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進化計算を利用した多目的最適化技術とその応用

進化計算を利用した多目的最適化技術とその応用

~目的関数増加時の最適化手法は? / 最適解集合を獲得するためのポイントを詳解~
オンライン 開催

開催日

  • 2023年12月12日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 進化計算の基礎
  • 実社会における様々な問題解法の一手段として、進化計算を用いるアプローチ
  • 進化計算の応用

プログラム

 進化計算は、生物の遺伝と進化を模倣した興味深い計算方法で、様々な問題に柔軟に適用できる汎用性の高いアルゴリズムです。世の中の実問題は、目的関数が複数存在する多目的最適化問題となる場合が多く、進化計算による多目的最適化により、問題に対する様々な選択肢 (解集合) を得ることができます。
 今回のセミナーで、参加者の皆様に進化計算の面白さや有用性をご理解いただき、今後の研究開発や問題解決などに活かしていただければ幸いです。

  1. 進化計算とは
    1. 進化型アルゴリズムの特徴と処理の流れ
    2. 遺伝子・目的関数の設計、選択、交叉・突然変異
  2. 多目的最適化
    1. 多目的最適化問題の定義
    2. 解の支配関係とパレート最適解集合 (POS)
  3. 進化計算による多目的最適化
    1. 多目的進化型アルゴリズムの特徴と処理の流れ
    2. 遺伝子・目的関数の設計、選択、交叉・突然変異
    3. 得られたパレート最適解集合 (POS) の評価方法
  4. 多目的進化型アルゴリズムの分類
    1. パレート支配に基づくアプローチ
    2. パレート支配の拡張に基づくアプローチ
    3. Indicatorに基づくアプローチ
    4. 分解に基づくアプローチ
  5. 進化計算による多数目的最適化
    1. 目的関数の増加による解探索への影響
    2. 多数目的最適化に適したアルゴリズム
  6. 応用と進行中の研究紹介
    1. 実問題で考慮すべき特徴
    2. いくつかの応用例紹介
    • 質疑応答

講師

主催

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: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
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  • 文部科学省、経済産業省が設置した独立行政法人に勤務する研究者。理化学研究所、産業技術総合研究所など
  • 公設試験研究機関。地方公共団体に置かれる試験所、研究センター、技術センターなどの機関で、試験研究および企業支援に関する業務に従事する方
  • 支払名義が企業の場合は対象外とさせていただきます。
  • 企業に属し、大学、公的機関に派遣または出向されている方は対象外とさせていただきます。

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本セミナーは終了いたしました。

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