技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

最適化技術の本命 : 進化計算法 (EC:Evolutionary Computation) の基礎と応用

最適化技術の本命 : 進化計算法 (EC:Evolutionary Computation) の基礎と応用

~あらゆる最適化に有効な手法の原理と利用方法~
オンライン 開催

開催日

  • 2023年9月25日(月) 13時00分 16時00分

プログラム

 現在、深層学習や生成系AIなどの機械学習や人工知能 (AI) の話題が毎日のように取り上げられ、社会の関心が集まっています。ほとんどの機械学習は、入力に対する出力の「誤差」を最小化 (=評価を最大化) する技術です。また、量子計算における量子アニーリングの主なテーマは問題を最小値探索問題として記述することです。つまり、全ての人工知能や情報処理は「最適化」という概念で表すことができます。最適化は非常に広い概念であるとともに、あらゆる工学・産業・社会を制する技術であると言えます。
 講師らは、最適化法の中でも、生物進化から着想された進化計算法 (EC:Evolutional Computation) に以前から注目して長年に渡って研究を続けてきました。そして進化計算こそが最も重要な工学技術であると確信しています。
 本セミナーでは、今後益々その重要性とニーズが高まると予想される進化計算法の基礎から応用までを易しく解説します。ご関心がおありの方はぜひ奮ってご参加下さい。

  1. 最適化=全てを制する工学技術
    1. 工学・人工知能・機械学習と最適化の関係
    2. 最適化問題・最適化法の種類と特徴
  2. 進化計算法 (EC:Evolutional Computation) の基礎
    1. 基本的な考え方
    2. 遺伝的アルゴリズム (GA)
    3. 遺伝的プログラミング (GP・CGP)
    4. 進化戦略 (ES) と実数値最適化 (CMA-ES)
    5. 進化型多目的最適化 (EMO)
    6. 様々な進化計算法
      • GMA
      • EDEN
      • GRAPE
  3. 進化計算法 (EC) の応用
    1. 最大/最小値探索への応用
    2. 関数推定への応用
    3. 画像処理・認識への応用
    4. 進化型神経回路網への応用
    5. 深層回路の最適化への応用
    6. ルール集合の最適化への応用
    7. マルチエージェント制御への応用
  4. まとめと質疑応答

講師

  • 長尾 智晴
    横浜国立大学 大学院 環境情報学府・研究院 情報メディア環境学専攻
    教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 47,000円 (税別) / 51,700円 (税込)
1口
: 60,000円 (税別) / 66,000円 (税込) (3名まで受講可)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/8 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/5/10 R&D部門での生成AI活用およびDXによる材料設計の加速化 オンライン
2024/5/15 ソフトウェア開発への生成AI・ChatGPT導入と活用 オンライン
2024/5/17 AIを巡る主要国の動向と日本におけるAI実務対応のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 スパース推定の本質の理解と実装応用技術への展開 オンライン
2024/5/17 ChatGPTの実務活用 オンライン
2024/5/20 3Dセンサの測距原理とその応用 (2) 東京都 会場
2024/5/20 生成AIを業務で利用する際の法的留意点 東京都 会場・オンライン
2024/5/21 基礎からわかる生体信号の計測と情報解析・データマイニングのコツ オンライン
2024/5/23 ベイズ統計から学ぶ統計的機械学習 オンライン
2024/5/23 3次元モデリング/自由視点画像生成のための「NeRF」の基礎 オンライン
2024/5/24 マテリアルインフォマティクスの材料開発への適用と活用事例 オンライン
2024/5/24 画像認識のためのディープラーニングとモデルの軽量化 オンライン
2024/5/24 ChatGPTによる「丸投げ統計解析」の実施法 オンライン
2024/5/27 機械学習による適応的実験計画 オンライン
2024/5/27 外観検査へのAI導入と生成AIによるトレーニングデータ不足への対応 オンライン
2024/5/27 計測インフォマティクスの基礎とスペクトルデータ解析への応用 オンライン
2024/5/28 生成AIとChatGPTのビジネス活用入門 オンライン
2024/5/31 マテリアルズインフォマティクスのためのデータ解析 オンライン
2024/5/31 開発者・技術者のための技術の発想と実現 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/8 画像認識技術・システム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/4/8 画像認識技術・システム 技術開発実態分析調査報告書
2024/3/4 対話型生成AI (人工知能) 利活用技術 技術開発実態分析調査報告書
2024/3/4 対話型生成AI (人工知能) 利活用技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2023/12/27 実験の自動化・自律化によるR&Dの効率化と運用方法
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2021/10/25 AIプロセッサー
2021/10/25 AIプロセッサー (CD-ROM版)
2021/7/30 マテリアルズインフォマティクスのためのデータ作成とその解析、応用事例
2021/7/14 AIビジネスのブレークスルーと規制強化
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2020/8/11 化学・素材業界におけるデジタルトランスフォーメーションの最新調査レポート
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2020/3/26 ビッグデータ・AIの利活用に伴う法的留意点
2020/3/24 リアルワールドデータの使用目的に応じた解析手法 - 各データベースの選択と組み合わせ -
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/5/31 “人工知能”の導入による生産性、効率性の向上、新製品開発への活用