技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品製造現場で起こる交叉汚染の原因と対策

医薬品製造現場で起こる交叉汚染の原因と対策

~ヒト、更衣、物、施設、装置、製品、昆虫など汚染事例と対策~
東京都 開催 会場 開催 演習付き

概要

本セミナーでは、ヒト、更衣、物、施設、装置、製品、昆虫など、医薬品製造現場における汚染事例とその対策について解説いたします。

開催日

  • 2018年4月24日(火) 10時30分 16時30分

修得知識

  • 交叉汚染の主たる原因 (ヒト、モノ、施設、昆虫他) の理解
  • 交叉汚染対策として、規制が求めている活動の理解 (査察対応)
  • 交叉汚染対策として、具体的な取り組み事例
  • 交叉汚染を見逃さない組織とするための取り組み
  • 交叉汚染が発生した時、どう向き合うか

プログラム

 医薬品製造現場には様々な交叉汚染の原因となる要素が潜んでいる。そのため、何か1つの対策で、また1回の対策で、これを完全に防ぐことはできない。日々の地道な取り組みが求められている。しかし、それでも発生するRiskがある。もし発生したら、どのような対策をとるべきか、あるいは交叉汚染を見逃さない組織とするためには、どのような取り組みが必要か。
 本講演では、演者の経験を踏まえて、医薬品製造現場で起こりうる交叉汚染とそれを防ぐための取り組みについて紹介する。

  1. はじめに
    1. GMPが医薬品製造現場に求めていること
    2. 査察から見た医薬品製造現場の問題点
    3. 今必要とされている取り組みは何か
  2. 医薬品製造現場のRiskを考えてみよう
    1. Riskとは何か
    2. Riskを特定・分析・評価し、そして対策を立てる
    3. Risk Managementと知識管理
  3. ヒューマンエラーを理解しよう
    1. ヒューマンエラーとは何か
    2. ヒューマンエラーと向き合う
    3. 効果的な教育訓練のあり方
  4. 医薬品製造現場における交叉汚染を理解する
    1. ヒトによる交叉汚染
      1. 更衣・作業からの汚染
      2. 交叉汚染対策の事例
    2. 物による交叉汚染
      1. 原材料・資材からの汚染
      2. 交叉汚染対策の事例
    3. 施設・装置による交叉汚染
      1. 施設・装置・環境からの汚染
      2. 交叉汚染対策の事例
    4. 製品による交叉汚染
      1. ラインクリアランスと洗浄バリデーション
      2. 交叉汚染対策の事例
    5. 昆虫等による交叉汚染
      1. 交叉汚染対策の事例
  5. 交叉汚染とどう向き合うか
    1. 交叉汚染対策を考える
    2. 汚染を発見したときの対応
    3. 製品品質照査と交叉汚染
  6. まとめ
    • 質疑応答

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/12/18 薬価申請・原価計算方法の実際と交渉で有効なデータ取得・資料作成のポイント オンライン
2024/12/18 標準品の品質試験法設定の基礎と注意点 オンライン
2024/12/18 造粒・打錠工程の基礎知識およびスケールアップ方法・トラブル対応 オンライン
2024/12/19 承認申請・メディカルライティングコース オンライン
2024/12/19 CTD/照会回答書作成のためのメディカルライティング オンライン
2024/12/19 失敗成功事例から学ぶ原薬の各ステージでのスケールアップ製造のポイント オンライン
2024/12/19 造粒・打錠・コーティング製造技術とスケールアップ/打錠障害・品質異変の防止・対策 オンライン
2024/12/19 医薬品製造施設 (バイオ、合成原薬、固形製剤、無菌製剤) の構造設備に関わるGMP講座 オンライン
2024/12/20 アレニウス式加速試験におけるプロット作成と予測値の取扱い オンライン
2024/12/20 ソーシャルリスニングからの患者さんの声の事例紹介と活用のためのワークショップ体験 東京都 会場
2024/12/20 QA業務 (GMP監査・自己点検) 入門講座 オンライン
2024/12/20 医薬品開発段階での処方・製法変更におけるBE試験の考え方と生物学的同等性確保のための開発戦略 オンライン
2024/12/20 ペプチド医薬品の疾患別事例からみる市場性およびペプチドの合成・分析のポイント オンライン
2024/12/23 GMP教育とQuality Culture醸成のポイント オンライン
2024/12/23 日米欧当局のプロセスバリデーションにおける要求事項と承認申請にむけた準備について オンライン
2024/12/23 PIC/Sを踏まえた治験薬GMPガイドラインと運用上の注意点および三極 (日米欧) 規制の解説 オンライン
2024/12/23 承認申請パッケージにおける海外データ利用と開発戦略 オンライン
2024/12/23 承認申請にむけた個別症例安全性報告 (ICSR) の取り扱いと評価 オンライン
2024/12/23 GMP省令対応:医薬製造所における製品品質照査と品質システムの構築 (PQS) オンライン
2024/12/24 NPV (Net Present Value) 計算による医薬品事業性評価の基礎知識 オンライン