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自動車用パワートレーンの電動化と脱炭素化に向けた最新技術動向

自動車用パワートレーンの電動化と脱炭素化に向けた最新技術動向

~電気自動車の不都合な真実と、カーボンニュートラルの自動車用パワートレインとは?~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、パワートレインの技術動向・自動車のCO2排出量の規制動向から、EV・FCV・HEV等のCO2排出量削減効果と将来の可能性、カーボンニュートラルを実現するために必要な技術や水素利用・合成燃料 (e-fuel) 、パワートレインのCO2排出量のLCA評価法などについて、エンジン開発を専門とする技術コンサルタント・ジャーナリストの講師が詳しく解説いたします。

開催日

  • 2022年6月17日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • パワートレインの技術動向を知りたい方
  • 自動車のCO2排出量の規制動向とその意味を知りたい方
  • パワートレインのCO2排出量の求め方、EVはどのくらい地球に優しいのか知りたい方
  • EV、FCV、HEV (エンジン) などのCO2排出量削減効果と将来に向けての可能性を知りたい方
  • エンジンの熱効率を極限まで高める方法とそれを実現するエンジンの姿を知りたい方

修得知識

  • 90年代からのパワートレイン技術の動向と、技術競争の歴史
  • 「電気の不思議」とパワートレインのCO2排出量をLCAで正しく (実際に近い) 評価する方法
  • 各種パワートレインのCO2排出量のLCA評価とカーボンニュートラルを実現する方法
  • 大きなCO2排出量削減のポテンシャルを持つ次世代エンジンの考え方とその姿

プログラム

 自動車からのCO2排出量をゼロ (カーボ-ンニュートラル) にすることが求められ、世界中で電気自動車 (EV) の普及が政策的に進められている。特に欧州ではEVのCO2排出量をゼロカウントしてCO2排出規制上EVを導入せざるを得ない状況が作られている。さらに、多くの補助金でEVの販売が促進され、昨年からテスラ3,VWのiD.3ほかのEV販売台数が急速に増加している。
 ここでは90年代からこれまでのパワートレインの技術競争から、今日のEV一辺倒のCO2排出量削減政策に至る道と、これからカーボンニュートラルを実現するために必要な技術とその特徴を解説する。さらに各種パワートレインのCO2排出量をLCA (Life Cycle Analysis) で評価した上で、将来のパワートレインの進むべき道の提示を試みる。

  1. 走りと燃費へのこだわり (自己紹介)
    1. エンジンのない将来の自動車の実現を目指して東洋工業 (現マツダ) に入社
    2. 電動車両を担当後エンジン設計部門に異動、走りの理想は電気自動車 (EV)
    3. ミラーサイクルエンジンを開発、2001年に独立して技術コンサルタント
    4. モーターファンイラストレイテッド誌「博士のエンジン手帖」を連載、単行本を出版
  2. 日本が勝利した日欧のパワートレイン技術戦争
    1. 90~2000年代の日本と欧州のパワートレイン技術競争
    2. VWのディーゼルゲート事件とディーゼルエンジンの失速
    3. ハイブリッドとエンジン技術で優位に立つ日本メーカ
    4. 欧州メーカのEV本格導入とエンジン車の締め出しの動き
  3. 魅力的な走りのEVとシリーズハイブリッドの登場
    1. 2000年代後半のEVは環境に優しいことを売り物にした小型車
    2. テスラはスポーツカーと高級車から、普及モデルのモデル3で躍進
    3. EVの快適な走りを売りに、続々と高級車、SUV、スポーツカーの市場導入
    4. VWのiD.3ほかの大量生産EVも導入され、本格的なEVの普及
    5. EVの快適な走りを実現するシリーズHEVのe-POWER
  4. 電気の不思議とEVのCO2排出量の不都合な真実
    1. EVのCO2排出量の評価の実際
    2. EVの充電電力と色のつかない「電気の不思議」
    3. 電源平均とマージナル電源の二つのCO2排出量係数
    4. EVのCO2排出量とEVの充電を止めた場合のCO2排出量削減効果
    5. EVの普及とHEVの普及によるCO2排出量の削減効果のLCA評価
  5. 自動車のカーボンニュートラル走行実現に向けて
    1. EV (電気) 、FCV (水素) 、HEV (液体燃料) のもとになる1次エネルギー
    2. 不安定な再エネ発電の普及と余剰電力の利用
    3. 水素の製造と大気からのCO2の回収
    4. カーボンニュートラルの水素の利用と合成燃料 (e-Fuel)
    5. 2050年のカーボンニュートラルの実現に向けて2030年に必要なこと
  6. 対向ピストンエンジンの研究 (趣味の領域)
    1. 快適な走りと環境性能を両立するシリーズHEV
    2. シリーズHEV専用の熱効率が高く静かで振動がないエンジン
    3. 2ストローク対向ピストンエンジンの歴史と特徴
    4. 2ストローク対向ピストンガソリンエンジンの開発

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 25,000円 (税別) / 27,500円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
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    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 110,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 165,000円(税込)

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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