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サイレントチェンジによる事故事例、分析技術と対応策

サイレントチェンジによる事故事例、分析技術と対応策

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年5月17日(木) 10時30分 16時00分

プログラム

第1部 電気部品の発火事例とサイレントチェンジ問題の現状と課題

(2018年5月17日 10:30〜14:15)

 電気・電子機器メーカーを取り巻く環境は、材料・部品の海外調達、現地生産等グローバル化の進展や、事業再編・売却等による生産体制の急激な転換等により大きな変化を受け、これまで進めてきた品質維持のあり方に大きな影響を及ぼしています。中でも、材料・部品のサイレントチェンジは大きなトラブルを引き起こす要因として経営上の重要な問題と認識されています。また、電安法の技術基準、IEC等の基準を遵守しているにもかかわらず、品質トラブル発生による製品リコールが繰り返されています。この状況の中では、改めてモノづくりの原点に立ち返り、妥協のない品質・安全設計思想に基づく製品の作り込みと、検証を徹底して確実に行う事が最も有効な手段と考えられます。
 本セミナーにおいて、市場の信頼を獲得できる製品づくりについて改めて考えて頂き、貴社の活動を支える基盤づくりにお役立て頂ければ幸いです

  1. 電気・電子機器業界の現状
    1. グローバル生産体制による歪み
    2. サイレントチェンジ問題
    3. 繰り返される電気製品のリコール
    4. 原点復帰で原理原則を理解する
  2. 電子機器の製造工程と品質不具合事例
    1. 電子機器に対する期待と課題
    2. 製造工程の管理と不具合対策
    3. 使用・環境ストレスによる故障事例と対策
  3. 高品質を作り込む品質保証の仕組み
    1. 未然防止の重要性とその方策
    2. 源流から品質を作り込む品質保証の仕組み
    3. 不良ゼロにこだわる製造現場の管理・改善
    4. 購入部品の品質確保
    • 質疑応答

第2部 サイレントチェンジが疑われる分析事例

(2018年5月17日 14:30〜16:00)

 自動車部品への樹脂材料使用をさらに拡大するためには、樹脂部品の耐衝撃性を高精度に予測する衝撃解析技術が必須で、その現状と課題を紹介する。

  1. 製品安全行政
  2. 事故の動向とサプライチェーンの問題
  3. サイレントチェンジが原因となった事故事例の紹介
  4. 製造物責任法
  5. サイレントチェンジが疑われる分析事例
  6. 樹脂が変わっていた事例
  7. 仕様が変わっていた事例
    • 質疑応答

講師

  • 渡部 利範
    株式会社テクノクオリティー
    代表取締役
  • 嶋田 剛志
    化学研究評価機構 高分子試験評価センター 大阪事業所 性能評価試験課
    課長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
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