技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法

チクソ性の基礎、制御、測定・評価と実用系への活用方法

~「チクソ性」「チクソトロピー」「非ニュートン流動」の違い / 「チクソ性」を的確に評価するための測定とそのテクニック / 実用系における「チクソ性」のメカニズムに基づいた制御のコツ~
東京都 開催

概要

本セミナーでは、「チクソ性」を測定するためのテクニックを基礎から解説いたします。
また、実用系として微粒子分散系に焦点を絞り、「チクソ性」制御の考え方について概説いたします。

開催日

  • 2019年9月30日(月) 13時00分 16時30分

修得知識

  • 「チクソ性」「チクソトロピー」「非ニュートン流動」の違い
  • 「チクソ性」を的確に評価するための測定手法
  • 微粒子分散系の「チクソ性」をメカニズムに基づき制御するためのコツ

プログラム

 塗料やインキの流動性を特徴づけるためにしばしば「チクソ性」という技術用語が使われますが、「チクソ性」という学術用語はありません。この基となったのは学術用語の「チクソトロピー」と思われますが、両者は必ずしも同じではないため、実用上いろいろな不都合が生じることになります。
 本セミナーでは、まず学術的な意味と技術的な意味の違いを明確にして、物性評価として「チクソ性」を測定するためのテクニックを紹介します。液体中に分散した微粒子は、ほとんどの場合、凝集体を形成します。通常、この凝集はそれほど強いものではないので、高せん断速度においては容易に破壊され、低せん断速度では可逆的に形成されることになり、このときの構造変化よりチクソトロピーや非ニュートン流動が観測されることになります。実用系として微粒子分散系に焦点を絞り、「チクソ性」制御の考え方について概説します。

  1. レオロジーの基礎
    1. 力学の基礎
      1. 伸長変形とせん断変形
      2. ひずみとひずみ速度
      3. 応力の定義
    2. 非ニュートン流動
      1. 粘度の定義
      2. 擬塑性流動
      3. ダイラタント流動
      4. 降伏挙動
    3. 時間依存性流動
      1. チクソトロピー
      2. レオペクシー
      3. チクソ性
      4. 履歴現象と平衡流動曲線
  2. チクソトロピーの効率的な測定と注意点
    1. 測定装置の選択と測定限界
      1. 回転粘度計
      2. 毛細管型粘度計
    2. 測定プログラムの設定
      1. 二段階せん断法とヒステリシスループ法
      2. せん断履歴の設定
      3. チクソトロピー回復過程の測定
  3. コロイド化学の基礎と凝集分散系の粘度挙動
    1. 非凝集分散系の粘度挙動
    2. 粒子間相互作用と粒子の凝集
      1. 電気二重層
      2. ζ電位とpH
      3. DLVO理論
      4. 高分子の分散安定効果と凝集作用
    3. 凝集分散系の粘度挙動
      1. 凝集分散系の擬塑性流動
      2. 三次元網目構造の形成と降伏挙動
  4. チクソトロピー性制御の基本概念
    1. 二粒子間相互作用とチクソトロピー
    2. 凝集の空間構造とチクソトロピー
    3. 逆チクソトロピー
  5. 高分子による流動パターンの制御
    1. 粘度レベルと流動パターンの独立制御
    2. 粒子間のベクトル的性質と粘度挙動
    3. ナノ粒子分散系のダイラタント流動
    • 質疑応答

講師

会場

品川区立総合区民会館 きゅりあん

4F 第1グループ活動室

東京都 品川区 東大井5丁目18-1
品川区立総合区民会館 きゅりあんの地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 38,000円 (税別) / 41,040円 (税込)
複数名
: 20,000円 (税別) / 21,600円 (税込)

複数名同時受講の割引特典について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 22,500円(税別) / 24,300円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 42,750円(税別) / 46,170円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 45,000円(税別) / 48,600円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 67,500円(税別) / 72,900円(税込)
  • 同一法人内 (グループ会社でも可) による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 請求書および領収書は1名様ごとに発行可能です。
    申込みフォームの通信欄に「請求書1名ごと発行」と記入ください。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。
講演順序・プログラムは変更となる場合がございます。予めご了承ください。

これから開催される関連セミナー

開始日時
2019/12/12 トライボロジーの基礎と表面改質によるトライボロジー特性の向上 東京都
2019/12/12 親水性無機ナノフィラーのポリマーへの分散・配列技術とナノコンポジットの調製および材料特性 愛知県
2019/12/13 インフレーション成形の理論とトラブル対策 東京都
2019/12/16 レオロジーの基礎知識と測定方法 東京都
2019/12/16 水系・非水系での微粒子の分散制御と分散性の評価 東京都
2019/12/17 高分子の摩擦摩耗メカニズムとその制御、特性評価 東京都
2019/12/17 核剤 (結晶核剤) の基礎と最適使用法 東京都
2019/12/17 海洋マイクロプラスチック汚染問題と生分解性プラスチックの世界的な動向 東京都
2019/12/18 製品中の異物 / 異臭の分析手法と実例 東京都
2019/12/18 ポリマーブラシの基礎と応用に向けた技術的課題 東京都
2019/12/18 熱可塑性樹脂での押出成形の現状と取り組み状況 東京都
2019/12/19 高分子・ポリマー材料の合成、重合反応の基礎とそのプロセス及び工業化・実用化の総合知識 東京都
2019/12/19 スマートポリマー (刺激応答性ポリマー) の設計・物性制御とバイオ応用への技術展開 東京都
2019/12/19 高分子の耐久性向上、劣化度評価、寿命予測 東京都
2019/12/20 フッ素の基礎知識と合成法・加工法および応用技術トレンド 東京都
2019/12/20 導電性カーボンブラックの特徴を最大限引き出すためのコツ 東京都
2019/12/20 生分解性プラスチックの基礎知識と商品開発のヒントおよび市場動向 東京都
2019/12/23 プラスチック容器包装の資源循環、国内外の最新動向 東京都
2019/12/23 高分子フィルム・繊維の延伸プロセスにおける分子配向形成と制御技術 東京都
2019/12/24 UV硬化の基礎と不良対策Q&A 東京都

関連する出版物

発行年月
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 複雑高分子材料のレオロジー挙動とその解釈
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/2/28 顔料分散の基礎講座
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術
2016/8/31 ポリマーアロイにおける相溶性の基礎と物性制御ノウハウ
2014/11/30 繊維強化プラスチック(FRP)〔2015年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書(CD-ROM版)
2014/6/15 射出成形機〔2014年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2014/4/30 微粒子最密充填のための粒度分布・粒子形状・表面状態制御
2013/9/2 機能性エラストマー市場の徹底分析
2013/8/28 化粧品・医薬部外品およびその原料の安全性評価と規格・試験法設定
2013/7/25 正しい分散剤の選定・使用方法と、分散体の塗布性を上げる添加剤技術