技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

テラヘルツ波センシング・イメージングの動向・課題と応用事例

テラヘルツ波センシング・イメージングの動向・課題と応用事例

~テラヘルツ波が何に使えるのか、どんな応用に適しているか、今後の展望はどうなるか~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2020年8月12日(水) 10時15分 16時45分

プログラム

 電波と赤外線の中間の帯域に位置するテラヘルツ波 (100GHz-10THz) は、最後の未開拓電磁波領域と呼ばれている。その研究開発や利用法の開拓は、近年のレーザー・デバイス技術の発達により想像を超えるスピードで進展している。特に、テラヘルツ波は様々なソフトマテリアル (ポリマー、セラミックス、複合材料、生体分子、水素結合など) との親和性が高く、非侵襲性にも優れているため、日常生活に直結する幅広い利用が期待されている。また、6Gなどの近未来の超高速通信への利用に対する期待も高まっており、テラヘルツ周波数帯へ向けた超高周波デバイスの小型化・集積化技術の開発も急速に広がっている。
 本セミナーでは、テラヘルツ波の特長・性質、及び、主要技術をわかりやすく解説するとともに、応用可能性の具体例を豊富に盛り込んで紹介し、テラヘルツ波が何に使えるのか、どんな応用に適しているか、今後の展望はどうなるか、といった問いに対する答えや理解に至ることを目指す。また、将来展望についても触れ、研究・技術開発や新たなビジネス展開に繋がるような情報を提供する。

  1. テラヘルツ波の基本的な性質と特徴
    1. テラヘルツイメージング
    2. テラヘルツ分光
    3. 応用可能性の概観
  2. テラヘルツ波の計測技術Ⅰ – 光源・検出
    1. テラヘルツ光源技術
    2. テラヘルツ検出技術
  3. テラヘルツ波の計測技術Ⅱ – THz-TDSと関連技術
    1. テラヘルツ時間領域分光法 (THz-TDS)
    2. テラヘルツレーザー放射顕微鏡技術 (LTEM)
    3. その他のTHz-TDS関連技術
  4. テラヘルツ応用の具体例Ⅰ – イメージング・センシング
    1. 非破壊検査への応用
    2. レーダー計測と応用可能性
    3. 医薬応用
  5. テラヘルツ応用の具体例Ⅱ – 分光
    1. プラスチック材料のテラヘルツ分光
    2. 気体の分光
    3. その他の応用例
  6. 今後の展望
    1. 高強度テラヘルツ波による分子間構造の操作
    2. 超高速無線通信の動向
    3. 将来展望のまとめ
    • 質疑応答

講師

  • 大谷 知行
    理化学研究所 光量子工学研究センター テラヘルツイメージング研究チーム
    チームリーダー

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 58,000円 (税別) / 63,800円 (税込)
複数名
: 53,000円 (税別) / 58,300円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 53,000円(税別) / 58,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 58,000円(税別) / 63,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 106,000円(税別) / 116,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 159,000円(税別) / 174,900円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 30,000円(税別) / 33,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。