技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自己組織化実装によるチップレットのアセンブリとインターコネクト

自己組織化実装によるチップレットのアセンブリとインターコネクト

~基礎から応用、最近の3D-IC/FOWLP/VCSEL・μLEDの集積化まで~
オンライン 開催

開催日

  • 2021年8月5日(木) 13時00分 16時30分

修得知識

  • チップレットの基礎
  • チップレットを集積化するのに必要なアセンブリやインターコネクト技術にフォーカスした基礎技術
  • 特に従来のロボット実装に対して利点のある流体や表面張力を利用した自己組織化実装技術の基礎から応用、研究動向
  • 先端半導体パッケージングで注目される三次元実装やFOWLP、マイクロLEDの概要から課題、今後の方向性

プログラム

 More Moore (微細化による性能のスケーリング) 、More Than Moore (微細化以外による性能のスケーリング) に続くムーアの法則の第三の方法論として期待されている「チップレット」について解説します。チップレットの集積で鍵となる先端半導体パッケージング (実装) 技術の中でアセンブリとインターコネクト (配線技術) に焦点を当て、液体の表面張力を用いた自己組織化実装技術を取り上げ、従来実装技術と比較してその特徴を述べます。
 ポスト5G・人工知能社会のさらなる発展を支えるHPC (High Performance Computing) やMEC (Mobile Edge Computing) で重要となる3D-IC (シリコン貫通配線TSVを用いた三次元積層型集積回路) やFOWLP (Fan – Out Wafer – Level Packaging) に加え、チップレットに含まれる微小なベアダイとして、光電子集積で鍵を握る垂直共振器面発光レーザー (VCSEL) や次世代ディスプレイで期待されるマイクロLEDチップなどの実装とインターコネクト手法についても紹介します。

  1. 自己組織化とは
    1. エレクトロニクスにおける自己組織化
      1. 自己組織化単分子膜 (SAM) 技術
      2. セルフアライメント技術
      3. セルフアライン技術
      4. 誘導自己組織化 (DSA) 技術
  2. 自己組織化実装の基礎
    1. 原理と駆動力 (表面張力の科学)
    2. 動画で分かる自己組織化実装技術の概要
    3. 自己組織化実装の支配因子
  3. 自己組織化実装の応用
    1. チップレットの定義
    2. チップレットの実装技術の研究動向
    3. チップレットの自己組織化実装を基盤とした3D-IC/TSV技術
      1. 三次元集積化技術の進歩 (TSVと狭ピッチ電極接合を中心に)
      2. マルチチップレット – オン – ウエハ積層の必要性
      3. 東北大学の自己組織化三次元実装とインターコネクト
    4. FOWLPの研究動向と自己組織化実装への期待
      1. 国際会議ECTCで発表された最近の研究を解説
      2. フレキシブル・ハイブリッド・エレクトロニクス (FHE) への応用
    5. 光学素子 (VCSEL / LD) の自己組織化実装
      1. 光インターコネクションの研究事例
      2. シリコンフォトニクスの現状と展望
      3. 東北大学におけるVCSELの自己組織化実装
    6. マイクロLEDディスプレイと自己組織化実装
      1. 研究背景
      2. X-Celeprint & X Display社
      3. 東レエンジニアリング社
      4. Uniqarta社 (K&S社)
      5. eLux社
      6. PARC (パロアルト研究所)
      7. 東北大学におけるマイクロLEDの自己組織化実装
      8. マイクロLED実装の課題:マストランスファとインターコネクト技術
  4. おわりに
    • 質疑応答

講師

  • 福島 誉史
    東北大学 大学院 工学研究科 機械機能創成専攻
    准教授

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名受講割引

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 30,400円(税別) / 33,440円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」とご記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
  • サイエンス&テクノロジー社の「2名同時申込みで1名分無料」価格を適用しています。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は、PDFファイルをダウンロードいただきます。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • ご視聴は、お申込み者様ご自身での視聴のみに限らせていただきます。不特定多数でご覧いただくことはご遠慮下さい。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 フォトレジスト材料の基礎と課題 オンライン
2024/4/23 半導体パッケージ 入門講座 オンライン
2024/4/25 5G高度化とDXを支える半導体実装用低誘電特性樹脂・基板材料の開発と技術動向 オンライン
2024/4/25 半導体パッケージ技術の基礎とFOWLP等の最新技術動向 オンライン
2024/4/26 先端半導体パッケージにおけるボンディング技術 オンライン
2024/4/26 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/4/26 半導体パッケージにおけるチップレット集積技術の最新動向と評価 オンライン
2024/5/7 エヌビディアGPU祭りと半導体不況本格回復への羅針盤 オンライン
2024/5/8 半導体パッケージ技術の基礎とFOWLP等の最新技術動向 オンライン
2024/5/8 自動車の電動化に向けた半導体封止樹脂の設計と評価 オンライン
2024/5/8 半導体パッケージにおけるチップレット集積技術の最新動向と評価 オンライン
2024/5/10 半導体ウェハの欠陥制御と検出、評価技術 オンライン
2024/5/16 半導体めっきの基礎とめっき技術の最新技術動向 オンライン
2024/5/17 半導体装置・材料のトレンドと今後の展望 オンライン
2024/5/21 チップレット集積技術の最新動向と要素技術展望 オンライン
2024/5/21 プラズマプロセスにおける基礎と半導体微細加工へのプラズマによるエッチングプロセス オンライン
2024/5/27 SiCパワー半導体の最新動向とSiC単結晶ウェハ製造の技術動向 オンライン
2024/5/28 先進半導体パッケージングの市場・技術動向と開発トレンド オンライン
2024/5/28 半導体用レジストの基礎、材料設計、プロセス、評価方法 オンライン
2024/5/29 ドライエッチングのメカニズムと最先端技術 オンライン