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産業分野における熱利用技術の現状、今後の動向

産業分野における熱利用技術の現状、今後の動向

~「グリーン社会の実現」に向けた省エネルギー手法と実例~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、既に世の中にある機器や設備を最適活用し、エネルギーの有効利用を図る方法をおさらいし、エネルギー使用量の新たな低減方法と、特にバイナリー発電について詳説いたします。

開催日

  • 2021年4月21日(水) 13時30分 16時30分

受講対象者

  • 排熱利用、熱の高効率利用に関心のある技術者・研究者

修得知識

  • 国内産業分野における排熱の状況
  • 各種熱利用技術の基礎と動向
  • 各種熱利用技術の横断的な知識、それぞれの適・不適
  • 熱利用技術を実際に適用する場合のポイント

プログラム

 2020年10月26日の所信表明演説で菅総理大臣は、「グリーン社会の実現」に関して、2050年までに温室効果ガスの排出を全体としてゼロにすると宣言した。そのためには革新的なイノベーションと共に省エネルギーの徹底と再生可能エネルギーの最大限の利用を提示している。然しながら革新的イノベーションには時間がかかり、また、再生可能エネルギーの更なる利用にはまだ解決すべき課題が多い。その点、省エネルギーは最も堅実であり、即効性の高い方法である。現在、国内に投入されたエネルギーの約6割は廃棄されている。
 本セミナーでは、既に世の中にある機器や設備を最適活用しエネルギーの有効利用を図る方法をおさらいし、エネルギー使用量の新たな低減方法を聴講者の皆様と考えていきたい。特にバイナリー発電について詳説する。

  1. 国内のエネルギーの状況
  2. 日本のエネルギー戦略
  3. 産業部門の排熱の全容と代表的産業の排熱状況
  4. 産業界における熱利用技術の全容
  5. 各種熱利用技術の特徴と動向、省エネルギー実例
    1. 熱から熱を得る技術と実例
      1. 熱交換器
      2. ヒートパイプ
      3. 吸収式冷凍機
      4. ヒートポンプ
    2. 熱から電気を得る技術と実例
      1. 蒸気ランキンサイクル
      2. バイナリーサイクル
      3. 蒸気タービン発電機
      4. スターリングエンジン
      5. 熱電素子
    3. 熱及び電気の高効率化技術と実例
      1. コージェネレーション
      2. コンバインドサイクル
      3. 燃料電池システム
  6. バイナリー発電の詳説
  7. 熱利用技術の経済性
  8. 熱利用技術選定のポイント
  9. まとめ

講師

  • 森 豊
    森豊技術士事務所
    代表

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

シーエムシーリサーチからの案内をご希望の方は、割引特典を受けられます。
また、2名以上同時申込で全員案内登録をしていただいた場合、1名様あたり半額の 20,000円(税別) / 22,000円(税込)となります。

  • Eメール案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • Eメール案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 24,000円(税別) / 26,400円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境テストミーティングへの参加手順 をご確認いただき、 テストミーティング にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

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