技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

体外診断薬の主要国及び国内での競争力のある特許戦略

体外診断薬の主要国及び国内での競争力のある特許戦略

~診断薬発明の拒絶理由に対する対応、及び拒絶理由に反論するための明細書の記載法とは~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、各国での「抗体」、「プライマー」、「診断キット」などを含む診断薬発明の特許取得について、実際に特許が許可された事例等を交えて解説いたします。

開催日

  • 2020年7月16日(木) 13時00分 16時00分

修得知識

  • 各国の診断薬発明の明細書の記載
  • 米国特許法101条に対するいくつかの対応手段
  • 抗体を用いた診断方法、診断キットの発明の明細書の記載
  • プライマー、プローブを用いた診断方法、診断キットの明細書の記載
  • 診断薬発明の拒絶理由に対する対応、及び拒絶理由に反論するための明細書の記載

プログラム

 「診断方法」の発明は、日本、欧州、及び韓国などでは、原則として認められていませんが、請求項の記載を工夫することによって、実質的に許可されています。一方、米国は「診断方法」の発明を認めていましたが、Mayo事件等のCAFC判決の後、「診断方法」の発明が、認められなくなっています。また、中国も診断方法は認めませんが、キットの「使用クレーム」を認めています。
 本講座では、各国での「抗体」、「プライマー」、「診断キット」などを含む診断薬発明の特許取得について、実際に特許が許可された事例等を交えてご提案ができればと思います。

  1. 診断薬発明における診断マーカー
    1. 体内タンパク質
    2. 遺伝子
    3. 感染体 (ウイルス、細菌など)
  2. 各国における診断薬発明の特許取得戦略
    1. 日本
    2. 欧州
    3. 韓国
    4. 中国
    5. 米国 (101条に対する対応を含めて、自然現象とは)
  3. 拒絶理由に対応するための明細書の記載及び意見書における反論 (強い明細書の記載)
    1. 産業上利用可能性
    2. 第二診断用途
    3. 診断キットの新規性欠如
    4. 進歩性欠如
    5. サポート要件
      • 閾値 (カットオフ値)
      • アミノ酸変異
  4. モノクローナル抗体発明の特許取得戦略
    1. 日本の抗体発明
    2. 抗体発明の権利範囲を広くする明細書の記載
    3. インド、ブラジルの抗体発明
    4. 日本、米国、欧州の抗体発明の範囲の違い
  5. プライマー/プローブ発明の特許取得戦略
    1. 日本のプライマー/プローブ発明
    2. 欧州、中国、韓国のプライマー/プローブ発明
    3. 米国のプライマー/プローブ発明 (101条に対する対応を含めて、天然物とは)
    • 質疑応答

会場

すみだ産業会館

9F 会議室1

東京都 墨田区 江東橋3丁目9番10号 丸井共同開発ビル8・9階
すみだ産業会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 45,000円 (税別) / 49,500円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込) (案内をご希望の場合に限ります)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,000円(税別) / 46,200円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 99,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 148,500円(税込)

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の学生に限ります。
教職員や研究員、企業に在籍されている学生には適用されません。
また、当日学生証をご持参ください。

本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/5/28 インドの医薬品産業の最新規制と知的財産制度 オンライン
2024/5/30 技術者・研究開発者のための特許出願の基本知識と実務 東京都 会場
2024/5/30 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン
2024/5/30 医薬品開発におけるグローバルマーケットを見据えた知財戦略と出願・権利化選定/評価 オンライン
2024/5/30 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/5/31 遺伝子治療のベクター、プロモーター、化学修飾、DDS技術を中心とした特許戦略 オンライン
2024/5/31 IPランドスケープによる戦略的な知財分析・活用のすすめ方 オンライン
2024/5/31 モノづくり企業が知っておきたい知的財産契約の基礎知識 オンライン
2024/5/31 特許から紐解く、自動運転の将来とは? 東京都 会場・オンライン
2024/5/31 動物用体外診断薬における薬事規制と申請業務のポイント オンライン
2024/6/4 AIによって開発された医薬・診断技術の特許申請・知財保護戦略 オンライン
2024/6/4 体外診断薬開発における統計解析基礎講座 オンライン
2024/6/6 生成AI、ChatGPTによる知財業務、用途探索への活用 オンライン
2024/6/6 コンテンツIPビジネス最前線とメディア企業で求められる攻めと守りの戦略 東京都 会場・オンライン
2024/6/7 研究開発・技術部門が行う特許情報調査の基本とすすめ方、調査精度を高めるポイント オンライン
2024/6/10 特許調査・明細書の読み方・パテントマップの作成、活用による技術と知財戦略の実践方法 オンライン
2024/6/10 遺伝子治療のベクター、プロモーター、化学修飾、DDS技術を中心とした特許戦略 オンライン
2024/6/10 成功/失敗事例から学ぶコンパニオン診断薬の開発戦略と課題 オンライン
2024/6/11 他社特許を分析して事業に役立つ強い特許を取得する権利化戦略 オンライン
2024/6/11 薬機法の実務を考慮した医薬品特許戦略の新たな視点 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2022/3/31 疾患原因遺伝子・タンパク質の解析技術と創薬/診断技術への応用
2021/3/31 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法
2020/6/30 米国での体外診断用医薬品の開発/審査対応 実務集
2019/5/31 医薬品モダリティの特許戦略と技術開発動向
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2019/4/1 軸受の保持器 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書
2018/10/8 P&G 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2018/10/1 軸受の密封 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/12/27 「特許の棚卸し」と権利化戦略
2017/9/29 疾患・病態検査・診断法の開発
2017/6/21 体外診断用医薬品開発ノウハウ
2014/7/30 キヤノン〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)