような分析評価しかしないというようなことは日常茶飯事です。これでは、真実の姿は何も見えてきません。
 本セミナーでは、分析手法の解説はもちろん、モノづくりや問題解決のための手法選択から分析の進め方といった分析設計について、基本となるセオリーから豊富な事例やケーススタディーを用いて、詳細に解説します。

  1. イントロダクション
    1. 分析とは
    2. 分析の位置づけ 『悪しき誤解』
    3. 関係性と背景
    4. 高機能化の弊害の注意点
  2. 分析活用の場面
    1. 主なタイプ
    2. 品質管理
    3. トラブル対応
    4. 開発 (R&D)
  3. 分析設計
  4. 接着・剥離を例とした実例
    1. 分析設計 (分析フロー)
    2. 不良要因
    3. 不良の分類
    4. 問題解決アプローチ例
    5. ファーストアプローチ
    6. 現状確認
    7. 対象別候補手法例
    8. 複合要素の分離
  5. 手法選択
    1. 材質による選択
    2. 場所、領域による選択
    3. 情報による選択
    4. 分析手法リスト
  6. 代表的分析手法
    1. 赤外分光法
    2. ラマン分光法
    3. X線光電子分光法 (XPS、ESCA)
    4. オージェ電子分光法 (AES)
    5. 二次イオン質量分析法 (SIMS)
    6. X線マイクロアナライザ (EPMA)
    7. SEM、TEM
    8. 走査型プローブ顕微鏡 (SPM)
    9. クロマトグラフィー
    10. 熱分析
  7. ケーススタディー
    1. ケース1:異物 (露出、内部)
    2. ケース2:汚染
    3. ケース3:劣化
    4. ケース4:条件検討、モニタリング
    5. ケース5:インライン
  8. 事例&演習
    1. 配線上異物 (露出)
    2. 異物分析 (内部)
    3. アルミ上異物 (シミ)
    4. アルミ上汚染 (ハジキ)
    5. 塗膜ハジキ (ハイブリッド分析)
    6. フィルム上異物 (ハイブリッド分析)
    7. 混合物分析
    8. フィルム上汚染
    9. 表面処理の解析
    10. プロセス評価 (経時変化)
  9. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 40,000円 (税別) / 44,000円 (税込)

複数名同時申込割引について

複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 40,000円(税別) / 44,000円(税込) で受講いただけます。

  • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
  • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 80,000円(税別) / 88,000円(税込)
  • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 120,000円(税別) / 132,000円(税込)

テキスト送付に係る配送料

ライブ配信受講の場合、別途テキストの送付先1件につき、配送料 1,100円(税別) / 1,210円(税込) を頂戴します。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

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