技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

押出成形のトラブル対策 Q&A講座

押出成形のトラブル対策 Q&A講座

~加工条件の最適化・安定化~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーは、押出成形を基礎から解説し、装置・プロセス条件の設定、樹脂特性と成形への影響、不良の原因と対策について詳解いたします。
過去のセミナーで多く寄せられた質問を元にプログラムを構成しております。

開催日

  • 2019年3月29日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 押出成形・押出加工に関連する製品の技術者
    • フィルム (光学フィルム・太陽電池関連フィルム・包装など)
    • シート (発泡シートなど)
    • パイプ・ホース・チューブ
    • 土木・建材用異形押出品
    • 電池セパレータ
    • 高機能複合材料 (ナノコンポジット)
    • 機能性薄膜・フィルム
    • 食品
    • トイレタリー分野
    • 押出機 など

修得知識

  • 押出成形の基礎
  • 装置・プロセス条件の設定
  • 樹脂特性と成形への影響
  • 不良の原因と対策

プログラム

 装置、プロセス条件をどう設定するか? 樹脂のどんな特性が成形に影響するか?
 本講座は 過去のセミナーで多く寄せられた質問を元にプログラムを構成しています。

  1. 押出成形に関する基礎知識
    1. 材料特性
      • Q1. 押出成形に関係する樹脂特性は何か?
      • Q2. 分子量 (平均分子量) 、分子構造は押出成形性にどのように影響するか?
      • Q3. 非晶性樹脂と結晶性樹脂の違いは何か?
      • Q4. MFR、溶融粘度、分子量の間の関係は?
      • Q5. 溶融張力の測定法は?
      • Q6. 溶融張力とMFRの関係は?
      • Q7. 押出成形材料の形態は?
      • Q8. 溶融樹脂から発生するガスにはどのようなものがあるか?
    2. 押出成形特性
      • Q9. 押出成形はどのような工程からなるか?
      • Q10. 溶融粘度とは?
      • Q11. せん断粘度の測定法は?
      • Q12. 伸張粘度の測定法は?
      • Q13. ドローダウン性の測定法は?
      • Q14. 押出機にはどんな種類があるか?
      • Q15. スクリュの形状は?
      • Q16. スクリュにおけるせん断熱発生に影響する因子は?
      • Q17. 押出成形装置にはどんな種類があるか?
  2. 押出成形現象
    • Q18. 押出成形をする上で、必ず押さえなければならない点?
    • Q19. 押出成形で成形しにくい製品形状は?
    • Q20. 異形押出で、特に注意することは?
    • Q21. 押出成形のし易さ、難しさはどうやって決まるか?
    • Q22. 樹脂の比容積、圧力、温度 の関係は?
    • Q23. スウェリング (ダイスウェル) とは?
    • Q24. スウェル比に与える影響因子は何か?
    • Q25. メルトフラクチャー、シャークスキンとは?
    • Q26. 配向のメカニズムとは?
    • Q27. ドローレゾナンスとは?
    • Q28. 残留ひずみ、そり、変形の発生メカニズム?
    • Q29. 残留ひずみは製品品質のどのように影響するか?
    • Q30. 残留ひずみの測定法は?
  3. 加工条件の最適化
    • Q31. 樹脂はどんなふうに溶けるか?
    • Q32. ホッパーからの落下量に影響する因子は?
    • Q33. スクリュの食い込みに影響する因子は?
    • Q34. 予備乾燥はどんな場合に必要か?
    • Q35. 予備乾燥の方法は?
    • Q36. シリンダ、スクリュの温度調節法は?
    • Q37. スクリュで均一に混練するポイントは?
    • Q38. スクリュの輸送推進力を決める因子は?
    • Q39. 正しい脱気の進め方は?
    • Q40. ダイ押出後の冷却法は?
    • Q41. ダイスリットの圧力を均一にするには?
    • Q42. ダイのヒータ温度コントロールのポイントは?
    • Q43. 安定した供給を行うためのポイントはa?
    • Q44. 賦形工程の注意点は?
    • Q45. 冷却時の温度むらを防ぐには?
  4. トラブル対策
    • Q46. 溶融樹脂のドローダウンを防ぐには?
    • Q47. ドローレゾナンスを防止するには?
    • Q48. 脈動を防ぐには?
    • Q49. サージングを防ぐには?
    • Q50. ダイラインを防ぐには?
    • Q51. 残留ひずみ (冷却ひずみ) を防ぐには?
    • Q52. フッシュアイを防ぐには?
    • Q53. ギヤマークを防ぐには?
    • Q54. メヤニを防ぐには?
    • Q55. 粘着・剥離マークを防ぐには?
    • Q56. 光学ひずみを防ぐには?
    • Q57. そりを防ぐには?
    • Q58. ブリードを防ぐには?
    • Q59. 異物混入を防ぐには?
    • Q60. ウェルドライン (スパイダーマーク、融着ライン) の発生を防ぐには?
    • Q61. 成形品の変色を防ぐには?
    • Q62. 表面光沢をよくするには?
    • Q63. メルトフラクチャー (シャークスキン) を防ぐには?
    • Q64. 気泡不良を防ぐには?
    • 質疑応答

