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化学プロセスにおけるスケールアップの基礎と事例を交えたトラブルシューティング

化学プロセスにおけるスケールアップの基礎と事例を交えたトラブルシューティング

大阪府 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、化学プロセスにおける反応、撹拌、晶析、濾過のおけるスケールアップの基礎からトラブル原因と対策まで事例を交えて解説いたします。

開催日

  • 2018年11月9日(金) 10時30分 16時30分

受講対象者

  • 化学プロセスに関連する技術者、研究開発者
    • 一般化学
    • 石油化学
    • ゴム・樹脂・接着剤
    • インク・塗料工業
    • 製紙
    • 食品
    • 医薬品
    • 化粧品 など

修得知識

  • 化学プロセスの操作のスケールアップ
    • 撹拌
    • 反応
    • 晶析
    • 濾過
  • スケールアップで発生するトラブルの原因と対策
  • スケールアップと影響因子
  • スケールアップと化学工学の役割

プログラム

 医薬原薬・中間体、農薬、化成品、電子材料などファインケミカル製品のバッチ生産プロセスは、多くの撹拌槽 (反応釜) を中心とした設備を活用して、反応、洗浄・分液、抽出、吸着、濃縮、晶析、濾過、乾燥などの操作を行い製品が製造されている。バッチプロセスは多品種切換え生産・非定常操作で行われており、多くのトラブルが発生している。
 本セミナーでは、反応、撹拌、晶析、濾過操作について、ラボ実験から実機へのスケールアップを多くの事例を示しつつ、スケールアップの基礎とトラブルを防止するための考え方を紹介する。

  1. バッチプロセス
  2. 単位操作で発生するトラブル
  3. スケールアップと影響因子
  4. スケールアップと化学工学の関わり
  5. スケールアップの予測計算
  6. ラボ、パイロット実験の考え方
  7. 反応技術
    1. 反応操作のチェックシート
    2. 反応トラブル・改善事例
    3. 反応条件最適化事例
  8. 撹拌技術
    1. 撹拌翼のスケールアップで発生するトラブル
    2. 撹拌翼と混合
    3. 攪拌所要動力Pv一定スケールアップの事例
    4. 動力数Npの重要性に関する事例
    5. 混合速度の影響事例
  9. 晶析技術
    1. 晶析方法
    2. 汎用的なGL晶析装置
    3. 溶解度曲線を利用した晶析操作
    4. 粒子径制御の晶析事例
    5. スケーリング発生防止およびその晶析事例
    6. 流動性が変化する系の晶析および晶析事例
    7. 晶析操作への撹拌影響事例
  10. 濾過技術
    1. ケーキ濾過および装置
    2. 平均濾過比抵抗αav、圧縮性指数nについて
    3. 平均濾過比抵抗αav、圧縮性指数nの測定
    4. 加圧・減圧濾過と遠心濾過の相違
    5. 加圧濾過操作ポイント
      1. 濾過データ取得事例
      2. 加圧濾過実機運転事例
    6. 遠心濾過操作ポイント
      1. 遠心濾過のトラブルと対策
      2. 遠心濾過運転技術
      3. 遠心濾過操作事例

会場

滋慶医療科学大学院大学

9F 講義室1

大阪府 大阪市 淀川区宮原1-2-8
滋慶医療科学大学院大学の地図

主催

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お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

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  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

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