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核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品を対象とするドラッグデリバリーシステムの現状と将来展望

核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品を対象とするドラッグデリバリーシステムの現状と将来展望

オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2025年2月6日〜21日を予定しております。
アーカイブ配信のお申し込みは2025年2月19日まで承ります。

概要

本セミナーでは、核酸医薬品/メッセンジャーRNA医薬品の体内動態を規定する因子、既存医薬品に適用されているDDS技術について解説いたします。

開催日

  • 2025年2月5日(水) 13時00分 16時00分

修得知識

  • 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品の体内動態を規定する因子
  • 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品に適用されるDDS技術
  • 新たな標的への送達を可能にするために必要なDDS技術

プログラム

 近年、核酸または核酸誘導体を構成要素とする核酸医薬品およびメッセンジャーRNA医薬品の承認品目数が増加している。核酸は生物学的安定性および生体膜透過性が低いことから、生物学的に安定な核酸誘導体の利用または生体膜透過性を改善するドラッグデリバリーシステム (DDS) 技術の利用が、これら中分子・高分子医薬品の実用化には必須である。
 本講演では、核酸医薬品およびメッセンジャーRNA医薬品の体内動態を規定する因子を整理するとともに、標的細胞に送達するために既存医薬品に適用されているDDS技術に加えて、新たな標的への送達を可能にするために必要なDDS技術について解説する。

  1. 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品
    1. 核酸医薬品の定義・種類
      1. アンチセンスオリゴヌクレオチド
      2. siRNA
      3. 核酸アプタマー
      4. CpGオリゴデオキシヌクレオチド
      5. その他の核酸医薬品候補化合物
    2. メッセンジャーRNA医薬品の定義
    3. 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品の特徴
  2. 核酸医薬品の体内動態・細胞相互作用
    1. 体内動態を規定する生体側要因
    2. 体内動態に影響を及ぼす核酸医薬品の性質
  3. ドラッグデリバリーシステム (DDS)
    1. DDSの基本概念と分類
    2. ターゲティング (標的指向化)
      1. 肝細胞へのターゲティング
      2. 血中滞留化
      3. 固形腫瘍へのターゲティング
      4. 筋肉へのターゲティング
      5. 免疫細胞へのターゲティング
  4. 核酸医薬品・メッセンジャーRNA医薬品に適用されるDDS技術
    1. タンパク結合性制御
    2. リガンド修飾
    3. 脂質ナノ粒子 (LNP)
    4. 細胞外小胞 (エクソソーム)
    5. DNAナノテクノロジー
  5. 新たな標的への送達を可能にするために必要なDDS技術

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

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本セミナーは終了いたしました。

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