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高分子材料の劣化、変色メカニズムとその対策、評価

高分子材料の劣化、変色メカニズムとその対策、評価

~添加剤の作用機構、選び方・使い方 / 寿命評価~
東京都 開催

概要

本セミナーでは、高分子の分析・評価技術、添加剤の適切な配合法、高分子材料の劣化と対策について詳解いたします。

開催日

  • 2017年12月22日(金) 10時00分 17時00分

修得知識

  • 熱や光による酸化メカニズムと劣化防止の方法
  • 長寿命化、劣化抑制、安定化のための添加剤の使用法、配合のポイント

プログラム

第1部 高分子材料の劣化、変色と寿命評価法

(2017年12月22日 10:00〜12:00)

 高分子材料の劣化及び変色を的確に理解するための基礎を解説する。また、寿命評価の際の注意点、寿命の正しい解釈について解説する。

  1. 環境劣化因子
    1. 熱劣化
    2. 光劣化
    3. 放射線劣化
    4. 微生物劣化
    5. 機械的劣化、疲労劣化
    6. 電気的劣化
    7. オゾン劣化
    8. 金属害 (銅害)
    9. 自動酸化反応
  2. 高分子材料の劣化とトラブルの関係
    1. なぜ変色が起きるのか (変色の化学)
    2. ポリマーの劣化による変色
    3. 酸化防止剤 (添加剤) による変色
    4. 付着による変色
  3. 寿命評価法
    1. 劣化評価と寿命評価の関係
    2. 寿命評価の流れとポイント
    • 質疑応答

第2部 高分子の熱や光の劣化・変色におけるHALS・UVAの役割と安定化技術

(2017年12月22日 12:45〜14:45)

 高分子材料は光や熱によって劣化し、その劣化は酸素が関与した自動酸化反応によって進行する。劣化により変色や物性の低下などが生じ、設計した特性を大きく損なう。劣化を抑制するために酸化防止剤や光安定剤などの添加剤が配合され、変色の抑制や物性の維持など長寿命化に役立っている。
 今回はヒンダードアミン系光安定剤 (HALS) や紫外線吸収剤 (UVA) と言われる光安定剤を中心に、作用機構や使用方法について概説するとともに、加工時などの熱劣化を抑制する酸化防止剤についても紹介したい。

  1. 高分子材料の劣化と安定化
    1. 高分子の劣化
    2. 添加剤の種類と効果
  2. 高分子材料の熱酸化劣化と添加剤
    1. 高分子材料の熱劣化を抑制する添加剤
    2. フェノール系酸化防止剤
    3. リン系酸化防止剤
    4. その他
  3. 高分子材料の光酸化劣化と添加剤
    1. 高分子材料の光酸化劣化
    2. 光酸化劣化を抑制する添加剤
    3. 紫外線吸収剤 (UVA)
    4. ヒンダードアミン系光安定剤 (HALS)
  4. 光安定剤へ与える影響 (相互作用)
    1. 添加剤の相互作用
    2. 使用環境が添加剤に与える影響
  5. まとめ
    • 質疑応答

第3部 高分子材料の劣化、変色のメカニズムと添加剤作用機構

(2017年12月22日 15:00〜17:00)

 有機化合物であるポリマー材料は、その製造、加工、使用において自動酸化劣化する。本セミナーでは、劣化の原因およびそれに対する有効的な対処法としての添加剤の役割と添加剤の高性能化について解説する。

  1. ポリマーの劣化機構
    1. 劣化と自動酸化反応
    2. 熱劣化と光劣化
    3. ポリマーの変色
  2. ポリマーの安定化
    1. 酸化防止剤の役割
    2. フェノール系酸化防止剤
    3. イオウ系酸化防止剤
    4. リン系酸化防止剤
    5. 紫外線吸収剤
    6. ヒンダードアミン系光安定剤
  3. 添加剤の相互作用
    1. 相乗作用
    2. 拮抗作用
  4. 添加剤の研究法
  5. 酸化防止剤の高性能化
    • 質疑応答

講師

  • 仲山 和海
    一般財団法人 化学物質評価研究機構 東京事業所 高分子技術部
    課長
  • 根岸 由典
    株式会社ADEKA 樹脂添加剤本部 樹脂添加剤開発研究所 添加剤研究室
    室長
  • 山口 和男
    工学院大学 工学部 応用化学科 高分子合成化学研究室
    講師

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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: 60,000円 (税別) / 64,800円 (税込)
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