技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

医薬品包装表示・剤形における識別性向上 / 臨床ニーズ / 差別化

医薬品包装表示・剤形における識別性向上 / 臨床ニーズ / 差別化

~現場で使いやすく・適切に伝わるために~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2018年1月31日(水) 12時30分 16時30分

修得知識

  • 現場を取り巻く医療安全の動向と現場の実務
  • 医療現場で発生する事例
  • 医療現場での対策
  • 病院、薬局が望む医薬品デザインへの要望

プログラム

第1部 「医薬品の包装・表示の現状と問題点」

(2018年1月31日 12:30~14:10)

 WHO (世界保健機関) における健康の定義は、「健康とは、病気でないとか、弱っていないということではなく、肉体的にも、精神的にも、そして社会的にも、すべてが満たされた状態」と定義されている。一方、医療現場で使用されている個々の医薬品は、適切な方法で運用・使用すれば健康維持に大きく貢献することも周知の事実である。しかし、実際、個々の病気に対して高い有効性と安全性が証明された医薬品においてその包装や表示に問題があることで、臨床現場で不適切な使用により事故等の報告も少なくないのが現状である。
 今回、演者は臨床現場に携わる薬剤師として患者及び医療従事者サイドで問題が生じやすい幾つかの医薬品の包装及び表示について論じ、聴衆の皆様と意見交換を行いたいと考えている。

  1. はじめに
  2. 注意喚起
    1. 行政
    2. 職能団体
    3. その他
  3. 医療現場の現状と問題点
    1. 包装 (剤形を含む)
    2. 表示
    3. その他
  4. 患者側からの医薬品使用への疑問
  5. 不適切な使用を回避するために

第2部 医療現場の業務と事故から考える医薬品のデザイン

(2018年1月31日 14:30~16:30)

 医療過誤を防止するために医薬品のデザインは改良を重ね、安全性は高められてきた。しかしながら、それでも薬の事故はなくならず、死亡事例も後を絶たない。本セミナーでは医療現場で実際に発生した事例や現場レベルでの対策を紹介しつつ、医薬品デザインについての要望を紹介したい。

  1. はじめに
    1. 国内外の医療安全の動向
    2. 地域拠点病院の医療安全動向と実務
  2. 実際に発生した医薬品事故
    1. 国内で発生した重大な医薬品事故
    2. 当院で発生した医薬品事故
    3. 現場で行われている対策
  3. 医薬品デザインへの要望
    1. 後発医薬品採用時の評価項目
    2. 医薬品卸業者に集まった医薬品への要望/クレーム
    3. 各剤形に対する医薬品の要望
      1. 内服薬
      2. 外用薬
      3. 注射剤
  4. その他
    • まとめ

会場

江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)

9F 第2研修室

東京都 江東区 亀戸2-19-1
江東区役所 商工情報センター (カメリアプラザ)の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 46,278円 (税別) / 49,980円 (税込)

案内割引・複数名同時申込割引について

R&D支援センターからの案内登録をご希望の方は、割引特典を受けられます。
案内および割引をご希望される方は、お申込みの際、「案内の希望 (割引適用)」の欄から案内方法をご選択ください。
複数名で同時に申込いただいた場合、1名様につき 23,139円(税別) / 24,990円(税込) で受講いただけます。

  • R&D支援センターからの案内を希望する方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 43,750円(税別) / 47,250円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 69,417円(税別) / 74,970円(税込)
  • R&D支援センターからの案内を希望しない方
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 46,278円(税別) / 49,980円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 92,556円(税別) / 99,960円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 138,833円(税別) / 149,940円(税込)
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/23 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/4/23 薬物動態の基礎と活用 オンライン
2024/4/23 改正GMP省令をふまえた供給者監査における具体的指摘事例/原料等の供給管理・事業者との取り決めの進め方 オンライン
2024/4/23 グローバル目線をふまえたICSR (個別症例安全性報告) の因果関係評価/報告基準 オンライン
2024/4/23 非GLP試験の書面調査と過剰に陥らない効率的な信頼性確保の基準 東京都 会場・オンライン
2024/4/24 信頼性基準適用試験における運用への落とし込みと(国内外) 委託時の信頼性保証 オンライン
2024/4/24 アメリカにおける体外診断薬の事業戦略策定と参入のポイント オンライン
2024/4/24 医薬品・バイオ技術のライセンスと研究提携における「経済条件」 の決め方及びリスク対策 オンライン
2024/4/24 フロー合成・連続生産・マイクロリアクター/スケールアップコース (2日間) オンライン
2024/4/24 GVP対応講座 オンライン
2024/4/24 ラボにおけるデータインテグリティ実務対応 オンライン
2024/4/24 医薬品滅菌バリデーション要点セミナー オンライン
2024/4/25 無菌・滅菌製品、滅菌プロセス、滅菌バリデーション業務者教育コース (初級・入門 Aコース + 中・上級 Bコース) オンライン
2024/4/25 具体的データ事例を用いた安定性試験の統計解析と規格設定 オンライン
2024/4/25 滅菌の基礎と滅菌バリデーション入門 オンライン
2024/4/25 局方/GMPに対応する不純物の評価・管理及び原薬出発物質の選定/妥当性/CQA・CPP設定 オンライン
2024/4/25 変形性関節症の発生機序、薬物治療と再生医療の開発 オンライン
2024/4/25 グローバル開発における承認申請のための医薬英語/英文メディカルライティング入門 オンライン
2024/4/26 化学物質を扱う研究所における法規制に準拠した「薬品管理」の進め方 オンライン
2024/4/26 製造員、試験検査員、品質保証員のGMP教育訓練と実効性評価 オンライン

関連する出版物

発行年月
2011/12/10 製薬大手5社 技術開発実態分析調査報告書
2011/11/7 eCTD申請 「-ここまで身近になったeCTD申請-」
2011/9/1 厚労省ER/ES指針対応実施の手引き
2011/8/29 グローバルスタンダード対応のためのCSV実施方法
2011/8/24 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理GL」対応 "SOP作成"実践講座
2011/8/3 「回顧的バリデーション」および「リスクアセスメント」実施方法
2011/7/10 抗癌剤 技術開発実態分析調査報告書
2011/7/5 分析機器やLIMSのバリデーションとER/ES指針
2011/7/1 コンピュータバリデーション実施の手引き
2011/6/29 3極申請対応をふまえた不純物の規格設定と不純物プロファイル管理
2011/6/28 治験の臨床検査値における軽微変動が意味するもの / 有害事象判定
2011/5/26 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション (中級編)
2011/5/25 超入門 厚生労働省ER/ES指針、21 CFR Part 11とコンピュータバリデーション
2011/4/20 厚生労働省「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応実践講座
2011/1/28 3極GMP/局方における無菌性保証と査察対応
2011/1/25 供給者監査実施のノウハウと注意点
2010/12/6 日本での申請をふまえたアジアンスタディと各国の相違
2010/12/1 「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」対応準備の手引き
2010/11/29 FDA Part11査察再開と欧州ANNEX11要求対応
2010/11/25 EDC適合性調査と医療機関事前対応