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ポリビニルアルコール (PVA) の構造、物性およびその応用・制御

ポリビニルアルコール (PVA) の構造、物性およびその応用・制御

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、ポリビニルアルコール(PVA)の基礎から解説し、市販されている高機能化PVA、代表的な用途について詳解いたします。

開催日

  • 2020年2月19日(水) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • ポリビニルアルコールに関連する技術者、研究者、品質担当者
  • ポリビニルアルコールの応用製品に関連する技術者、研究者、品質担当者
    • バインダー
    • 離型剤
    • 結合剤
    • 界面活性剤
    • 乳化剤 など

修得知識

  • ポリビニルアルコールの基礎
  • ポリビニルアルコールの正しい選定
  • ポリビニルアルコールの正しい使用方法
  • ポリビニルアルコールの構造・物性・微細構造
  • ポリビニルアルコールの高機能化
  • ポリビニルアルコールの用途

プログラム

 ポリビニルアルコールの基礎として、製法、構造、基本物性と代表的な用途について詳説します。また、ポリビニルアルコールの高性能化として、各種変性ポリビニルアルコールの特徴について紹介します。また、最近のポリビニルアルコールの高機能化動向と新しいポリビニルアルコール系ポリマーの特徴についても紹介します。
 ポリビニルアルコールを使用中/使用予定の方を対象とし、ポリビニルアルコールを正しく理解していただけるように基礎知識をしっかり解説します。また、ポリビニルアルコールの重要な物性 (フィルム物性、耐水性、界面活性など) と構造の関係を理解できるように解説します。さらには、ポリビニルアルコールの代表的な架橋技術についての知識が得られます。最近の話題として、比較的新しい高機能化ポリビニルアルコール系ポリマーについての知識が得られます。

  1. ポリビニルアルコールの基礎
    1. ポリビニルアルコールとは?
    2. ポリビニルアルコールの歴史
    3. ポリビニルアルコールの製造工程
    4. ポリビニルアルコールの重要パラメータ (重合度と鹸化度)
  2. ポリビニルアルコールの構造と物性
    1. ポリビニルアルコールの重合度および鹸化度が物性に与える影響
    2. ポリビニルアルコールの微細構造と物性
  3. ポリビニルアルコールの用途
    1. ポリビニルアルコールの特徴を利用した代表的な用途
  4. ポリビニルアルコールの高機能化
    1. 共重合による機能化
    2. 連鎖移動による機能化
    3. その他高機能化技術
  5. ポリビニルアルコールの架橋技術
  6. 最近の高機能化ポリビニルアルコール系ポリマー
    1. 高耐水性ポリマー 「エクセバールTM」
    2. 特殊なレオロジー特性を有するポリマー「KX-シリーズ」など
    • 質疑応答・名刺交換

講師

  • 仲前 昌人
    株式会社クラレ ポバール樹脂事業部 ポバール研究開発部
    部長

会場

機械振興会館

地下2F B2-2会議室

東京都 港区 芝公園3-5-8
機械振興会館の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 42,750円 (税別) / 47,020円 (税込)
複数名
: 22,500円 (税別) / 24,750円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,750円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 47,020円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 49,500円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 74,250円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。

アカデミック割引

  • 1名様あたり 10,000円(税別) / 11,000円(税込)

学校教育法にて規定された国、地方公共団体、および学校法人格を有する大学、大学院の教員、学生に限ります。

本セミナーは終了いたしました。

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