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経営層の意思決定を助ける評価データの作り方、根拠の示し方

経営層の意思決定を助ける評価データの作り方、根拠の示し方

~研究開発データの収集、研究開発の売上への貢献度の算出、技術ポートフォリオと見える化~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2017年1月27日(金) 10時30分 16時30分

プログラム

 研究開発テーマの選択は、経営層にとって非常に重要であり、選択に至るプロセスの見える化が要請されている。一度選択されテーマ化された研究開発テーマは、毎年研究開発費の投入を余儀なくされる。
 昨今のように経済状況、技術の進展、技術領域の拡大など環境の変化が劇的に起こる状況では、定期的に研究開発テーマの見直しが必要とされる。
 しかし、材料系の研究開発などのように、研究開発期間が10年以上掛かる場合には、長期的な視点が必要である。短期・中期・長期の研究開発テーマへの研究開発費の投入バランスが大きな課題である。
 研究開発テーマの優先付けは、そのテーマ評価により判断されるが、その評価は非常に難しく、絶対的方法が見いだせていない。
 その評価法の一つとして、技術ポートフォリオがある。
 技術ポートフォリオは、研究開発テーマ評価の見える化であり、それにより技術出身及び文系出身の経営層が研究開発テーマの選択などに技術経営という視点で参加することができる。
 本講演では、技術体系の構築及び技術ポートフォリオを基にして、研究開発テーマを社内で承認できる分析・評価手法及び管理、加えて、見える化の考え方について説明する。

  1. 研究開発における課題認識と貢献
    1. 課題認識と貢献の構造
    2. 研究開発の評価
    3. フェーズ管理
    4. 技術の一般的な生産性指標
    5. フェーズ管理とフェーズ毎のテーマ数及びR&D資源投入量
  2. バリューチェーンと収益
    1. バリューチェーンと収益の考え方
    2. バリューチェーン毎の収益と費用の考え方
  3. 経営層を説得するための研究開発データの収集と見える化
    1. ビッグデータとは
    2. ビッグデータの収集方法
    3. 研究開発プロセスでのビッグデータ
    4. 潜在ニーズと顕在ニーズとは
    5. 潜在ニーズと顕在ニーズの抽出例
    6. 潜在ニーズの抽出プロセスとデータ収集方法
  4. 経営層を説得するための研究開発テーマの見える化
    1. 研究開発テーマ企画書
    2. 技術テーマの選定と中止、撤退判断の仕方
    3. 技術ロードマップ
  5. 経営層を説得するための究開発テーマ/プロジェクトの費用対効果の見える化
    1. 研究開発での収益と費用の考え方
    2. 研究開発の売上への貢献度の算出
    3. 技術の生産性指標を用いた費用対効果
    4. 売上を商品機能に配賦した費用対効果
    5. 研究開発の各フェーズの費用算出
  6. 経営層を説得するためのポートフォリオ分析と見える化
    1. 技術体系
    2. 技術ポートフォリオ
    3. 技術ポートフォリオの分析
    4. 技術体系をベースにした技術ポートフォリオ分析
    5. 技術ポートフォリオの課題/限界
    • 質疑応答

講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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