技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

住宅・建築物用樹脂窓の断熱・気密性向上と環境負荷の低減評価

住宅・建築物用樹脂窓の断熱・気密性向上と環境負荷の低減評価

東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年2月13日(火) 10時00分 16時30分

プログラム

第1部 建築用気密材の開発と気密性、耐久性の向上

(2018年2月13日 10:00〜11:30)

 高気密住宅の気密性能C値の目標値をどのように定め、気密部材の選択をどうすべきかを明らかにしたい。住宅気密性能を全棟C値0.5c㎡/㎡以下及びN値1.5以下にするは、50年を意識した気密材、補助部材の材工平準化を提案している理由について解説します。

  1. 会社紹介
  2. 住宅の気密化及び耐久性について
  3. 住宅の気密化の目的について
  4. 誤った施工例について
  5. 充填断熱工法及び外張り断熱工法における防湿気密施工ポイントについて
  6. 高気密住宅のC値について
  7. 気密測定試験結果例について
  8. 隙間特性値 (N値) について
  9. 住宅建築用気密材について
  10. 今後の展開について
    • 質疑応答

第2部 省エネ住宅における窓の重要性と樹脂窓の省エネ効果

(2018年2月13日 12:10〜13:10)

 住宅の高断熱化において窓の重要性は、まだまだ生活者に十分に理解とはいえない。省エネはもちろん、健康で快適な暮らしをおくる上でも窓の断熱性能は非常に重要である。住宅、建築以外の分野、業種に所属する聴講者の皆様にも理解しやすいよう、「窓のチカラ」の基礎的な内容を包括的にご紹介します。

  1. 背景 (社会背景、業界動向)
    1. 住宅の省エネ基準
    2. 窓フレームの材質、ガラス種類の変遷
  2. 建物の高断熱化における窓の重要性
  3. 窓の断熱性能
    1. 熱貫流率と日射熱取得率
  4. 樹脂窓のメリット
    1. 省エネ効果
    2. 健康との関係
  5. 樹脂窓商品の種類
  6. 窓リフォームにおける樹脂窓
  7. 樹脂窓普及に向けた啓発活動
  8. YKK APのモノづくりの考え方について
    • 質疑応答

第3部 窓面における快適性向上・環境負荷低減技術

(2018年2月13日 13:20〜14:50)

  1. 窓際環境とエネルギー消費
    1. 窓の仕様の及ぼす影響
    2. 断熱性能
    3. 日射遮蔽性能
  2. 先進的窓システムの開発
    1. 日射遮蔽と自然光利用の両立による省エネルギー
    2. 提案手法を用いた際の室内環境評価
  3. 自然光利用による照明の省エネルギー
    1. 採光フィルムを用いた際の窓仕様
    2. 昼光連動調光制御
    • 質疑応答

第4部 開口部の断熱・遮熱性能試験と評価方法

(2018年2月13日 15:00〜16:30)

 開口部の断熱・遮熱性能試験に関する規格の動向について紹介いたします。また、各試験方法の概要について解説いたします。

  1. 開口部に求められる熱性能
    1. 開口部に関連する基準および制度について
    2. 断熱性能と日射遮蔽 (日射熱取得) 性能について
  2. 開口部の熱性能評価と規格・規定
    1. 国内外における評価手法の現状
    2. 各評価における基本的事項
    3. その他の関連する評価手法
  3. 開口部の断熱性能試験について
    1. 試験方法について
    2. 断熱性能試験の概要
    3. 評価事例の紹介
  4. 開口部の日射遮蔽 (日射熱取得) 性能能試験について
    1. 試験方法について
    2. 日射遮蔽 (日射熱取得) 性能能試験の概要
    3. 評価事例の紹介
    • 質疑応答

