技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー
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本セミナーでは、従来のリチウムイオン電池とは異なる全固体電池固有のインピーダンス測定方法を解説いたします。
(2021年7月21日 12:30〜14:30)
次世代蓄電池の一つとして、全固体電池が注目されています。他の電気化学デバイスと同様に、電気化学インピーダンスによる解析は、電池の分極要因や劣化要因の解明に有効ですが、全固体電池では従来のリチウムイオン電池と比べ、分極要因が多岐にわたり、複数の分極要因がきれいに分離できないこともあります。分極要因を正しく帰属しないと、正しい解析はできず、開発方針を誤ってしまうことになりかねません。
本セミナーでは、実測例やシミュレーションの結果を用いながら、全固体電池固有の分極要因を基礎から説明し、それらの分離法などを説明します。
(2021年7月21日 14:40〜16:10)
二次電池や燃料電池等の新規電気化学デバイスの開発において、交流インピーダンス測定を行い、等価回路モデルを用いて内部抵抗等を定量的に解析することが行われている。電気化学インピーダンスを解析する際には、一般的に等価回路モデルを作成し、非線形複素最小二乗 (CNLS) 法によって抵抗や静電容量等のパラメータの最適値を求める。しかし、全固体電池等では参照電極を設けることができず、正・負極の複数の分極抵抗が入り混じったインピーダンススペクトルが得られることが多い。いくつかのインピーダンスがオーバーラップしてCNLS法による分極抵抗の分離が難しい場合もある。
本セミナーでは時間場へ逆フーリエ変換して求められる緩和時間分布 (DRT) からインピーダンスを解析する手法について紹介する。
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