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複合型がん免疫療法の開発

複合型がん免疫療法の開発

~ワクチン・T細胞輸注療法・免疫チェックポイント抗体等の様々な組み合わせの評価法~
東京都 開催 会場 開催

開催日

  • 2016年10月14日(金) 10時00分17時15分

プログラム

第1部. 次世代がん免疫療法研究の最新動向と奏効率低下のメカニズム

(2016年10月14日 10:00〜11:30)

 近年、免疫チェックポイント阻害療法を初めとする がん免疫療法が注目を集めている。しかし、十分な治療効果が発揮されないケースも多く存在しており、本講演では がん免疫療法の奏効率の低下に関わる機構および最近の免疫療法研究の動向などについて議論する。

  1. 奏効率低下のメカニズム:特に腫瘍微小環境における
    1. 免疫抑制
      • 免疫チェックポイント
      • Treg
      • MDSC
      • TAM
      • IDO/ARG
    2. ネオアンチゲン説
  2. 次世代がん免疫療法研究の最新動向
    1. 免疫抑制解除
      • 免疫チェックポイント阻害剤
      • Treg/MDSC/TAM阻害
      • IDO/ARG阻害 (静岡県立大のデータも使って)
    2. 遺伝子改変T細胞療法
      • TCR-T
      • CAR-T
      • Crispr/Cas9と自殺遺伝子
    3. Oncolytic virus
    4. がんワクチン
      • デリバリーシステムとアジュバントの工夫
      • ネオアンチゲンワクチン
    5. 免疫療法としての従来のがん治療薬
      1. 化学療法剤の免疫調節作用
      2. 分子標的薬の免疫調節作用
        • シグナル伝達
        • エピジェネ
        • 抗体医薬 含む
      3. 作用機序
        • immunological cell death
        • 免疫抑制解除
        • APC活性化
        • T細胞分化 (代謝)
    6. 以上の治療法の組合せ例
      • 免疫抑制解除 + oncolytic virus
      • 免疫抑制解除 + 従来のがん治療薬
    • 質疑応答

第2部. 次世代がん免疫療法開発のためのアジュバントの開発

(2016年10月14日 12:15〜13:45)

 今後がんの術後療法としてワクチンアジュバント療法が臨床に取り入れられるであろうが、本講座では炎症を抑えたアジュバント開発により副作用を減らして、高齢者にも安全・高QOLで適用しうるワクチン免疫療法を確立しうることをアピールする。

  • 免疫療法開発の意義、必要性
  • 免疫療法への期待
  • 免疫チェックポイント抗体はなぜがんに有効か?
  • がんの治療法:現在と今後
  • 免疫増強剤 (+抗原) を開発する必要性
  • なぜこれまでのがんワクチンは効かなかったか?
  • 樹状細胞活性化アジュバントの必要性
  • アジュバントの基本的な考え方
  • ペプチド単独 and/or Alum/montanideでは治らない
  • Toll-like receptorとは? ・抗がん免疫アジュバント
  • RNAアジュバントpolyI:Cの有効性と副作用
  • PolyI:C の CTL 誘導は TICAM-1-IRF3/7 とI 型インターフェロンに依存する
  • PolyI:C による樹状細胞成熟化と cross-primingのメカニズム
  • TLR2/TLR3 アジュバントの開発経験から
  • RNAアジュバントのサイトカイン血症をいかに回避するか?
  • サイトカイン毒性の無い2重鎖RNAの化学合成の試み
  • アジュバント評価系作製の試み
  • 非臨床試験にもとめられるもの
  • ワクチンアジュバントと抗体の併用療法
  • アジュバント創薬のバリアー
  • 質疑応答

第3部. TriCombo療法の開発と非臨床、臨床評価およびワクチン開発とDDS技術

(2016年10月14日 14:00〜15:30)

  1. がん免疫療法とは
  2. がん免疫療法に適したドラッグデリバリーシステム
  3. TriCombo療法のワクチン開発
  4. TriCombo療法の開発と評価
  5. 今後の展望
    • 質疑応答

第4部. 次世代がん免疫療法開発のためのバイオマーカーの探索

(2016年10月14日 15:45〜17:15)

 最近、“第4のがん治療”としてがん免疫療法が注目されている。がん免疫療法を今後さらに発展させるためには、治療効果や有害事象を予測するためのバイオマーカーの探索が重要である。
 本講演ではこれまで報告されてきたバイオマーカーについて概説するとともに、今後の課題について討論したい。

  1. 最近のがん免疫療法臨床成績の概略
  2. 免疫チェックポイント阻害剤のバイオマーカー
    1. PD-L1発現
    2. 遺伝子変異数
    3. 腫瘍内T細胞浸潤
    4. Microbiota
    5. その他
  3. がんワクチンのバイオマーカー
    1. 炎症性因子
    2. 抑制性免疫細胞
    3. 遺伝子多形 (Vaccine genomics)
  4. 今後の展望
    1. Liquid biopsyによるバイオマーカー探索
    2. バイオマーカーを指標とした複合型免疫療法の開発
    • 質疑応答

講師

  • 村岡 大輔
    静岡県立大学 大学院 薬学研究院 創薬探索センター
  • 瀬谷 司
    北海道大学 医学研究科 免疫学分野
    教授
  • 原田 直純
    三重大学 複合的がん免疫療法研究センター
    講師
  • 笹田 哲朗
    神奈川県立がんセンター 臨床研究所 がん免疫療法研究開発学部
    部長

会場

株式会社 技術情報協会
東京都 品川区 西五反田2-29-5 日幸五反田ビル8F
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主催

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