技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

IoTビジネスモデルの描き方と新規事業テーマの発掘

IoTビジネスモデルの描き方と新規事業テーマの発掘

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年5月17日(火) 10時00分 17時00分

プログラム

第1部. IoTの可能性を最大限に生かすビジョンの考え方

(2016年5月17日 10:00〜12:00)

2015年半ばより、日本国内では、IoTなるキーワードが雑誌・新聞等を 賑わしている。このIoT活用は、2016年も引き続き、事業現場への 適用検証・実用化・普及などが進むと考えられている。IoTの活用は、 社内の業務効率化や生産性向上にも寄与するが、本質的な意義は 新事業創造にある。モノやヒトが常時ネットワークに接続され、 その状態がリアルタイムに把握・分析され、さらに自動的に制御や指示が 出されるという仕組みを用いることで、これまでにない新しい事業や サービスを作り上げることがIoT活用の狙いであり、目標である。 これらのIoT活用による新規事業や新サービス創造には、将来の 顧客価値を想像しながら、事業・サービスのテーマやコンセプトを 考え出す作業 (=コンセプトワーク) が必要であり、さらに仮説検証を 繰り返すプロセスが不可欠である。今回は、IoT活用による新事業・ 新サービスを想像する上での、ビジョンやコンセプトの考え方、 取り組み手法を紹介する。

  1. IoTブームと定義
  2. IoT活用の本質
    1. 活用の場面と期待される効果
    2. 実際の適用事例
  3. IoTを活用した新事業創造
    1. 顧客価値の考え方
    2. 見える製品と見えないシステム
    3. 事業を構成する3要素+3条件
    4. 顧客価値の評価
  4. 新事業デザインのステップ
    1. 範囲・領域の設定
    2. テーマ・コンセプトの作り方 (コンセプトワーク)
    3. 具体化と抽象化
    4. 課題設定と解決策オプション
    5. 課題やトレードオフのブレークスルー
    6. ビジネスモデル設計と事業計画策定
    • 質疑応答

第2部. ビジネスモデルキャンバスによるIoTビジネスモデルの作り方

(2016年5月17日 12:45〜14:45)

ビジネスモデルとは、事業機会を活かすことを通じて継続的に利益を生み出していくための論理的な仕組みのことを意味します。貴社が新規事業をおこす際に、ビジネスモデルキャンバスを活用することにより既存のビジネスモデルや競合他社のビジネスモデルと比較して、新規事業のビジネスモデルの特徴をより明確に打ち出すことができるようになります。 IoT時代においては、今までインターネットに接続されていたなかったモノが通信機能を持つことによって様々な事業機会が生じるようになります。そのような事業機会をどのように見つけて自社のビジネス・モデルを構築するのかを具体的な事例をもとにお伝えします。

  1. ビジネスモデルキャンバスとは
  2. ビジネスモデルキャンバスを用いた事例紹介
    1. ビジネスモデルと戦略との関係性
    2. B2BビジネスにおけるIoTビジネス・モデルの事例
    3. B2CビジネスにおけるIoTビジネスモデルの事例
  3. IoT時代における世界観とは
    1. 世界観の概要
    2. 製造業はソフトウェア産業化する
    3. IoT時代における新規事業開発のあり方
  4. ビジネスモデルの描き方
    • 質疑応答

第3部. IoT市場で自社のビジネスチャンスをいかに見つけるか

(2016年5月17日 15:00〜17:00)

モノのインターネット”IoT” (Internet of Things) が話題になっていますが、IoTの実態は今だ曖昧な部分が多いのが実情です。しかしIoTに関わる技術開発は日夜覚ましい勢いで進み、時間ともにIoTの実態が見えてくると思われます。本セミナーではIoTの本質を理解した上で、IoTのビジネスチャンスの捉え方を豊富な事例を使って、IoTビジネスをリードする現役コンサルタントがお伝えします。さらにIoTの特性、特に業界横断的な側面などに留意した参入方法を解説します。各業界、企業の特性別の参入戦略の切り口、ビジネスモデルアイデアなどを、質疑を通じてご紹介します。

  1. IoTのコンセプト普及の背景とIoT市場の特性
    1. IoT市場の一般的な認識とその問題点
    2. IoTと言うコンセプトが普及してきた背景
    3. IoT市場の特性
  2. IoT市場のビジネスチャンス発見の2つの着眼点と参入方法
    1. IoT市場のビジネスチャンス発見の2つの着眼点
    2. IoT市場参入への2つの参入方法
  3. IoTの最大の変革点は「ユーザーがIoTのサービス提供企業に対して交渉力を持ち始めること」
    • 質疑応答

講師

  • 為本 吉彦
    株式会社 三菱総合研究所 企業・経営部門 事業推進グループ
  • 大橋 信太郎
    大橋中小企業診断士事務所
    中小企業診断士
  • 高橋 透
    株式会社ニューチャーネットワークス
    代表取締役

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/14 間違いだらけの新規事業2024 東京都 会場・オンライン
2024/5/15 コア技術の明確な定義、設定プロセスと継続的な育成と強化手法 オンライン
2024/5/17 ChatGPTの実務活用 オンライン
2024/5/20 革新的新商品・技術、新規事業を生み出すアイデアが湧き出る発想法 オンライン
2024/5/21 Web3事業「αU (アルファユー) 」の最新取組と展望 オンライン
2024/5/23 自社保有技術の棚卸しと新規事業テーマの創出 オンライン
2024/5/23 研究開発部門による3つの重要要素に基づいた「良い事業戦略」の構築と策定 オンライン
2024/5/23 新規事業を自走する組織に必要な10の観点とは オンライン
2024/5/30 未来予測による新規研究開発テーマ創出の仕方 オンライン
2024/6/3 不確実性を価値創造に変える衆知錬成の「意思決定」 オンライン
2024/6/5 研究開発部門を対象とした情報収集のテクニック オンライン
2024/6/10 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/11 研究開発におけるポートフォリオ・マネジメントの方法とその具体的な活動 オンライン
2024/6/18 自社保有技術・コア技術を起点にした革新的な研究開発テーマの創出活動 オンライン
2024/6/20 自社技術の洗い出しと新規事業創出方法 オンライン
2024/6/26 コンピュータ化システムバリデーション (CSV) 初級講座 オンライン
2024/6/26 新規事業創出のための発想法と技術ロードマップの作成、技術・事業・知財戦略の実践方法 オンライン
2024/7/3 自社技術の洗い出しと新規事業創出方法 オンライン
2024/7/5 新規事業テーマ中止/撤退判断への基準作りと運用の仕方 オンライン
2024/7/9 新規事業創出のための発想法と技術ロードマップの作成、技術・事業・知財戦略の実践方法 オンライン