技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

食品賞味期限の科学的根拠のある具体的設定手法とトラブル対応

食品賞味期限の科学的根拠のある具体的設定手法とトラブル対応

~トラブルが起きた際の原因と対策や社内各部署毎の課題とは~
オンライン 開催

アーカイブ配信で受講をご希望の場合、視聴期間は2022年7月22日〜8月19日となります。

開催日

  • 2022年7月21日(木) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 賞味期限・消費期限設定の現状
  • 賞味期限・消費期限設定の科学的根拠手法
  • 賞味期限・消費期限設定の具体的な設定方法
  • 賞味期限・消費期限設定のメーカー各部署との関係
  • 賞味期限・消費期限設定の食品業界の実態と今後の課題

プログラム

 賞味期限、消費期限を設定する際に、法的基準、業界基準を満たすように、設定する必要があることをご存知でしょうか? 食品期限表示の設定のためのガイドラインが制定されました。従来の食品業界の経験と勘ではなく、今後は「科学的根拠のある」賞味期限・消費期限の設定を行う必要があります。
 今回の講演では「消費期限・消費期限の設定」の、科学的根拠の基礎と具体的事例の説明をわかりやすく解説します。「消費期限・賞味期限の設定」は、品質管理部署の課題ではなく、商品開発、原料調達、生産管理、品質管理、販売、労務管理など関係することから、経営全体からの最終判断が必要な重要な課題です。

  1. はじめに
    • 賞味期限・消費期限とは
  2. 賞味期限・消費期限設定ガイドライン
    1. 背景と目的
    2. ガイドラインについて
  3. 賞味期限・消費期限設定の基本的な考え方
    1. 食品の特性に配慮した客観的項目 (指標) の設定
    2. 官能試験
    3. 微生物試験
    4. 理化学試験
    5. 食品の特性に応じた「安全係数」の設定
    6. 特性が類似している食品に関する期限の設定
    7. 流通温度帯
  4. 具体的な設定手法
    1. 食品・飲料の種類別
      • 缶詰
      • レトルト食品
      • 清涼飲料
      • 炭酸飲料
    2. 流通温度帯別
      • 室温
        • 菓子
        • 麺類
        • 乾物
        • ハチミツ など
      • 冷蔵品
        • 生菓子
        • ジャム
        • 調味料 など
      • 冷凍品
        • 野菜
        • 総菜など
    3. 賞味期限の期間別
      • 消費期限
        • 保管期間の短い製品
          • カット野菜など
      • 賞味期限
        • 保管期間の長い製品
          • 乾パンなど
    4. 加速試験
      • アレニウスの式について
      • 加速試験について
      • 安全係数について
    5. 会社の規模別
      • 個人事業主の場合
        • 道の駅
        • 生産者加工品など
      • 中小企業の場合
      • 大企業の場合 (各組織間での総合判断)
  5. トラブル (課題) 対応
    1. トラブルの原因と対策
    2. 社内各部署毎の課題と連携
  6. 世界の食品業界をとりまく潮流
    1. フードロスと賞味期限・消費期限
    2. SDGsと賞味期限・消費期限
    3. 輸出・輸入と賞味期限・消費期限
    • 質疑応答

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。

「案内の希望」をご選択いただいた場合、1名様 42,000円(税別) / 46,200円(税込) で受講いただけます。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

ライブ配信対応セミナー / アーカイブ配信対応セミナー

  • 「Zoom」を使ったライブ配信またはアーカイブ配信セミナーのいずれかをご選択いただけます。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。

ライブ配信セミナーをご希望の場合

  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。

アーカイブ配信セミナーをご希望の場合

  • 当日のセミナーを、後日にお手元のPCやスマホ・タブレッドなどからご視聴・学習することができます。
  • 配信開始となりましたら、改めてメールでご案内いたします。(配信期間は開始後、10日間の予定)
  • 視聴サイトにログインしていただき、ご視聴いただきます。
  • 視聴期間は2022年7月22日〜8月19日となります。ご視聴いただけなかった場合でも期間延長いたしませんのでご注意ください。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2024/1/31 不純物の分析法と化学物質の取り扱い
2023/10/20 食品賞味期限設定における商品別事例と官能評価対応ノウハウ
2023/8/31 ゲノム編集の最新技術と医薬品・遺伝子治療・農業・水畜産物
2022/11/21 食品添加物 (CD-ROM版)
2022/11/21 食品添加物
2021/12/24 動的粘弾性測定とそのデータ解釈事例
2021/10/29 マイクロバイオームの最新市場動向とマーケティング戦略
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (書籍版 + CD版)
2021/9/29 世界のレトルトフィルム・レトルトパウチの市場実態と将来展望 2020-2023 (PDF版)
2021/4/26 包装・工業用PETフィルム&飲料・食品用PETボトルの市場分析
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2017/8/31 きのこの生理機能と応用開発の展望
2013/10/28 新・機能性表示制度への準備
2013/1/28 造粒・打錠プロセスにおけるトラブル対策とスケールアップの進め方
2012/9/4 食と健康の高安全化
2012/7/4 薬事法・景品表示法 実践 戦略パック
2011/11/2 インドの食習慣・食品産業と日本企業の事業機会
2011/7/25 ビール4社 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/15 菓子 技術開発実態分析調査報告書