技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

サイバーセキュリティの具体的な手順書作成セミナー

サイバーセキュリティの具体的な手順書作成セミナー

~欧州医療機器規制 (MDR) において要求されてるサイバーセキュリティの確保とは~
オンライン 開催

サイバーセキュリティの手順書を配布いたします。

概要

本セミナーでは、医療機器におけるサイバーセキュリティ確保のための手順書例を配布し、要点を分かりやすく解説いたします。

開催日

  • 2022年6月29日(水) 13時30分 16時30分

修得知識

  • サイバーセキュリティの基礎
  • サイバーセキュリティに関するガイドライン
  • サイバーセキュリティを考慮したリスクマネジメントの実施方法

プログラム

 IoT機器等の基盤となる通信技術の進歩に伴い、今後も医療機器が医療機関のネットワーク、他の医療機器又は電子機器と接続される機会がさらに増加することが想定されます。これにより医療機器がデータ通信による外部からの不正な侵入のリスクに晒される機会が増加することになります。ネットワークを介して医療機器がサイバー攻撃を受けるリスクや、当該医療機器が接続された医療機関等のネットワークを介して他の医療機器やコンビュータ等もサイバー攻撃を受け、障害が引き起こされる可能性もあり得るでしょう。
 医療機器がサイバー攻撃を受けた場合のリスクには下記のものが考えられます。

  • 検査装置・診断装置:検査の中断や誤った診断に至る可能性
  • 治療に用いられる装置:治療の中断等の事象の発生の可能性
  • 放射線治療の線量等の計算プログラム:過量照射や不十分な量の照射が発生する可能性

 医療機器企業は、サイバーセキュリティを確保した設計開発を確実に実施し、医療現場に提供することが求められます。IMDRF (国際医療機器規制当局フォーラム) は、2020年3月18日、「Principles and Practices for Medical Device Cybersecurity」 (医療機器サイバーセキュリティの原則および実践) 」を発出しました。日本においても2023年を目途にIMDRFガイダンスの業界への導入の検討が進められています。これにより、厚労省は2021年12月24日に「医療機器のサイバーセキュリティ導入に関する手引書」を発出しました。2023年度には、サイバーセキュリティの確保が基本要件基準に明記され、医療機器の品目申請において審査対象となる模様です。

 一体どのようなリスクマネジメントを実施し、どのような手順書や記録を作成する必要があるのでしょうか。本セミナーでは、医療機器におけるサイバーセキュリティ確保のための手順書例を配布し、要点を分かりやすく解説します。

  1. サイバーセキュリティ対応手順書概要
  2. サイバーセキュリティリスクマネジメント実施手順
    • リスクマネジメントワークシート
    • ハザードの抽出
    • サイバー攻撃リスクの特定
    • リスクコントロール策の決定
  3. サイバーセキュリティ対応設計手順
    • ソフトウェアBOMの作成
  4. レガシーソフトウェア管理手順
  5. 医療機関との連携手順
  6. 規制当局等とのコミュニケーション手順
    • 質疑応答

講師

  • 村山 浩一
    株式会社 イーコンプライアンス
    代表取締役

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,000円 (税別) / 33,000円 (税込)

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/11/25 医療機器開発の全体像とF/Sフェーズ・設計開発フェーズにおける実務ノウハウ オンライン
2024/11/25 再生医療産業分野における新規事業・研究開発テーマ企画の心得と市場参入戦略 オンライン
2024/11/26 医療機器開発における生物学的安全性評価の進め方と日米欧の要求事項 オンライン
2024/11/27 プログラム医療機器 (診断用および治療用) の薬事承認申請と審査のポイント 東京都 会場・オンライン
2024/11/28 ISO 13485:2016対応に必須の医療機器プロセスバリデーション オンライン
2024/12/3 医療機器GVPの要求する安全管理業務の留意点/効果的なCAPA活動 オンライン
2024/12/4 エンドトキシン管理の要件と最新動向を踏まえた課題解決のアプローチ オンライン
2024/12/4 医療機器のEO滅菌および放射線滅菌の基礎・規格と滅菌バリデーション オンライン
2024/12/4 医療機器開発の全体像とF/Sフェーズ・設計開発フェーズにおける実務ノウハウ オンライン
2024/12/5 e-NOSE (人工電子鼻) システムに向けた各種ケモセンサーの開発動向と応用展望 オンライン
2024/12/5 最新の欧州医療機器規則 (MDR) において必要な市販後活動・要求事項と技術文書作成のポイント オンライン
2024/12/6 医療機器におけるソフトウェアバリデーションのポイント オンライン
2024/12/6 ASEAN における医療機器の動向および規制・薬事申請のポイント2024 オンライン
2024/12/9 GVP省令が求める「医療機器製造販売後安全管理業務」 オンライン
2024/12/10 CSR、SDGsを考慮した食品飲料、無菌医薬品、化粧品、医療機器等包装容器の電子線滅菌について オンライン
2024/12/10 中小製薬企業のためのテーマ創出・研究開発・製品戦略の策定・推進 オンライン
2024/12/11 CSVセミナー (超入門編 + 中級編) オンライン
2024/12/11 CSVセミナー (超入門編) オンライン
2024/12/11 医療機器におけるソフトウェアバリデーションのポイント オンライン
2024/12/12 癒着防止材の選択、使用法と今後求められる製品像 オンライン