技術セミナー・研修・出版・書籍・通信教育・eラーニング・講師派遣の テックセミナー ジェーピー

AI (人工知能) の開発・活用における知的財産の取り扱いと契約の実務

AI (人工知能) の開発・活用における知的財産の取り扱いと契約の実務

~学習済みモデルの権利関係、学習用データの取り扱い、AIが生成する成果物、AIによる第三者知的財産の侵害など~
東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、機械学習関連事業・人工知能開発に係る知的財産におけるリスクと未然防止について詳解いたします。

開催日

  • 2018年1月30日(火) 13時00分 17時00分

修得知識

学習済みモデルの権利関係、学習用データの取り扱い、AIが生成する成果物、AIによる第三者知的財産の侵害など

プログラム

 今後の技術開発においてAIは不可欠な要素となりつつあります。AIは従来のコンピュータ・プログラムと異なる特徴があるため、AIの開発・利用にあたって、従来どおりの取扱いのままでは、自社の権利が十分に保護されなかったり、第三者から知的財産侵害を主張されるリスクが高まるなど想定していない落とし穴にはまることも考えられます。AIについて、そもそもどのような法的留意点があるのか自体も広く世の中に知られていない状況にあります。
 本セミナーでは、AIの開発・利用における知的財産に関する新たな知財戦略、法的留意点、契約実務について解説します。

  1. AIについての知財戦略
    1. AIについての知財戦略
    2. データについての知財戦略
  2. AIと知的財産権
    1. AI自身の知的財産
      • 著作権
      • 特許権
      • 営業秘密
    2. 学習済みモデルの取扱い方法
      • 学習済みモデルの権利関係
      • 派生モデルの権利関係
      • 蒸留モデルの権利関係
    3. 学習用データの取扱い方法
      • 生データ
      • 加工データ
      • 第三者の著作物が含まれているデータの取扱い
    4. AIが生成する成果物の知的財産権
      • AI成果物の著作権
      • AI成果物生成時における知的財産の侵害
    5. AIによる第三者知的財産の侵害
  3. AIの開発にあたっての留意点と契約実務
    1. AIのソフトウェア開発、ソフトウェアライセンス
      • 学習用データ
      • 学習済みモデル
      • 派生モデル
      • 開発により発生した知財の権利処理
      • 蒸留等リバースエンジニアリングへの対処
      • 独占禁止法
    2. OSS
      • OSSの有するリスク
    • 質疑応答

講師

  • 福岡 真之介
    西村あさひ法律事務所
    パートナー弁護士 / ニューヨーク州弁護士
  • 仁木 覚志
    西村あさひ法律事務所
    弁護士

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

お支払い方法、キャンセルの可否は、必ずお申し込み前にご確認をお願いいたします。

お問い合わせ

本セミナーに関するお問い合わせは tech-seminar.jpのお問い合わせからお願いいたします。
(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)
複数名
: 45,000円 (税別) / 48,600円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 45,000円(税別) / 48,600円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 50,000円(税別) / 54,000円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 90,000円(税別) / 97,200円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 135,000円(税別) / 145,800円(税込)
  • 同一法人内による複数名同時申込みのみ適用いたします。
  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
  • 他の割引は併用できません。
本セミナーは終了いたしました。

これから開催される関連セミナー

開始日時 会場 開催方法
2024/4/22 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/4/23 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/4/24 脳波計測・処理・解析・機械学習の基礎と応用および脳波データの活用方法 オンライン
2024/4/25 カルマンフィルタの実践 オンライン
2024/4/25 特許情報調査における検索式の考え方と実施ポイント オンライン
2024/4/26 ExcelとPythonによる多変量解析 超入門 オンライン
2024/4/26 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/4/26 少ないデータに対する機械学習、深層学習の適用 オンライン
2024/4/30 新規モダリティにおける特許の現状および特許戦略 オンライン
2024/5/2 脳波計測・処理・解析・機械学習の基礎と応用および脳波データの活用方法 オンライン
2024/5/8 AI関連発明の出願戦略のポイントと生成AIを巡る知財制度上の留意点 オンライン
2024/5/8 核酸医薬品の特許戦略 オンライン
2024/5/10 IPランドスケープの取り組み事例と実施体制の構築 オンライン
2024/5/14 他社特許をヒントにした特許出願の方法 オンライン
2024/5/15 数値限定発明、パラメータ発明の特許要件と戦略的出願 オンライン
2024/5/15 ソフトウェア開発への生成AI・ChatGPT導入と活用 オンライン
2024/5/16 拒絶理由通知の対応と新規性・進歩性の判断基準のポイント オンライン
2024/5/16 医薬品ライセンス契約のドラフティングと紛争回避・解決のポイント オンライン
2024/5/16 営業秘密漏洩対応と予防策 東京都 会場・オンライン
2024/5/17 後発で勝てる特許戦略と先行特許の崩し方、攻め方 オンライン

関連する出版物

発行年月
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/4/15 テンセント (騰訊Tencent) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版)
2024/3/11 アリババ (阿里巴巴 Alibaba) 〔中国特許および日本特許〕技術開発実態分析調査報告書 (日本語版) (CD-ROM版)
2024/3/4 対話型生成AI (人工知能) 利活用技術 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2024/3/4 対話型生成AI (人工知能) 利活用技術 技術開発実態分析調査報告書
2023/6/30 生産プロセスにおけるIoT、ローカル5Gの活用
2022/12/31 機械学習・ディープラーニングによる "異常検知" 技術と活用事例集
2022/11/21 ソフトウエア業界20社
2022/11/21 ソフトウエア業界20社 (CD-ROM版)
2022/7/29 費用対効果に基づく外国特許出願国の選び方・進め方
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書
2022/4/4 軸受6社 技術開発実態分析調査報告書 (CD-ROM版)
2021/10/25 AIプロセッサー (CD-ROM版)
2021/10/25 AIプロセッサー
2021/7/30 マテリアルズインフォマティクスのためのデータ作成とその解析、応用事例
2021/7/14 AIビジネスのブレークスルーと規制強化
2021/6/30 人工知能を用いた五感・認知機能の可視化とメカニズム解明
2021/6/28 AI・MI・計算科学を活用した蓄電池研究開発動向
2021/3/31 経営・事業戦略に貢献する知財価値評価と効果的な活用法