技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

ポリウレタンフォームの成形技術とトラブル対策

ポリウレタンフォームの成形技術とトラブル対策

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2019年3月27日(水) 10時30分 16時30分

修得知識

  • ポリウレタンフォームの基礎
    • 生成反応
    • 化学量論
    • 原料・製法・性能・用途
  • トラブル対策の進め方、対応の仕方
  • 新製品開発・高性能化・新用途展開の進め方
  • 技術的課題と対応

プログラム

これまでの講師の経験に基づき、ポリウレタンフォームの成形技術の解説講座 (化学と技術の全般) を開催します。内容としては、原材料・製造方法・設備・性能・用途・トラブル対策などの各項目について詳しく解説します。即ち、入門から応用までの化学と技術につき幅広く解説します。また、高難燃化・高強度化を含む高機能化、新用途展開、新しい技術動向などにも焦点を当てて進めたいと思います。ポリウレタン関連の技術者・関係者のご参加をお待ちしております。また、個々にご質問などお持ちの方々には全般的な質疑応答とは 別に、別個に対応いたしますのでお気軽にご相談ください。

  1. 第1部 ポリウレタンフォームの成形技術
    1. ポリウレタン (PUR) フォームの概要
      1. ポリウレタン (PUR) とは
      2. PURの歴史
      3. PURフォームの分類
      4. PURフォームの需要動向
    2. ポリウレタン (PUR) の化学
      1. イソシアナートの化学
      2. PURの生成反応
      3. PURの化学量論の考え方
    3. PURフォームの原料
      1. ポリイソシアナート類
      2. ポリオール類
      3. 発泡剤
      4. 触媒
      5. その他の原料
    4. PURフォームの製造方法、製造設備
      1. 発泡成形方法 (製造方法) とフォームの分類
      2. スラブ法
      3. モールド法
      4. 連続ラミネート法
      5. 現場発泡法
      6. その他の製造方法・製造設備
    5. PURフォームの高機能性化/応用事例
      1. PURフォームの性能
      2. PURフォームの用途
      3. PURフォームの代替材料の可能性
      4. PURフォームの試験方法
      5. PURフォームの高機能化
      6. 高強度・高難燃化のための技術開発のポイント
    6. PURフォームの課題と対応
      1. 化学物質関連の法規制動向
      2. 地球環境保全上の課題と対応 (地球温暖化防止対策、ノンフロン対策)
      3. 循環社会形成に基づく課題と対応 (スクラップ低減対策、リサイクル対策)
      4. 労働安全衛生上の課題と対応
      5. 新技術・新製品開発への対応
      6. 植物由来の高分子材料の動向
  2. 第2部 成形トラブル対策
    1. トラブル対策の考え方
    2. トラブル対策前の確認事項
    3. トラブル対策の共通点
    4. 軟質フォームのトラブル対策
    5. 硬質フォームのトラブル対策
    6. その他の対策
  3. まとめ
    • 質疑応答

講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/8 生分解性マイクロカプセルの材料設計、用途展開、今後の展望 オンライン
2024/4/8 プラスチック強度設計の基礎知識 オンライン
2024/4/9 エポキシ樹脂の分子構造・硬化性および耐熱性とその他の機能性付与技術 オンライン
2024/4/9 架橋ポリオレフィンのマテリアルリサイクル技術の最先端 オンライン
2024/4/10 高分子の結晶化メカニズムと解析ノウハウ オンライン
2024/4/10 押出加工技術の基本技術とトラブル対策 オンライン
2024/4/10 ポリイミドの基礎とポリイミド系材料の低誘電率化・低誘電正接化 オンライン
2024/4/11 粘度の基礎と実用的粘度測定における留意点と結果の解釈 オンライン
2024/4/12 動的粘弾性のチャート読み方とその活用ノウハウ オンライン
2024/4/12 ラジカル重合の重合反応と開始剤の種類・選び方、応用 オンライン
2024/4/12 光学樹脂における屈折率・複屈折の考え方とその測定・制御 オンライン
2024/4/12 プラスチックの難燃化技術 オンライン
2024/4/12 プラスチックの難燃化技術の基礎と技術動向 オンライン
2024/4/18 エポキシ樹脂の基礎と硬化剤の選定、変性・配合改質および複合材料用途の動向 オンライン
2024/4/18 静的・動的光散乱法を中心とした粒径計測の基礎と応用 オンライン
2024/4/19 生分解性プラスチックの基礎・最新動向と食品容器・包装への応用展開 オンライン
2024/4/19 副資材を利用した高分子材料の設計技術 オンライン
2024/4/19 高分子合成におけるラジカル重合の基礎講座 オンライン
2024/4/19 プラスチック光学素子の基礎、超高精度加工技術 オンライン
2024/4/22 高分子インフォマティクスの応用事例 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/11/30 高分子の成分・添加剤分析
2020/11/30 高分子の延伸による分子配向・結晶化メカニズムと評価方法
2020/10/30 ポリウレタンを上手に使うための合成・構造制御・トラブル対策及び応用技術
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/3/31 自己修復材料、自己組織化、形状記憶材料の開発と応用事例
2020/1/31 添加剤の最適使用法
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/11/30 複雑高分子材料のレオロジー挙動とその解釈
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術