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循環型パッケージ / プラスチック包装材料の技術動向と課題

循環型パッケージ / プラスチック包装材料の技術動向と課題

~軟包装材料の循環型パッケージ推進への国内外の最新動向 / パッケージ/包装材料のリサイクルの現状と課題 / interpack 2023から見る包装材料の最前線~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、interpack 2023における循環型ポリマー対応の事例や最近の国内外のrecycled plasticsへの対応事例を説明すると共に同時に抱えている課題について現状の動きを説明いたします。

開催日

  • 2023年8月9日(水) 13時00分16時30分

受講対象者

  • 包装産業に携わる方

修得知識

  • 循環型ポリマーの基礎
  • 循環型ポリマーの循環
  • 循環型ポリマーの必要性
  • 包装製品の安全性確立にサプライチェーン全体での追跡性は必要か

プログラム

 包装は、循環型パッケージに向けて大きく変化してきている。特にプラスチック包装は、包装ごみではなく、資源として再利用する循環型ポリマー利用促進が急ピッチで世界では進んでいるが、国内の動きは遅い。EUはrecycled plasticsを包装材料に使用することを義務付け、第三者認証も必要となり英国、スペインでは実施が始まった。日本もこの動きに追随しないと世界から取り残される。
 本セミナーでは、interpack 2023における循環型ポリマー対応の事例や最近の国内外のrecycled plasticsへの対応事例を説明すると共に同時に抱えている課題について現状の動きを説明する。日本はどのように動くべきか課題も多いが方向性を述べる。

  1. 循環型パッケージ、循環型ポリマー利用とは
  2. interpack 2023にみる世界のPCR, recycled plasticsの利用事例
    1. 現在の回収stream利用のモノマテリアル事例
    2. PEモノマテリアル、PPモノマテリアルの事例
    3. バリア性付与の方法
    4. 紙仕様の実施事例
  3. Recyclableとは
    1. 海外のプラスチック団体の業界基準
    2. 技術的ではなく実際に法的裏付けと市場で実施の裏付け
    3. 欧州7か国のオレフィン回収streamの利用
    4. 欧州市場での第三者認証制度、国内はないが今後どのように対応するか
    5. グリーンウォッシュへの警告
    6. 日本でrecyclableは何の意味があるのか
  4. 世界のプラスチック業界のrecycled plasticsへの供給体制
    1. 増強に走る世界の生産体制の整備状況
    2. 日本の準備状況
  5. リサイクル技術
    1. メカニカルリサイクル – アップサイクリングに向けて脱インク、デラミネーション技術
    2. メカニカルリサイクル実施のAPK社他の事例
    3. 脱インキ、デラミネーション技術の具体的な事例
    4. ケミカルリサイクル – 熱分解、ガス化、超臨界、酵素利用、電磁波利用の実施状況
    5. PPのメカニカルリサイクル、Nextlooppの事例
    6. 日本のリサイクル技術及び実施状況
  6. 回収プラスチック包装の選別課題
    1. 画像認識による選別、Recycleye社
    2. 透明バーコード、Digimarc、利用の実証実
    3. 多層Co-Exフィルムの再生樹脂のRecyclable認定と課題
  7. 包装製品のサプライチェーン全体における追跡性
    1. R-cycle
    2. ブロックチェーン利用
  8. interpack 2023に見る新しい包装技術及び最近の包装動向
    1. 小ロット対応とデジタル印刷
    2. モノマテリアルのPTP
      • 紙化
      • PP
      • HDPE
      • PET
    3. 耐熱r PET成形品
    4. 紙化の事例
    5. コンポスタブル
    6. ミスト利用の紙の成形
    7. 鮮度インジケーター
    8. DX、 AI活用、その他
  9. まとめ
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,900円 (税別) / 33,990円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,900円(税別) / 33,990円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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