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製品設計のための「使いやすさ」の計測・評価法

製品設計のための「使いやすさ」の計測・評価法

東京都 開催 会場 開催

概要

本セミナーでは、「使いやすさ」に関する各種データの求め方と、具体的評価、解析手法を詳解いたします。

開催日

  • 2017年3月8日(水) 10時00分 17時00分

プログラム

第1部 色の識別しやすさとその活用

(2017年3月8日 10:00〜12:00)

 私たちは周囲を色によって囲まれている。無彩色も色の一種と考えると色のない 空間はない。色は私たちにさまざまな影響を与え、また逆に私たちは色を積極的に 活用して、よりよい環境の構築に役立てている。 色は記号性の強い情報であり、多くの場合色には意味 (メッセージ) がある。交通 信号などはその代表的な例である。したがってもし異なった意味を持つ複数の色が 用いられる時、矛盾したメッセージを発信する恐れがある。
 本講演では、色の認知に影響を及ぼすさまざまな要因と色が私たちに与える心理 的効果について述べ、またその応用として安全色およびカラーユニバーサルデザ イン (CUD) について触れる。

  1. 色の識別,認識,同定
  2. 色覚のメカニズムと表色系
  3. 色の識別の時間特性
  4. 色の識別の空間特性
  5. ユニバーサルデザイン (UD) とバリアフリー (BF)
    1. バリアフリー
    2. ユニバーサルデザイン
  6. カラーユニバーサルデザイン (CUD)
  7. 人間の色覚の型
    1. 定型色覚 (typical color vision) と非定型色覚 (atypical color vision)
    2. 出現率
    3. 色覚のメカニズム
    4. 混同色軌跡
    5. 2色覚の人が見る色
    • 質疑応答

第2部 ユニバーサルデザインのための人間特性データの求め方と活かし方

(2017年3月8日 12:45〜14:45)

  1. ユニバーサルデザインとは
  2. ヒューマンエラーとの関わり
  3. 人間特性データの必要性
  4. 人間特性データの引用とその特徴
  5. 人間特性データを設計値に翻訳する
  6. 設計値へ落とし込む
    • 質疑応答

第3部 ユーザの科学と「使いやすさ」の生理的計測、その評価

(2017年3月8日 15:00〜17:00)

  1. ユーザの科学
  2. 使いやすさの評価
  3. 実験による評価方法
  4. 実験方法の実際
  5. 事例
    1. ビデオカメラの持ち方のデザイン
    2. 医療用ハサミ (剪刀) のデザイン
    • 質疑応答

講師

  • 三星 宗雄
    東京キャリコ認知科学研究所
  • 岡田 明
    大阪市立大学
    名誉教授
  • 下村 義弘
    千葉大学 デザイン・リサーチ・インスティテュート
    教授

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
株式会社 技術情報協会の地図

主催

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お問い合わせ

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(主催者への直接のお問い合わせはご遠慮くださいませ。)

受講料

1名様
: 55,000円 (税別) / 59,400円 (税込)
複数名
: 50,000円 (税別) / 54,000円 (税込)

複数名同時受講割引について

  • 2名様以上でお申込みの場合、
    1名あたり 50,000円(税別) / 54,000円(税込) で受講いただけます。
    • 1名様でお申し込みの場合 : 1名で 55,000円(税別) / 59,400円(税込)
    • 2名様でお申し込みの場合 : 2名で 100,000円(税別) / 108,000円(税込)
    • 3名様でお申し込みの場合 : 3名で 150,000円(税別) / 162,000円(税込)
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  • 受講券、請求書は、代表者にご郵送いたします。
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