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高分子の架橋反応と評価および物性制御技術

高分子の架橋反応と評価および物性制御技術

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、高分子架橋の基礎から、架橋密度の評価技術および物性制御まで解説いたします。
また、近年注目されている新しい特殊架橋反応についても解説いたします。

開催日

  • 2017年4月21日(金) 12時30分16時30分

修得知識

  • 高分子架橋反応の基礎 – 架橋反応の種類と架橋理論
  • 多様な高分子架橋材料とその特性
  • 架橋密度評価および物性制御

プログラム

 高分子は未架橋高分子と架橋型高分子に分けられる。架橋型高分子には熱、光、放射線等により架橋される多くの高分子、熱 (光) 硬化性樹脂、ゴム、エラストマー、ヒドロゲルなどがあり、多様性に富んでいる。
 ここでは、高分子の架橋反応とそのメカニズムについての基礎、および構造、物性について概説すると共に、架橋密度の評価技術および物性制御について解説します。また、近年、注目されている新しい特殊架橋反応についても紹介します。

  1. 高分子の架橋反応とメカニズム
    1. 三次元網目の形成理論
      1. 三次元網目形成 (ゲル化)
      2. 網目形成による物性変化
    2. 架橋反応と架橋構造
      1. 化学架橋
        • 共有結合
      2. 物理架橋
        • 水素結合
        • イオン結合
        • ヘリックス 他
      3. 特殊架橋
        • 可逆的架橋
        • 可動型架橋
        • クレイ架橋 他
    3. 架橋高分子材料
      1. 化学架橋により得られる高分子材料
      2. 熱硬化性樹脂
      3. 光硬化性樹脂
      4. 放射線/プラズマ架橋樹脂
      5. 高分子ゲル
      6. 加硫により得られる高分子材料
      7. ゴム
        • 加硫
        • シラン架橋
      8. 物理架橋により得られる高分子材料
      9. 熱可塑性エラストマー
      10. 高分子ゲル
    4. 高分子における特殊架橋
      1. 可逆的架橋反応
      2. 分子認識型架橋
      3. 動的架橋
      4. 可動性架橋 – ロタキサン結合 –
      5. 無機クレイ架橋
  2. 架橋構造・架橋密度の評価
    1. 流動性測定
      • メルトフロー
    2. 力学測定
      • 動的粘弾性
      • 延伸・圧縮試験
    3. 膨潤度測定
      • 膨潤試験
      • 膨潤に影響する因子
    4. 熱分析・他
      • DSC測定 (ガラス転移温度)
      • パルス法NMR
  3. 架橋高分子の物性制御
    1. 耐熱性
    2. 機械的性質
    3. 光学的性質
    4. 表面物性

会場

江東区産業会館

第5展示室

東京都 江東区 東陽4丁目5-18
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主催

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お問い合わせ

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受講料

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