技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

自動運転に向けた車載用ステレオカメラ

自動運転に向けた車載用ステレオカメラ

~ステレオ法の基本原理、優位性、実用化 / 衝突回避や自動運転への適応技術とは~
オンライン 開催

概要

本セミナーでは、ステレオカメラの優位性やステレオ法の原理、立体物の検出などステレオ法の基礎から解説し、衝突回避や自動運転への適用について詳解いたします。
また、地図とステレオカメラからの情報をマッチングさせる手法や実物の1/10のモデルを使って行った実験の様子、今後の展開などを解説いたします。

開催日

  • 2021年2月8日(月) 13時00分 16時00分

修得知識

  • ステレオカメラの基礎
  • ステレオカメラの実用化に必要な知識
  • ステレオカメラのみで自動運転を支援するポイント

プログラム

 両眼立体視 (ステレオ視) は生物の進化の最後にたどり着いた優れた物体認識手段である。人間はこの眼と地図だけを頼りに目的地まで自律移動する。したがって自動車も地図とステレオカメラだけで自動運転ができるはずである。
 この講演ではステレオカメラの優位性やステレオ法の原理、立体物の検出などステレオ法の基礎を述べたのち、衝突回避や自動運転への適用について述べる。地図とステレオカメラからの情報をマッチングさせる手法や実物の1/10のモデルを使って行った実験の様子、今後の展開などを述べる。時間があれば90年代に行なっていた開発の様子もご参考までにお話したい。

  1. ステレオカメラの優位性
    1. さまざまなセンサ
    2. ステレオカメラの優位性
  2. ステレオカメラによる交通認識技術とその応用
    1. ステレオカメラの原理
      • 距離 (視差) 画像の取得
      • 特異点の除去と置き換え
      • Bf値の重要性
    2. 原画像情報の併用
      • 弱パターンにおける視差の除去、グループ情報
    3. 交通環境認識
      • 白線の検出
      • 道路面の検出
      • 立体物の検出
      • 道路境界の検出
    4. リアルタイム処理
      • FPGAの活用
    5. 高密度視差画像
      • SGMの問題
  3. 実用化へのステップ
    1. 補正と校正
    2. 自動校正
    3. 輝度の補正
    4. シャッターコントロール
    5. オクルージョンへの対応
    6. 悪天候への対応
    7. 衝突回避に必要な距離精度
  4. ステレオカメラによる自動運転
    1. 衝突回避と自動運転
    2. ステレオカメラのみによる自律走行
    3. 全方位ステレオカメラ
  5. 開発を始めたころの話
    • 質疑応答・名刺交換

講師

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 30,400円 (税別) / 33,440円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 22,000円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 20,000円(税別) / 22,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 38,000円(税別) / 41,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 40,000円(税別) / 44,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 60,000円(税別) / 66,000円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミー割引

教員、学生および医療従事者はアカデミー割引価格にて受講いただけます。

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)
  • 企業に属している方(出向または派遣の方も含む)は、対象外です。
  • お申込み者が大学所属名でも企業名義でお支払いの場合、対象外です。

ライブ配信セミナーについて

  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
  • お申し込み前に、 視聴環境 をご確認いただき、 ミーティングテスト にて動作確認をお願いいたします。
  • 開催日前に、接続先URL、ミーティングID​、パスワードを別途ご連絡いたします。
  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
  • セミナー資料は郵送にて前日までにお送りいたします。電子媒体での配布はございません。
  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
  • 講義の録音、録画などの行為や、権利者の許可なくテキスト資料、講演データの複製、転用、販売などの二次利用することを固く禁じます。
  • Zoomのグループにパスワードを設定しています。お申込者以外の参加を防ぐため、パスワードを外部に漏洩しないでください。
    万が一、部外者が侵入した場合は管理者側で部外者の退出あるいはセミナーを終了いたします。
本セミナーは終了いたしました。

関連する出版物

発行年月
2022/6/30 自動運転車に向けた電子機器・部品の開発と制御技術
2021/4/13 GAFA+Mの自動運転車開発最前線
2020/7/31 生体情報センシングと人の状態推定への応用
2020/4/30 生体情報計測による感情の可視化技術
2019/1/31 センサフュージョン技術の開発と応用事例
2018/6/30 ADAS・自動運転を支えるセンサーの市場動向
2016/4/28 ドライバ状態の検出、推定技術と自動運転、運転支援システムへの応用
2016/1/20 画像ワーピング技術とその応用
2015/8/17 防犯・監視カメラ〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2015/8/17 防犯・監視カメラ〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/3/7 画像処理・画像符号化・画像評価法
2013/10/29 高効率動画像符号化方式:H.265/HEVC (High Efficiency Video Coding)
2013/8/2 HLAC特徴を用いた学習型汎用認識
2013/6/21 機械学習によるパターン識別と画像認識への応用
2013/6/1 画像診断機器(磁気共鳴) 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2013/6/1 画像診断機器(磁気共鳴) 技術開発実態分析調査報告書
2013/3/29 3次元物体認識手法とその応用 (カラー版)
2012/10/25 電子写真装置の定着技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2012/10/25 電子写真装置の定着技術 技術開発実態分析調査報告書
2012/6/20 画像復元・超解像技術の基礎と応用