講師

  • 北村 忠男
    日本住環境 株式会社 営業本部
    常務取締役 営業本部長
  • 山田 司
    YKK AP 株式会社 開発本部 住宅商品企画部 窓商品企画グループ
    グループ長
  • 井上 隆 (高分子材料)
    東京工業大学
    名誉教授
  • 萩原 伸治
    一般財団法人 建材試験センター 中央試験所 環境グループ
    統括リーダー

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
複数名
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 55,000円(税別) / 59,400円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 60,000円(税別) / 64,800円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 110,000円(税別) / 118,800円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 165,000円(税別) / 178,200円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/25 5G高度化とDXを支える半導体実装用低誘電特性樹脂・基板材料の開発と技術動向 オンライン
2024/4/25 プラスチックフィルムの表面処理・改質技術と接着性の改善評価方法 オンライン
2024/4/25 レオロジー測定・データ解釈の勘どころ オンライン
2024/4/25 押出成形のDX化と活用技術 オンライン
2024/4/25 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2024/4/25 破壊工学の基礎と高分子材料での実践 オンライン
2024/4/25 高分子結晶化のメカニズムと評価法 オンライン
2024/4/26 ポリマーにおける相溶性・相分離メカニズムと目的の物性を得るための構造制御および測定・評価 オンライン
2024/4/26 ポリマーアロイの基本、構造・物性および新規ポリマーアロイの材料設計の必須 & 実践知識 オンライン
2024/4/26 高屈折率材料の基礎と技術応用超高屈折率材料への分子設計 オンライン
2024/4/26 押出機内の樹脂挙動および溶融混練の基礎と最適化 東京都 会場
2024/4/26 塗装・コーティング現場のゴミ・異物対策実践セミナー 東京都 会場
2024/4/26 バイオマスプラスチックの設計と低環境負荷、機能性の両立 オンライン
2024/4/26 共押出多層フィルムの成形技術、押出安定化とトラブル対策 オンライン
2024/4/30 ナノ触診原子間力顕微鏡 (AFM) による高分子材料の解析技術 オンライン
2024/5/1 エポキシ樹脂の基礎と硬化剤の選定、変性・配合改質および複合材料用途の動向 オンライン
2024/5/1 結晶性高分子における力学物性と高次構造の関係 オンライン
2024/5/1 静的・動的光散乱法を中心とした粒径計測の基礎と応用 オンライン
2024/5/2 樹脂材料のEV駆動モータ/パワーデバイスへの実装に向けた高電圧絶縁特性の基礎と評価法 オンライン
2024/5/8 高分子の接着性改善と表面処理、界面の構造評価技術 オンライン

関連する出版物

発行年月
2020/11/30 高分子の延伸による分子配向・結晶化メカニズムと評価方法
2020/10/30 ポリウレタンを上手に使うための合成・構造制御・トラブル対策及び応用技術
2020/9/30 食品容器包装の新しいニーズ、規制とその対応
2020/3/31 自己修復材料、自己組織化、形状記憶材料の開発と応用事例
2020/1/31 添加剤の最適使用法
2019/12/20 高分子の表面処理・改質と接着性向上
2019/10/31 UV硬化技術の基礎と硬化不良対策
2019/2/28 伝熱工学の基礎と熱物性測定・熱対策事例集
2019/1/31 マテリアルズ・インフォマティクスによる材料開発と活用集
2018/11/30 エポキシ樹脂の高機能化と上手な使い方
2018/11/30 複雑高分子材料のレオロジー挙動とその解釈
2018/7/31 高耐熱樹脂の開発事例集
2018/4/12 自動車用プラスチック部品の開発・採用の最新動向 2018
2018/3/19 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書
2018/3/18 射出成形機〔2018年版〕 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2017/7/31 機能性モノマーの選び方・使い方 事例集
2017/7/31 プラスチック成形品における残留ひずみの発生メカニズムおよび対策とアニール処理技術
2017/6/19 ゴム・エラストマー分析の基礎と応用
2017/2/27 プラスチックの破損・破壊メカニズムと耐衝撃性向上技術
2017/1/31 放熱・高耐熱材料の特性向上と熱対策技術