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リチウムイオン電池搭載製品における安全規格、安全性試験と表示ルール

Zoomを使ったライブ配信セミナー

リチウムイオン電池搭載製品における安全規格、安全性試験と表示ルール

オンライン 開催

概要

本セミナーでは、用途によっても変わることがあるリチウムイオン電池搭載製品の表示ルールについて取り上げ、複雑難解なリチウムイオン電池の安全性規格・試験、用途別の表示ルールを解説いたします。

開催日

  • 2020年11月17日(火) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • リチウムイオン電池の原材料、部材と電池製造、流通や応用製品の販売に関連する担当者

修得知識

  • リチウムイオン電池の熱暴走メカニズム
  • リチウムイオン電池のトラブル例
  • リチウムイオン電池の安全性確保のための各種技術
  • リチウムイオン電池の安全性評価方法
  • 実用リチウムイオン電池の基礎技術と性能評価
  • JIS、電気用品安全法など国内規格と最新の改定情報
  • UL、UNなどグルーバルな安全性試験規格の概要と適用範囲
  • UNECEなど欧米のEV用リチウムイオン電池の安全性試験
  • 中国のEV用リチウムイオン電池の安全性基準
  • リチウムイオン電池 (セル) の輸送実務と運用改定への対応
  • 製造、運用で危険な兆候を見て、予防安全へのアクション

プログラム

 始めに安全性の基礎となる、リチウムイオン電池の構成などを解説する。安全性規格や試験は、妥当な安全性設計がなされた電池製品であることが前提である。更には充・放電はその設計範囲 (定格) を越えない運用が求められる。
 現行の安全性規制や試験方法は、かなり多岐にわたり、しかも相互の整合性は見えにくい。ここでは全容を一覧表で紹介すると共に、具体的な実務における指針を示したい。

  1. 第1部 リチウムイオン電池の概要と規格等をめぐる諸課題
    1. リチウムイオン電池の構成
      • 電気化学
      • 正極材
      • 負極材
      • 電解液
      • 電解質と部材
    2. 充・放電とサイクル劣化
      • 電極電位
      • 充電電圧
      • 放電電圧
      • Cレートと過充・放電
    3. 安全性 (試験) 機規格の概要 / 測定規格と安全性規格
      • JIS
      • UN
      • ISO
      • IEEEほか
    4. 認証 (試験) 規格の概要
      • UL
      • TUV
      • その他
  2. 第2部 リチウムイオン電池の表示ルールとガイドライン
    1. EU電池指令、RoHSとWEEE
    2. 日本電池工業会 (JBA) のガイドライン
    3. 電気用品安全法
  3. 第3部 リチウムイオン電池の用途分野ごとの安全性の動向
    1. 民生用と関連分野
    2. 産業用と定置蓄電システム
    3. EVなど自動車分野
  4. 第4部 今後の安全性問題
    1. 発火、破裂と事故回避への対応
    2. 全固体リチウムイオン電池など根本対策
    • 質疑応答

講師

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 55,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、1名あたり 45,000円(税別) / 49,500円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 55,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

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  • 本セミナーは「Zoom」を使ったライブ配信セミナーとなります。
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  • セミナー開催日時に、視聴サイトにログインしていただき、ご視聴ください。
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  • 開催まで4営業日を過ぎたお申込みの場合、セミナー資料の到着が、開講日に間に合わない可能性がありますこと、ご了承下さい。
    ライブ配信の画面上でスライド資料は表示されますので、セミナー視聴には差し支えございません。
    印刷物は後日お手元に届くことになります。
  • ご自宅への書類送付を希望の方は、通信欄にご住所・宛先などをご記入ください。
  • タブレットやスマートフォンでも受講可能ですが、機能が制限される場合があります。
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本セミナーは終了いたしました。

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