技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

熱利用技術の基礎と最新動向

熱利用技術の基礎と最新動向

~各種技術の特徴と動向、バイナリー発電技術の詳説~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年6月22日(金) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 排熱利用、熱の高効率利用、バイナリー発電分野に関心のある技術者・研究者

修得知識

  • 排熱利用の動向
  • 排熱利用の技術的な基礎知識
  • 排熱利用技術の最新動向
  • バイナリー発電の技術の基礎知識
  • バイナリー発電の動向

プログラム

 先日、政府は再生可能エネルギーを「主力電源」と位置付け、いよいよ化石燃料から再生可能エネルギーへのシフトが推進される。化石燃料の使用量を削減するには、再生可能エネルギーと共に、未利用エネルギーの活用も重要で、熱エネルギーを効率的に利用する技術の開発は現在大きな課題となっている。今回のセミナーでは、システムとしてエネルギー効率を上げる技術の基礎として、各種熱利用技術についてその技術の基礎と特徴、最新動向さらに選定の要点を紹介する。
 さらに、排熱を利用する技術について論ずるに当たっては、地熱発電や温泉発電、工場排熱回収発電、さらにバイオマス発電で利用されているバイナリー発電について、より詳しく実施例や各種機器・方式についての比較を行うとともに、最新動向や経済性を紹介する。また、導入にご関心の方も有用な関連法規や導入手順も概説する。
 講師は、第三者的な立場で技術を紹介いただける、エネルギー変換システム全般、バイナリー発電、水素・燃料電池システムに詳しい森豊氏 (森豊技術士事務所) にお願いした。

  1. 国内のエネルギー事情
  2. 国内の産業排熱の状況
  3. 排熱利用の方法
  4. 排熱利用技術の種類と特徴、最新動向
    1. 熱エネルギーとしての利用技術
      • 熱交換器
      • ヒートパイプ
      • 吸収式冷凍機
      • ヒートポンプ
    2. 熱エネルギーから電気エネルギーへの変換技術
      • 蒸気タービン
      • バイナリー発電
      • スターリングエンジン
      • 熱電素子
    3. 熱および電気の高効率化技術
      • コージェネレーション
      • 燃料電池
      • コンバインドサイクル
  5. バイナリー発電とは
  6. バイナリー発電の原理、種類と特徴
  7. バイナリー発電の各用途における実施例
    (地熱、温泉、工場、バイオマス)
    1. 国内の実施例
    2. 海外の実施例
  8. バイナリー発電の構成機器、要素技術
  9. バイナリー発電の経済性
  10. 導入にあたっての検討事項
    1. 関連法規
    2. 導入手順
  11. 今後の展望と課題

講師

  • 森 豊
    森豊技術士事務所
    代表

会場

ちよだプラットフォームスクウェア

503会議室

東京都 千代田区 神田錦町3-21
ちよだプラットフォームスクウェアの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 44,444円 (税別) / 48,000円 (税込)
複数名
: 19,907円 (税別) / 21,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、2名様目以降は半額 (税込 21,500円)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 39,814円(税別) / 43,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 59,721円(税別) / 64,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 79,628円(税別) / 86,000円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 44,444円(税別) / 48,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 88,888円(税別) / 96,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 133,332円(税別) / 144,000円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 13,888円(税別) / 15,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/6/13 洋上風力発電を取り巻く最新動向と今後の事業戦略 オンライン
2024/6/17 中高温用蓄熱技術の最前線 オンライン
2024/6/17 国内浮体式洋上風力の今後の展開とサプライチェーン展望 東京都 会場・オンライン
2024/6/24 アルカリ水電解の原理・特徴から研究開発動向、今後の展望まで オンライン
2024/6/28 バッテリーマネジメント用リチウムイオン電池のインピーダンス測定の考え方 オンライン
2024/6/28 自動車における熱マネジメント技術と求められる技術・部品・材料 オンライン
2024/6/28 次世代キャパシタ・高速蓄電デバイスの進化 オンライン
2024/7/5 グリーン水素・ブルー水素の経済性分析とグリーン水素製造の低コスト化の方法 オンライン
2024/7/8 2050年カーボンニュートラルに向けた水素関連・二酸化炭素資源化関連技術の現状と今後 オンライン
2024/7/9 脱炭素で注目の水素エネルギー: その活用のための「水素取り扱いの基礎」 東京都 会場・オンライン
2024/7/10 核融合 (フュージョン) のイノベーション技術と産業応用 オンライン
2024/7/11 核融合炉 (フュージョン・エネルギー) の最新動向と構成材料の課題 オンライン
2024/7/18 自動車における熱マネジメント技術と求められる技術・部品・材料 オンライン
2024/7/24 核融合炉 (フュージョン・エネルギー) の最新動向と構成材料の課題 オンライン
2024/7/29 プラズモニック・メタマテリアルの基礎と光機能性材料および光電/熱電変換デバイスへの応用 オンライン
2024/8/2 30兆円新市場で儲けるためのバイオメタネーション農業の基礎知識 オンライン
2024/9/5 入門者のための熱力学・伝熱工学の基礎 東京都 会場・オンライン
2024/9/20 カーボンニュートラル (CN) 社会におけるCO2の回収・利用・貯留 (CCUS) の現状と将来および技術動向 オンライン
2024/9/26 アルカリ水電解の開発状況・課題と国内外の動向 オンライン
2024/10/7 カーボンニュートラル (CN) 社会におけるCO2の回収・利用・貯留 (CCUS) の現状と将来および技術動向 オンライン

関連する出版物

発行年月
2014/8/29 2014年版 風力発電市場・技術の実態と将来展望
2014/7/25 2014年版 リチウムイオン電池市場の実態と将来展望
2014/6/30 熱電発電システム技術 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/30 熱電発電システム技術 技術開発実態分析調査報告書
2014/6/27 2014年版 スマートハウス市場の実態と将来展望
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/5/10 東芝 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/25 2014年版 スマートコミュニティの実態と将来展望
2014/4/15 燃料電池車 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/15 燃料電池車 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/4/15 自動車向け燃料電池〔米国特許版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/3/28 2014年版 キャパシタ市場・部材の実態と将来展望
2014/3/15 ガス13社 技術開発実態分析調査報告書
2014/3/15 ガス13社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/3/1 コージェネレーションシステム 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/3/1 コージェネレーションシステム 技術開発実態分析調査報告書
2014/2/28 2014年版 スマートグリッド市場の実態と将来展望
2014/2/20 電力監視装置 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/2/20 電力監視装置 技術開発実態分析調査報告書