講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/7/22 イソシアネートを用いない新しいポリウレタン材料の合成と応用 オンライン
2024/7/23 プラスチックの加飾技術と最新動向 オンライン
2024/7/23 高分子材料の破断面解析テクニック オンライン
2024/7/23 炭素繊維強化プラスチック (CFRP) オンライン
2024/7/23 高分子微粒子における各種合成法の基礎と形状制御・評価技術 オンライン
2024/7/23 PVA (ポリビニルアルコール) の基礎と高機能化 オンライン
2024/7/23 プラスチック廃棄物が抱える問題と高分子複合材料メカニカルリサイクル技術 オンライン
2024/7/24 高分子の劣化・変色メカニズム、寿命評価及びトラブル解析事例 東京都 会場・オンライン
2024/7/24 高屈折率材料の分子設計、合成手法と屈折率の測定方法 オンライン
2024/7/24 自動車分野におけるプラスチックの動向およびリサイクルの動き オンライン
2024/7/24 タイ分子の基礎と応用 オンライン
2024/7/25 基礎から理解するポリイミドの高性能化・機能化設計 オンライン
2024/7/26 熱分析の基礎、測定と正しいデータ解釈 オンライン
2024/7/26 高分子難燃化・不燃化の基礎と難燃性評価およびその規制動向 オンライン
2024/7/29 リサイクルプラスチックの機械特性改善、高品質化 オンライン
2024/7/29 リグニンの基礎と単離技術および機能性材料の創出 オンライン
2024/7/29 エポキシ樹脂と硬化剤の種類と特徴、硬化物の構造と特性、変性・配合改質およびエレクトロニクス用途の技術動向 オンライン
2024/7/30 次世代モビリティまでも俯瞰した車載用プラスチックの現状と動向 オンライン
2024/7/30 マテリアルズ・プロセスインフォマティクスの基礎とポリマー材料設計への応用 オンライン
2024/7/31 ポリマーアロイにおける分散構造、界面構造の形成とモルフォロジーの観察・解析手法 オンライン

関連する出版物

発行年月
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/11/29 二軸押出機
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2015/9/1 マンガと写真でわかる初歩のシート成形
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/8/28 高分子の劣化・変色メカニズムとその対策および評価方法
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/5/20 ドラッグデリバリーシステム 技術開発実態分析調査報告書
2013/4/5 高分子の延伸による構造と配向の発現およびそれらの制御法を利用した材料開発
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/2/28 吸水性樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/11/1 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ
2012/9/27 熱膨張・収縮の低減化とトラブル対策
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/9/20 フッ素樹脂 技術開発実態分析調査報告書
2012/5/28 微量ガスの高感度分析方法